ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

アカハラ釣りで悩む

2016-05-11 17:01:18 | 釣り
大物アカハラを仕留めるのは、非常に難しい。針で刺さりの良いのは、ご存知「白狐」(下の写真)。白狐13号は、ご覧のように、丸セイゴ針16号に近いサイズだ。違うのは、針の厚みというか、太さ。本当に大物が着いた時にはこの針の厚みの違いが分かる。



留萌海岸の小平蘂川と古丹別川の河口近くの砂浜、ここは渚線が駆け上がりのように結構深い。ごんごん刺さって行って暴れている間に白狐13号が折れたり曲がって逃がしたりした残念な思い出がある。その後、50オーバーのアカハラが見込める砂場では、白狐は使わなくなった。

針を結ぶハリスは、柔らかくて、少し伸びる方が違和感が少ないだろうと、ナイロンの6号を選んでいる。ゴロ針は、フカセ15号で硬い部分に掛けるが、ゴロの本体に刺し込む丸セイゴの針数は、何本が妥当なのか、考えている。市販のイカゴロのサイズが最近、小さくなったのも一因である。

アカハラは、ご存知、鮒と同じ鯉科の魚。習性でエサを吸い込む。硬い糸は、吸い込まれても口の中についてゆきずらいのではないか、短くても、あ~引っ張られる、と感じるンじゃないか。だから、竿も、錘負荷25号以下が使われている。5-530、と25-425で勝負させてみようか。アカハラ釣りで悩んでいる。45以上が何本釣れるか。仕掛けを造りだしたところ、クックが入ってきました。ネコは釣りたくないので一時中止。


春のアカハラ

2016-05-10 20:49:59 | 釣り
GWの釣り会の釣果は芳しからず。2週間後の挑戦になるわが方としては、十分参考になる話でしたが、一つ気に留めておかねばならないのが、いつもの春の情報で持ち上がってくる「アカハラがいない」という話。

アカハラは、川が凍っているときには、中流や上流にいて過ごしています。石狩川川筋に住む遠縁のものは、冬のタンパク源として石狩川に穴を掘って釣っていた。3枚に卸して刺身にして、ザルに入れて熱湯をかけ、すぐさま、氷の入った冷たい水に入れて食べていた。私は、この湯通ししたアカハラの身を酢味噌和えにして食べた。冬の間、アカハラは川の中にいる。

氷が融け始めると、川を下る。川を下ってきたばかりのアカハラは、刺身に絶品という人が居た。ボウリングが盛んな頃、よく聞いた。円山のボウリング仲間のSさんは、凍てつく道路を走って尻別川河口まで何度も釣りに通っていた。50cm級を釣っていた。春先に、アカハラは川を下るという事実。



この下ってきたアカハラを、瀬棚新港傍に流れている最内川河口近くの岸から私は釣る積り。ここで釣れるアカハラの多くは、2キロほど左の利別川河口から回遊してきたアカハラである。アカハラは、しばらくの間、身体を塩分の多い海水に慣らす為に、川と海の水の交じり合う汽水域で身体の細胞膜のナトリウム・カリウムポンプ(別名Na-K-ATPase)を馴化(じゅんか)させる。そのために河口近くでうろうろする。期間はよく分からない。GWに島牧では、30センチ台、瀬棚では、それより大きいアカハラが2-3匹上がったという。いることは、いる。今晩から真剣に針を結ぶことにした。F谷名人の立つ、歩く両天秤(写真上)。にゴロ仕掛けの針を付ける。

平岡梅林真っ盛り

2016-05-09 15:28:32 | 釣り
新聞に掲載されたせいか、平岡公園に近づくにつれ、車は遅々として進みません。第一駐車場に続き、第二駐車場も満杯。岡の下の芝生状態の臨時駐車場に向かいました。ここ二三日が盛りですよ。順不同で梅林公園の中のスナップを載せていきます。写っていたお方、本当に、ごめんなさい。新聞に載った後の野次馬で出かけました。案の定、大混雑に遭遇しました。



何年振りという素晴らしい梅の満開に遭遇できて幸せでした。3回来ていますが、初めての絶景でした。第一駐車場は、梅林へのアプローチがいいですね。第二はすぐに梅林でアクセスは最高です。第三と言われる臨時駐車場は、写真上のように少し傾斜の強い林道を昇らねばなりません。足腰の不自由な方や、車椅子の方は第二がお勧めです。事情を話して何とかして貰って下さい。





