一寸下見に銭函へ

国道５号線を通る機会があり、天候も良いので、銭函のコマイ釣り場となる辺りを下見してきました。最近は、大きな低気圧が何度も北海道沿岸に襲来していますので、下見をしておくことがキモになります。

何人かから話を聞いていても、想像力不足なんでしょう、思っていた状況とずいぶんと異なっておりますので、現場に行ってがっくりくることがあります。

釣り場の現況を画像で伝えて呉れる情報源も少ないので、自分の足で確かめて来るのが一番と何処にでも出かけているのです。故人の河井名人が、「下見は、竿を持たないで」と言った意味をかみしております。今日、Ｍさんの車に載せて貰い、昼前に訪れた銭函駅前浜です。





殆ど、このブログの釣り場チャネルの日本海の釣り場の銭函と変わりがないようでした。この画面の上に雪が積もるんです。雪の中で、釣り座を設ける時に参考にしてください。そのうちに此処にコマイが來るでしょう。冷やかしに行って横に入れて貰うかもしれません。その時は、宜しくお願いします。駐車場は、少ないので注意してください。住民に迷惑を掛けないように、ゴミを出さないように。お願いします。

両用をやめよう

診察中は、中近両用のメガネをかけております。遠近両用眼鏡を以前に造ったのですが、階段の昇降に不便さを感じて、これをかけて釣りに行った時は危ないと思い使用しないようになりました。

遠近の場合には、焦点距離を５０ｃｍあたりにするらしいのですが、中近なら、遠視の焦点距離を７０ｃｍにしたようでした。淡水の釣りの場合にミミズを付けるのに不便は感ぜずに過ぎていました。近視の焦点距離は７ｍあたりにあって、竿先を見るに丁度良いようでした。

ところが、今日、この中近をかけて、ある健診に関わる８ページに及ぶ書類を読みながら、問診し、回答を書き込んでいました。次いで、健診業務を終えると、その時の健診用のパソコンの画面から、外来診療の電子カルテ画面にスイッチします。検査項目を入力したり、処方を入力していた際に、前の老眼の方が電子カルテの操作がやり易いと感じました。下の写真は、現在、使用中の私の眼鏡です。前の方から、中近、老眼、近眼鏡です。



年齢と共に、視能力が変化しているのでしょう。両用をやめてみようと考えました。自宅では、ＰＣ使用には、老眼鏡のみで苦労はないのです。カバンに眼鏡のケースを入れて置き、車の運転時には、近眼のみにしています。車から、釣りバスに乗る時には、老眼鏡をかけ、近視の眼鏡は、メガネのケースに入れて車に置いて置くことにします。私の近辺のものも、この際、釣り関係から兼用や両用の是非を再検討することにしてみます。

鰊を食べる

よちさんが釣ってきた鰊を昨日は、塩を少し振り掛け焼いて大根おろしを添えて食べました。まだ成熟していないのに水っぽくなく身が締まっていました。今朝は、昨夜みりんと醤油に浸けていたのを焼いてました。留萌に居た時、みりんに浸けて、すだれに干したのを食べていました。

残ったニシンは、腹と頭を取って、冷凍してあります。小骨を処理する為に、圧力釜で調理する予定です。鰊が好きで、時々、身欠き鰊を買ってきて、フキと一緒に煮たりしています。

留萌産の糠鰊の冷凍物をよく買ってきます。血圧で塩分制限していますので、ほんの口濁し程度にしています。ニシン漬けは、冬期間は、おいしいんですが、ぐっとこらえています。昨年から漬けるのを止めました。

この鰊は、何処から来たのでしょう？小樽で釣れるのは、石狩湾系で定住しているものも多いと言われていますが。春先取れていたのは、北海道サハリン系と言われていますが、昔のような群来（くき）は、きませんね。苫小牧の鰊は、厚岸系のように地域に留まっているものとも違うようですね。オホーツク海から、寒流に乗ってやってくるサハリン東系と言われるものなんでしょうか。桧山地方で放流しているのが、津軽海峡を白老や苫小牧の方に来た可能性も有りますね。

苫小牧のニシン

朝食後、のんびりしていると、釣りキチよちさんからの電話。苫小牧でニシンを沢山釣ったので、食べますか？大型と中型という。私はニシン場育ちですので、食べる～と即答しました。

首を長くして鰊の来るのを待っていました。その間。昨日から考えていたアップルパイを造ろうとなりました。おいしいリンゴを頂いたのがありました。こんなにおいしいリンゴなら、おいしいアップルパイが出来るだろうと考えたのです。

パイのきじ、パイシートは購入してありました。不足分の、ビート糖や、シナモン・パウダーも近くのスーパーから探してきました。ものの本に従って作業を開始。茹でた薄切りしたリンゴを焼きつかせないように私は、鍋の番人。いろいろあって、なんとかパイが出来上がり、孫たち、娘たちにおすそ分けして自信をつけたカミさんは、次のパイに挑戦するでしょう。



