合歓の木に想う。

毎年この時期になると”合歓の木”の話題を投稿しています。
去年はうっかりしていて最盛期が終わってから花の咲いている事に気が付きました。
と、言うのも家の裏にひっそりと咲いているので意識的に見に行かない限り合歓の
木の存在すら忘れてしまうからです。
もともと、小鳥か何かが種を運んできたのが何時のまにか３m程にまで成長したよ
うですが、毎年放っておいても実に見事な花を咲かせてくれます。
前庭のもっと目立つ所に植え替えようかと考えた事もありますが、生えている場所
がゴツゴツした所なので植木やさんにでも頼んで相当大がかりな作業をしてもらわ
ないと移植できないような感じです。
それにしても「合歓の木」というノスタルジックな響きとあの不思議な花の形を見
ていると何ともホッとした気持ちになれますね。
毎年、何気なく過ぎていく月日の中で大した刺激もなくただ漫然とした毎日を送っ
てしまいがちですが、何時もの時期に何時もの場所でいつもの様に咲いている花々
を見ると"時間は確実に流れているんだな～"と、つくづく感じてしまいます。
あと何回くらい合歓の木の花を見られるか神のみぞ知るって所なんでしょうが、だ
からこそ一日一日を大切に過ごさなくてはとつくづく感じてしまいますね。