ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

石狩川下流域での釣り

2013-08-31 13:06:22 | 釣り
台風が熱帯性低気圧になって日本海沿岸に沿って北上しています。9月1日は、その影響が北海道に及んで来ます。交綸会の今年最後の淡水大会は、明日の午前5時から午後3時の間に開催されます。丁度雨の強い時間帯になります。
下の写真:バラト大橋の下は川岸が冠水しています。流れてきた大きな藻の塊も貯まっています。


バラト界隈の雨量よりも、上流の雨量が集合して石狩川下流に向かってきますので、気が気ではありません。洪水を起こすほどの水位の上昇なら当然釣り会は中止でしょうが、釣りの準備をする土曜の日中は油断させるように温暖な気候です。下の写真は、計量と審査を行うガトキン前の川岸、冠水すれすれです。

実施の場合に備えて、最も危険のない釣り座は何処かを探ってみました。月沼は下の写真のように、川岸は高水位です。しかし止めまでは冠水していません。編集している間に雲行きは怪しくなってきました。


生振大橋の左右の岸辺は高水位で場所によっては釣り座が水没しています。これから、雨風が強まって来るのでしょうから、敢えて強行するよりも皆の意見を聞いて事情が許すならば、日延べする手もありますね。今回の審査長として情報を取ってきましたので供覧しました。31日午前10時より11時の間のバラト一円の状況を示しました。
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耳栓

2013-08-30 18:22:09 | 釣り
今日会った同期の二人は、昔のジャン友。ともに耳栓の補聴器で会話をするようになっていた。奇妙に悪口や噂話は良く聞こえているらしい。カミさんも医師から補聴器を進められているのだが、頑固に拒否している。普通の音量では話が通じないので大声で聞くと、けんか腰に反応し不機嫌になる。傍で聞いている娘はまた喧嘩が始まったとあわてて帰ってしまう。

釣りバスの中に耳に栓をするようにイヤホーンを挿入している釣り人が多くなってきた。バスの中は、ご存知のように大人の遠足になってしまい、お酒を回しながらの宴会バス化している。それが煩くて騒々しく感じるものが多くなってきたのだろう。

中には大声で釣り場についての私見を述べるものがいて、聞くものを惑わせる輩もいる。私も入漁する予定の場所について、悪い情報を聞いたあとでも逆らってその場所に入る気がしなくなることもある。そういう経験をして、集中する為に、その意見が聞きたくないと耳をふさぐものもいる。因果な職業に就いているので、寝不足気味の時にはバスの中で眠っていきたい時もある。釣りバスには、そのようなものに同情する玉は同乗していない。

私は、音楽や野球の中継をトランジスタラジオで聞いたり、テープを聞いたことがあったが、煩わしくて一度でやめた。耳に入って来る危険を知らせる情報を絶つことにもなると感じて、耳栓はしないことにしている。しかし、地震や津波情報をとるのに、ラジオは常に持参している。
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終活

2013-08-29 21:46:01 | 釣り
同窓会は、「住所録」と「各期便り」を1年交代で編纂するが、今年は「各期便り」の番である。大学生活が長かったので、幹事として卒後50年近く継続して原稿集めに奔走している。

3分の2は、メールのやり取りが出来る状態にあるのだが、期限を設けていても律儀に近況を綴って呉れるものは少ない。編集部から催促の届いた昨日、家人にも注目を引くように、ファックスで原稿の催促を行った。流石に慌ててメールやファックスで20名近くから便りが届いた。

80名の同期生のうち、10数名は故人となり、数名は療養中。「同期便り」をまとめる度ごとに一人二人と抜けていく。勤務医は、リタイヤ組が増えているが、開業を続けているものもそろそろやめようかなとの心境を寄せている。

病気を披瀝したり、手術の傷跡を自慢していた時代は終わって、ターミナルに近づいて、自己の身辺整理をする「終活」の期限が迫ってきた。「私の遺言」というのを募集していたが、縁起が悪いのか、原稿の集まりがさっぱりで、催促もやめた。数名いた釣り仲間で、現役なのは私一人になった。明日は、長い間ケアした奥様に先立たれた友人に会いに行く日だ。