カミさんは、足腰弱ってきていますが、昨年のGWに手をつないで登った琵琶湖傍の賤が岳とは違って距離が短いのでハーハー言ってましたが、第三、昇れました。第三昇ったなら昇った価値のある風景が眼前に飛び込んできます(写真上の1枚目の白梅が多い)。上の写真の2枚目のように梅林の中に入ると、どちらを見渡しても同じ景色です。釣り場での移動と同じように、道に迷わない用心で、同じ道を引き返しましょう。シートは持参のこと。うどん、そば、焼きそばなどの軽食があります。飲料は自販機があります。



方向オンチのカミさんは、迷子が心配なので、ベンチで休んで貰い、梅林の饅頭やうどんを買いに走りました。これも、釣りのためのコマセですよ、ご同輩。女性のトイレは、和式ですので、足腰の弱い方は、梅林に入る前に用を足しておいた方が良かろうと思います。脱水症予防の為に水分の摂取は忘れずにお願いしますよ。饅頭を食べて、1時間位ぶらついて帰宅しました。




コメント (2)

さあ日常に戻ろう

2016-05-08 14:51:38 | 釣り
下の写真は、昨日積丹の岬にある漁港から送られてきたホッケの姿です。クリニックのスタッフIさん夫妻の釣果です。美味しそうなホッケの姿に引き寄せられて行こうか、と外に出てみると凄い風、残念。出かけるのを止しました。



ご主人の肩の脱臼の後遺症が、釣っているうちに治ったといいますから、釣りの効用は大きいですね。知り合いの釣果ですが、使わなくなってゆずった私の竿とリールで釣れたというので、自分の釣果のように喜んでおります。



GWのルーチンの一つは、花の苗の買い出しと移植です。花を移植する場所が少なくなった今年は、例年の半分以下にしました。気温が上昇してきましたので、早速花とトマトをホームセンターから購入してきました。風が強いから、今日はやめたら、と忠告したのですが、カミさんは、移植を強行しました。案の定、上の写真に見えるかな、奥の1本は、強風で根本が折れました。復元するか、カミさんは、土を被せていました。



花と戯れていると、カミさんは気が晴れるでしょうから、良しとします。機嫌が良くなったので、私は、釣りの準備を少し始めました。上の写真の右方半分は、借地ですが、放置していてもチユーリップは、咲きました。使っていた竿にホッケが来て、使っていた土地に花が咲き、GWが過ぎたよと告げていますから、日常に戻りましょう。

晴耕(釣り)雨読の重い腰

2016-05-07 14:48:48 | 釣り
晴れには釣りと言いながら、行けません。晴れたかと思って御腰を上げると、玄関を出ると雨がポツリ。止めた!やはり、釣りバスで強引に連れて行って貰わないと重い腰は上がりません。やみいさんと重い石を掘り起こした後に、移植したアスパラ。再度の引越しにも負けずに太い芽(3本見えると思います)を出してきました。私が精魂込めて手を加えているからよ、とカミさんがドヤ顔です。



重装備で、行くまでもない、という気持ちが抑制的に働いているからでしょう。まだ引越しの捗らない残務も残ったままですので、雨には、本だけは読んでおります。雑誌の文春に載っている芥川賞の受賞作「異類婚姻譚」(本谷有希子)、「死んでいない者」(滝口悠生)は、ちんたらしながら、読み終えました。



GWで帰って来た孫が、本屋大賞の受賞作(第二位「君の膵臓をたべたい」住野よる)をお土産代わりに持ってきました。先週、横浜から、「かぼちゃ切ってたら、指を切っちゃった~、血が止まらない。どうしたら良いの、ばあちゃんに、切った指の付け根を輪ゴムで巻いて、きれいなガーゼで巻いて、当番病院に行きなさいと、電話で話した、孫です(男)。本屋大賞の方は、一気に読み終えました。釣り三昧ではなく読書三昧のGWでした。住野よるは、男?女?