夕食は、ニシンと決めていました。よちさんから頂くとお礼もそこそこに、３０尾の全容の写真を撮る暇もなく、カミさんは、捌いて焼いていました。私が、５年前の術後、家で静養していた時、よちさんは、小樽で釣れた鰊を沢山持ってお見舞いに来てくれました。今度は、苫小牧で釣れた鰊を持って。どちらのニシンも、美味しかった。ありがとう、よちさん。

勉強不足

久し振りの学会や研修会で、知らないことが多く、勉強不足を思い知りました。高齢になろうが、臨床から少し疎くなっているのをいいことに、釣りにうつつをぬかしてばかりでは、お粗末な釣り人になる。本業をきちんと修めなさい。と不勉強の身を叱っていました。

医療事故の問題についての弁護士の特別講演を別室でテレビで聞いておりました。患者さんの家族に対する説明の丁寧さの不足が紛争になった場合に、大きく影響している、という話は、昔から続いているテーマです。

いつも、違う先生に同じ質問される、と私に愚痴を言った患者さんがおりました。病院のシステムや合理化の追求で、冷たい対応のところもでております。私は、幸運にも、定期的に通院している開業医のところも、大学の勤務医の外来にも、術前後５年は代っておりません。化学療法担当の医師とは、早く卒業しなければ、と周りの医師にも言われました。

若い数人の研修医の発表を聞き、プレゼンテーション能力の素晴らしさを惚れ惚れして聞いていました。しかし、大事なことは、相手の胸中を思いやる誠意、熱意が患者には伝わるものです。誠意ある医師と信頼されるように成長してくれることを祈念しておりました。

明日は、お勉強

明日の午前は循環器学会。午後は、消化器内科の研修会。発表者は、若い研修医が多いので、非常に楽しみです。どのように、悪戦苦闘したのかわくわくしながら見聞きしてきます。

循環器も消化器も関わりあった分野ですので、新しい知識も入力してきます。夜は、勉強会の為に道内各地から集まってきた内科医が参加しやすいように配慮した同門の忘年会になります。私が定期的に再来に通っているのを、診てくれている医師や、がんのフォローをしてくれている医師も参加します。

いつも相談している先輩。受診者の入院や検査でお世話になっている医師にも会いますので。直接お礼も言えますし、いろいろと話ができます。忘年会と言うより内容が・・と懇親会と名前が変わったようです。釣りの仲間はもちろん、同期生にも会いますので、楽しみにしております。

教科書の出版社から、私が共同執筆者と苦心した分担執筆の部分について、「ご執筆いただきました図表を、シリーズを改めますので、再使用させていただきたく、転載をご許可賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます」と、いう丁重なお願いの手紙が郵送されてきました。名前は残りませんが、教科書の中に図表は残りますので、快諾しました。

冬だからこそ筋トレ

今朝は、久しぶりの勤務。急に寒い冬になってきました。カミさんは留守。冷たい水を使い、朝食の準備をするのはよして、コンビニおにぎりで済ませることにして、コーヒーをのんで身体が温まってきてから、車でクリニックに向かいました。

８時から外勤です。健診を受けるのが非常に慣れている受診者ばかりで、スムースに昼前に仕事は終えました。釣り具を整理していて診察用の院内靴を２足買って在るのを見つけました。今まで、全身白ずくめで統一しておりましたが、新品の皮靴を見つけて、この冬はこの靴で過ごそうと決めました。

寒がりの私は、小樽の病院で冬を過ごした時のように、防寒用の靴下を履いてこの靴を履いていると、足の冷たさを感じないで、冬を快適に過ごすことが出来るだろうと思ったのです。昼からは、外来と午前の受診者の胸部エックス線のデジタル画像を診ているフロアーとの間の階段を何度も昇り降りしていました。

体重をかけて階段を昇降している間に靴が段々となじんで来ました。靴下、靴とここまで来て、はたと、下肢の筋力を冬の間、鍛えようと発想が跳んで行きました。リュックを背負って歩きずらい平磯や平盤を自信をもって歩き回れる下肢の筋力をつけるんだ。と決めました。釣りのできない季節の今こそ、釣りのための絶好の筋トレの時期。色んな方法の中から、何が私に合っているか、見学してきます。

釣り以外でゆったりと過ごす日

居間の片隅にある小さな机。寝っころがるソファの傍にあり、重宝にしています。思い出したようにスクラップした釣りデーターを入力したり、疲れたなら、ソファでくつろぐか、篭に入れて用意してある小物たちを材料に、針結びをするか、仕掛け造りなどをしています。

机に向かう時は、ＷＥＢからの情報収集が主ですが。Ｍ３などからの超高価ながん治療薬に触れた「医学が進歩すると国がつぶれる」という口演など、医学的な最新知識の確認や日々更新しているブログの内容に関わる事項などの検索にあてています。