畑の肥やしに使うのかい

2013-08-28 13:03:19 | 釣り
毎週のように、ミミズを10箱、8箱とか5箱以上買っているのにあきれていた西岡のエサ問屋のカミさんが、「今度も畑の肥やしにするんでしょう」と揶揄する。とっつきの良くなかったおかみさんもミミズの取り持つ縁でおしゃべりが弾むようになった。携帯で茄子を漬ける紺色の色素でイカを染めているのを写したのだが、保存されていないかった。平もののエサに使っている方が大量買っていくというので写したんだが・・。

ご存知のように、暑い時のミミズはあたり外れが多いので、例年より多めに購入している。この問屋では、国内のほかに、中国から仕入れている。その中国も極暑でミミズの生産が低下しているという。人間と同じでおそるおそるエサに近ずくフナや猛然と吸いこんでくるのやらさまざまである。生きのいいのや、動かなくなったのやら、タンパクのエサとして使っている。

私が投げ釣りで釣っているフナはマブナとヘラの混じったマブナが対象である。エサとりが下手なのだが幹糸から遠い長めのハリスの方がアタリがいいようである。これは、あくまでも印象で信じようが信じまいが責任は持てない。大物は針にかかると何とか逃げようとハリスがよれよれになるようにねじれてしまう。そうなると、仕掛けを換えている。

エサをケチると釣れないのは釣りの鉄則で、余る位で丁度いい。ウグイでもフナでも養殖しているように沢山のミミズをかけている。竿を3本投げて、合間に1ケや2ケの仕掛けにミミズをかけている。手返し良く磯の投げ釣りでも同じである。フナを外してミミズを刺すとどれだけ時間を無駄にすることか・・。

涼しくなりましたね

2013-08-27 15:00:07 | 釣り
「涼しくなりましたね」が挨拶代わりの気候になりました。
寝苦しい夜も終わり、朝晩にシャワーを浴びる必要もなくなりました。暑がりでもあり寒がりでもある私は、明け方の寒さ対策に足元に毛布を用意して寝ることにしました。

釣りの最中、例年なら明け方に蚊やブヨに攻められていましたが、今年は、虫が少なくなって奇異な感じがします。夜間に車を走らせてもガラスに虫がつくことも減りました。時期を違えてこれから出て来るんでしょうか。

昨日は、久しぶりに好天に恵まれて、雨で濡れた合羽や、釣りの着衣などの洗濯物を干しました。淡水釣りに使用した一部アイテムの後片付けもしました。鯉用のリール、仕掛けなどを例年保存している場所に格納しました。

フナ用のアイテムは、まだ片付けていません。今週末の交綸会例会は、今年最後の淡水大会とあって、淡水好きなゲストが会員よりも多く参加する予定です。ミミズの入手が厳しい年でした。生産地中国が猛暑で輸入が困難だったせいでしょう。もちの良い太いミミズを例年より頻回使い、冷蔵庫保存した年でもありました。

案ずるよりも釣るが易し

2013-08-26 14:14:51 | 釣り
昨日の淡水釣り大会には、がん術後の釣り人が数名参加しておりました。私を含めて、雨模様で潮位が高くなっている上に、遠くの雷鳴を聞いて競技前には、皆不安を口に出しておりました。家にいると不安が強くなるので、皆の顔を見に来たとも言う方もいましたが、結局釣りを貫徹し、全員入賞を果たしていました。

釣りキチには、釣りをするのが一番の妙薬ですね。健康な時には滅多に考えることもなかったことですが、一度病床に寝てみると、心が弱くなっていて、無事に釣りから帰ってこれるんだろうか、と不安がよぎるものです。釣りを終えると、雨の中でも笑顔で、口を揃えて自信が出て来た、強くなれた、との言葉を発していました。私も、夜中に家を出る時には、足取りも重く、中止になってくれるといいのに、と思っていました。