どうして、親のところより先にジイのところに電話が来たか?私が医師だからではなく、バーちゃんが、指を3回も切っている経験者なので適切な意見が聞けるからだという。血が止まって放置しておくと、血行障害が起こるから。ゴムは、外しなと追っかけ電話をしたのだった。結局病院に行かずに治ったというのを見とどけた。

GW終わったな

2016-05-06 15:54:28 | 釣り
GW,待っている間は、カミさんのリードで欲張りな計画を立てたんですが、実際に始まってみると、何もしていなかった。ただ家で休養していただけのロングホリデイでした。高貴なところの今日の公開に公募したのですが、外れでした。GW終わったな。



何かのせいにしてしまう都合の良い私ですが、例年通りの天候不順のせいにします。2年前のGWと昨年の秋の連休に泊まった小平川口に面した宿から写したのが上の写真。毎年のように留萌まで、カミさんを同伴して遠征するのですが、奇妙に低気圧にぶつかります。



釣った魚をクーラーに入れて帰ったことは無いですね。大抵は、留萌の干物や増毛の漁港近くのE藤水産の魚達が代わりにクーラーに入っています。釣りの方は、エサとコマセを撒いて養殖に行ったようなものでした。寿司屋さんも昔の味に巡り会わないで帰ってきました。上の写真は、2013年の5月3日、雨の中でも、竿だけは出しました。増毛漁港内。



写真上は、2014年のGW5月5日、妹の家の近くの釣り突堤です。今年は、妹の家に、行かず仕舞いでした。半日くらい竿を投げて遊んでいましたが、一度もアタリを見ることなしでした。あまりにも、GWシーズンの天候の悪さ加減に腹が立ちます。釣会なら、天候に不服が有っても、行っていたでしょうね。



青島で幻の滝に会えた

2016-05-05 15:06:49 | 釣り
北海道釣魚連盟副会長であった亡きKさんの、釣りの下見に竿を持って行くなという教訓を思い出し、身軽な格好で家を飛び出しました。昨年通った時に青島のバス停が無くなっていたのを知っておりましたので、厚田区の海岸を望来から古潭とゆっくりと車を走らせました。それらしい沢(写真下)を確認し、ようやくたどり着きました。





漁師の仕事小屋は、上の写真のように、廃墟のようでしたが、漁師が大きな音で音楽を流しながら、船上げ場の修理でコンクリートを混ぜていました(写真下)。専業漁師はみんな死んだ。家族は、近くの厚田や石狩、札幌に住んで、漁の始まる頃に、住んでた家に通って来るのさ、もうそろそろカレイとホッケだ。



ああ、幻の滝は、雪解け水や雨の後に出来る。夕べ雨が降ったから、流れてるんでないかい。と伺って、崖崩れの石の音が聞こえる岬を、恐る恐る、巡ると、写真下のように、か細い流れが崖を伝って落ちているのをみつけました。10回近く訪れているのですが、初めて水の落ちているのに出会えました。





滝の先、厚田の方角は、10年ほど前だったか、ブログで紹介したシロクマさんの聖地、青島の湾洞です(写真上)。浅い、跳び根の玉砂利浜です。
カレイ、ホッケ、ハゴトコ、アブ、カジカなど適当に釣れてのんびりと時間が過ごせます。写真下のように雪解け水で削られた大きな岩も落ちそうな、崖崩れし易い崖下の釣り場ですので、十分な注意が必要です。家族連れ、特に小さな子供さんには、危険です。写真下は、帰りの登り道です。駐車場はありません。厚田や古潭から渚を歩いて来ることができます。






晴れたら釣りは、いつに

2016-05-04 17:46:09 | 釣り
GW後半、今日から、やっと予定のない日々が続きます。晴れたら、勿論、釣りですが。晴れたら釣りは、いつ実現するんでしょうね。先ずは、まだ雪解け水が流れている厚田区青島の崖下に向かう予定でいます。フリーで釣行する時位は、ロマンでしょう。

幻の滝が見たいので、崖道を降りる為に、スパイクを打ちつけた長靴。竿は1本、リールをつけて棒刺しをストック代わりに持って降りようかなと思っています。ナップザックにペットボトルや救急袋を入れ、レジャーシート1枚も持って行きましょう。魚と自分のエサや塩イソメだけ。仕掛けは、カレイ狙いと言っても、青島でカレイを釣ったことは無いな~。

雨や風が強い時にどうするかは、その日の天気にかかっています。雨が降ったりやんだり、腹立たしい限りです。今日も、低気圧の成れの果てが、騒いでいます。冷たい雨に濡れて風邪を引きたくありません。