カミさんが、腰痛の湯治に義妹と１泊の温泉旅行にでかけましたので、バスの出発場所まで送って行き、その後は、ゆったりと過ごす日。釣り以外に目を向けるようにしています。案内状を頂いていた絵画展に出かけました。開催期間の間に一緒に来れる日が無いので、独りで観に来ました。展示している絵画を描いた二人の画家に遭うことが出来ました。長い付き合いのある主宰者の一人Ｙさん（写真上の右）とは、久しぶりの再会。明るい画風に変わってきました（写真下）。



もう一人は、積丹半島の美国の岬と船揚げ場の絵を描いていたＣ先生（上の写真左、Ｃさんの絵の1枚がＹさんの後ろに見える花を描いたものです）。何と、Ｃさんが描いたのは、今年の医釣会創立５０周年の釣り会で会長の釣童先生が病院のスタッフと一緒に入漁した釣り場なのです。Ｃさんは、釣童さんの先輩なのです。このような、偶然があるのですね。また、Ｃさんの奥さんが描かれた水彩画、これが素晴らしい絵でした。機会が有ったなら、絵を描きたいといつも言っているカミさんが一緒に来たなら興奮したでしょう。国境なき医師団に入っている同期の脳外科医Ｉ先生のポーランドを描いた油彩（写真下）には、タッチの凄さに感動していました。外は涙が出るほど寒かったのですが、熱いものにあふれて駐車場に向かっていました。

地震と釣り

朝の地震と津波警報にはびっくりしました。それが、東北大震災の余震というので、被災地の方たちはさぞ驚かれたこととご同情申し上げます。いま、受験の為に同居しているうちの孫たちも原発の爆発の際には、山形から一時避難してきました。私は、釣りをしている時に、体感地震を数度経験しました。写真下は、今年の笛舞港右浜



日高笛舞では、２０年ほど前のことでよく覚えておりませんが、友人と車で出かけた時。防波堤で釣りをしていた時でした。強い地震を体感し、慌てていましたが、何も持たずに、兎に角逃げようと、二人で国道を越えて高台まで走りました。カーラジオで津波の心配はなくなりました。というのを聞いて、釣り具を回収し、釣りどころではないと、札幌に向かいました。



東井寒台と浦河の間のテトラとテトラの間で釣っていた時には、地震は弱かったのですが、津波注意報がでて、釣り具を回収して車に戻りました。１０年以上経っていると思いますが、留萌海岸の大トドと鬼鹿の間の堰堤（上の写真は記事内容と無関係の時期に撮影したものです）で留萌の釣り天狗さんや三平さんとキャンプをして徹夜で釣っていた時に、カーラジオでチリからハワイに向かう津波が発生したというので、日本海沿岸ですが、津波のことだから、宗谷海峡か津軽海峡を回ってこちらにもくるかもしれないと、夜中にテントや釣り具を撤収し、大トドだったかの山奥の高台に避難しました。今では、大袈裟！！、と笑われるでしょう。

次いで室蘭。遠投はできませんが、黒ガシラの大物狙いに何度も挑戦しました。その時代に知り合ったのが投げ釣り王の仲間です。まだ雪の残っていた東輪西のある岸壁でバッテリーが上がり助けて呉れた方から、こんな車で室蘭まで来るなよ、と指導されてから今までに車を３度換えて１０回以上攻めていますので１０年以上前だったと思います。残念ながらまだクロの大物釣っていません。地震を体感、津波注意報が解除されて竿を上げたところ、道糸にヘドロが満艦色の旗のようにびっしり着いていました。タオルで道糸を巻いてゆっくり巻き上げては、塩イソメを付けて投げていました。あほですね。またヘドロがついて、地震の後遺症は続いていたのでしょう。良い子は真似をしないでさっさと家にかえりましょう。室蘭では、二度地震に遭遇。同じヘドロのついた道糸をあげています。結論、地震がきたら、何も持たずにさっさと逃げる。

釣り具に消臭剤、防錆剤

お二階さん方も整理整頓を始めました。私も、年賀はがきの宛名印刷が半分ほど片付きましたので、釣り具の整理を済ませようと皆の居ぬ間に、クックの遊び相手をしながら、狭い納戸の中に、肩身狭そうに住んでいる胴付き長靴、大小のクーラー、大小のバッカンなどに先ず消臭剤を噴霧しました。

次いで、金目のものは、防錆剤を噴霧しました。はじめは面白がっていたクックも消臭剤の噴霧に弱く逃げて行きました。竿の金具部分や、竿立ての繋ぎ部分などに防錆剤を噴霧していました。昼飯が利いてきて、眠くなりましたので、一眠りします。



明日は、代休日ですので、休みが1週間続きます。WEBでの講演がある時には、専門に関係なくPCから見聞しております。今日かと思っていたのが、月曜違いで、来週でした。夕方、カミさんが熱っぽいので、夕食のお手伝い、と言っても、アシスタント。言われたことしか、やっていませんでした。



久し振りに、夕食のおかずを、婿さんに持参しました。留守番のネコの不知火：通称シラが元気にしているか、昨夜遅く娘が、車で出かけていますので、部屋は暖かいか、も見てきました。去年よりも体重が倍増のようです。