日本の消化器外科の学会で、「開腹手術と腹腔鏡手術の大腸がんの術後の調査」が発表されました。私と知り合いの釣り人も、腹腔鏡手術を受けた数の中に入っています。

対象は進行大腸癌の1057人。盲腸、上行結腸、S状結腸、直腸S状部の癌で、他臓器浸潤を除くT3、T4を含む。年齢は20-75歳。患者を無作為に開腹手術群の528人、腹腔鏡下手術群529人に割り付けた。治療の結果、平均の手術時間は開腹が159分、腹腔鏡が211分と腹腔鏡が1時間長かった。傷の長さは開腹が19.5cm、腹腔鏡が5.5cmだった。術後出血と輸血は両群間で差はなかった。
 術後経過として、排ガスまでの日数は開腹は2-3日、腹腔鏡は1-2日で腹腔鏡が有意に短かった。同様に術後5日後の鎮痛薬も腹腔鏡が少なかった。術後合併症グレード2、3については、両群間に差はなかった。創関連合併症は腹腔鏡が少なかった。今後、最終報告で両者の死亡率の差が報告される見通し。「腹腔鏡下の手術が標準治療に向かっていく結果」と評価している。

再発や転移、死亡率の差異がどうなるか、が気になります。


第60回全道淡水大会

2013-08-25 16:28:09 | 釣り
第60回の記念すべき大会であり、まだ時差ボケの真っただ中で体調万全と言えない状態でしたが、参加しました。釣りをするとぐっすり眠れるであろうと無理はせずにの釣りに徹しました。竿は、サーフリーダーを使いました。竿の傍にはタモを常に置いていました。

雨で増水していますので危険を避けるべく釣り座の高いマクンベツに入漁しました。デジカメを忘れ、携帯で撮ったものですので我慢して下さい。天秤の下に吸い込みを配置したのですが、天秤の針をのされたり、ハリスがちぎれたりで折角の鯉を逃がしました。ねじれないハリスで短めが大事かもですね。


上の写真は、私の左右です。海洋少年団の訓練や、若者の水上スキーなどで賑わいます。冬はワカサギ釣りの名場所です。この大会は、いつも気象状況などの影響を受けます。今回も参加者108名のうち67名がボーズという例年通りの不漁でした。私は、小鮒2尾で20位以内に入りました。



上の写真は、上位入賞者。前列左は優勝者の手稲支部澤崎さん、何と三連覇です。今度同じ場所で釣ってみたいですね。中央は準優勝の南支部長尾さん、右は3位の西支部小野さん。後列左は、南帯広支部長の西東さん、いつも遠い所からのご参加有り難うございます。ご一緒された中村副会長も入賞です。5位は仲間の中央支部三崎さん。下に身長賞と魚種別身長賞を掲載しました。

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スペインの芸術

2013-08-24 11:42:26 | 釣り
スペインの歴史に大きく影響した宗教の変遷は、多くの教会や宮殿をみると当時が偲べます。10世紀前よりのものが安泰で残っているのは、運よくスペインのあるイベリヤ半島に地震が無かったことが大きいと思います。しかし、スペインを縦断してみて、砂漠化が進んでいるのが心配です。

こつこつ貯蓄をしておいても、次から次に侵略された長い歴史から、短期的に貯めておいたお金を夏の避暑に使っています。フランスに似ています。マドリッドの市内の広場の銅像ですが、夢を追う者(ドンキホーテ)、現実をみてブレーキをかけるもの(サンチョパンサ)はいつの世にもいたのでしょう。

プラド美術館を午前中たっぷりと観て、今まで世界のあちらこちらの美術館や博物館ではスルーしていた宗教画あるいは宮殿画を見直すきっかけが生まれました。現地のガイドの情熱的な解説によるものです。重いガイドブックを買いました。プラドには、ゴヤの一生を物語る絵が沢山集められていました。貧困や疾病による悲惨な絵を描いた「黒の時代」にある「わが子を喰らう・・」は、恐怖でしたが、80歳を過ぎて恋をした若い女性を描いた絵に救われました。