カミさん孝行で小金湯温泉に日帰りで行ってきました。玄関先まで並んでいました。男性は、入浴できるんですが、女性の脱衣ロッカーが満員なので、空くのを待っているのでした。女性が多いという巷説が、証明された感じがしましたが、女性用ロッカーが少ないんじゃない、とカミさん。風呂上りに昼食を摂るので、食事の座席待ちも、起こっておりました。回転すしのような名簿に名前と人数を書いてから、入浴しました、長湯ではありませんので。GWは、裏道の経路を知るとか、色んな知識が要ります。八剣山麓のアスパラは、露地栽培もので、まだ早かったようです。
コメント (2)

10年後の欲張りなGW

2016-05-03 22:46:55 | 釣り
10年前、我が家に1週間ホームステイしたG君が、シンガポールの両親と妹を同伴し無事に札幌に到着しました。彼は、シンガポールの大学を卒業した後に、日本で働きたいとの夢が叶い、昨年8月に瀬戸内に面した高校の英語教師に採用されました。1年間と短いので、年末年始や冬休みや、北海道を訪れるという休暇の計画を打診してきました。

今回、初めて家族と勤務先の休暇などの折り合いがついて北海道に来られるようになったのに、私の所に泊まって貰える事情ではなくなったのが残念でした。欲張りな彼ら一家のGWを記してみます。
彼の家族3人は、28日シンガポール出発、香港を経て千歳に到着。広島からのG君と合流し、レンタカーで登別温泉に向かい泊。



29日地獄谷を散策後、洞爺湖温泉に向かい、昭和新山見学、泊。30日函館に向かう。五稜郭公園で花見、泊。5月1日、市内見物、函館山に登り、泊。5月2日、小樽に向かう。市街や、運河界隈の見物、泊。3日、迎賓館見物後、札幌で10年前のホスト仲間Aさん、カミさん、息子のよめさん、私と合流、ランチ。食後、私の車の先導で、大倉山シャンツエでリフトで昇り降り。ジャンプのバーチャル体験で、お父さんとG君は144m飛びました。妹さん93m、よめさんは94mと皆喜んでおりました。イサム野口に興味が有るG君の希望で、夕やみ迫るモエレ沼に向かい、モエレ山の由来を知って驚いておりました。

心残りは有りましたが、ビール園のジンギスカンが食べたいというGさん一家と別れました。彼らは、明日は、富良野。5日は、美瑛。6日は旭川泊。7日に千歳でレンタカーを返却し、香港経由でシンガポールに帰国する予定です。別便で広島に向かうG君が、瀬戸内のタイ釣りが上達したと言っておりました。一緒に鯛釣りもいいですね。エサは貝を使っているようです。チヌかもですね。

私の守護神

2016-05-02 16:59:36 | 釣り
今朝、貼り替え、表替えを終えた障子と畳が運び込まれました。ゴザのある生活を1週間ほど続けました。仕事変われど、GW、皆、暦通りに働いていますね。畳屋さんの親方は、ほかのお客さんのところで、天気も良いので、畳の表替え、若者が足の不自由なベテランと一緒に、納めにやってきました。

親方が、丁寧に連絡事項を書いて説明したようで、和室の何を動かすと、障子が入れやすいかなども引き継がれていました。畳の入れ方の微妙なコツをベテランが教え込んでおりました。20年近く表替えをしていなかったのですが、立派な出来上がりで、気に入りました。留萌から身寄りのなくなった親戚縁者を含めて7人の骨壺を札幌に運び、墓を造りました。



仏壇を置くには、床の間が必要、自ずと畳の部屋がいいだろうとなったのです。床の間に、カミさんの弟や母親の形見を並べて小窓に障子を配したのは、娘夫婦の設計です(写真上)。カーテンを引くときに、勢い余ってカーテンの下の障子に指を突っ込んだりで、応急処置も碌にしないで無様な装いでしたが、見違えるようにきれいになりました。



障子が明るいカーテン替わりで防犯の意義もあるというのが、今回よく分かりました。クックは、新しい障子と畳に感じ、また、好奇心で障子の臭いを嗅ぎ私に「だめ!!」と言われて、借りてきたネコ状態になりました。昭和49年、40年前に内科から循環器内科に移った時に、臨床グループの仲間から、記念に戴いた釣りをする翁像は、私の守護神のようです。翁の背景の博多人形は、カミさんのお土産です。この配置は意味深です。