摂氏40度前後の中を、熱中症にならないように、日傘を持ち、首から水をぶらさげ、イヤホーンガイド、デジカメをたすき掛けにして、ジーンズ姿にスニーカーを履き、釣り用チョッキに貴重品を携帯して歩いていました。相合傘の相手はピカソ。ピカソの実家前でのスナップ写真、痩せて心配だとの声に元気なところをお見せしました。明日の早暁の釣りは雨模様ですね。

認知機能と運転経歴証明書

2013-08-23 18:48:59 | 釣り
午前中は近医の通院日。
定期薬を頂き、赤血球は440万を超えているますが、ヘモグロビンが中々増えない、血清鉄も低い、ということで術前に服用したことのある鉄剤をのむことになりました。スペイン旅行をしてみて、ツアー客に行進の足取りで後れを取ってるな、と感じていました。

鉄剤は今までの薬と相互作用をきたす場合があります。鉄の吸収を進めて呉れるビタミンCは出して貰いました。鉄剤とキレートという吸収抑制作用を起こす抗便秘薬のマグネシウム剤は夜のむことにしました。今までの薬と鉄剤を朝のむことで、マグネシウムの服用との間に時間をあけて、吸収に関わる相互作用を減らす工夫をしたのです。

午後、75歳以上の高齢者運転講習会に行ってきました。1時半から5時までかかりました。
高速道路は勿論のこと、一般道でも、後部座席のシートベルト着用が義務化されているのはご存知だと思います。しかし、カミさんのようにほとんど運転せずに身分証明書代わりに使っている場合には、免許の切れない期限内に免許試験場に行くなり、警察署に行くなりして従来の免許証を返納し、代わりに「運転経歴証明書」が発行されることを知りました。免許証と同じカードサイズで千円かかりますし、印鑑は必要です。死ぬまで有効ですが、返納後は運転出来ません、運転すると無免許運転で罰せられます。

70歳以上の高齢者講習は、いつもの、適性検査や視力の検査などが行われますが、75歳以上の場合には「認知機能」を調べる試験が30分ほど行われ、採点されます。この成績は、警察署に報告され、事故を起こした時の参考資料にされます。内容を公開しますとこの講習会の価値が下がりますので、75歳以上の方は、覚悟して行かれるといいでしょう。運転の実地試験も行われます。時差ぼけや徹夜の釣りの翌日のように眠い時には、冴えない結果になるでしょう。認知機能検査の結果に基づいて行う講習を終了した者である。という高齢者講習終了証明書をいただきホットして帰ってきました。

毛の黒くなったのを

2013-08-22 19:31:43 | 釣り
みみず、トーキビにいそめ。何だと思います?
今週使う身エサです。
故和八さんから頂いたステンレス線製で十文字両天秤に中通し錘の13号か15号をつけたものに、吸い込み仕掛けの9号か10号をつけています。「にぎるだけ」を多く入れたコマセをよく握り、4本の糸つき針でダンゴに押さえて、長い糸についた針に身エサを付けます。両天秤部分にも身エサを付けます。

ミミズは、中ぐらいの大きさのものと、太いみみずを早めに購入し冷蔵庫内で保存します。この時期、良いミミズにアタリませんから、見つけたなら、早めに買っておくのです。温度が低いと死にますし、高いと箱から逃げ出しますので、家人に気が付かれないように飼いましょう。

トーキビのおいしいのにあたった時に、頭の方の大きい実をむいて腐らないように密封して冷蔵庫の中で保存します。トーキビは、知る人は知る見分け方、知り合いが奥さんに教えていました。「人間でも同じだよ、毛の黒くなったのが成熟した印だ」、を選びます。トーキビは吸い込みの針につけます。

イソメは、この全道大会の最適な万能エサです。鯉は勿論、アカハラやウグイの好物です。フナの大物も喰いますので中ぐらいのを買って冷蔵庫に入れてます。私は、きれいに冷蔵庫を拭いたり清潔にしていますが、冷蔵するものが、カミさんの嫌うものばかりでいつの間にか釣り専用になっています。