ウキ球の色

みなさんは、投げ釣りの仕掛けを作る時に、どんな色のウキ球を使っていますか？これからのホッケ釣り仕掛けに、私は赤玉をつけています。マンネリ化していますが、３０年以上、変えていません。暗い時には緑の蛍光玉、明けてきたなら赤と時間帯によって変えたり、胴つき２本針仕掛けでは、上下で色を変えたりもしています。

師匠の素針派アイナメさんは、どんな魚も素針の方が、風の抵抗を受けないので良く飛んで行くよと言っています。倣って、明けて１本針で沖の根を狙う時には、素針にしています。カジカの場合は、先日同じ場所で釣っていたＮ村さんは、アブもカジカも白い玉がいいと快調に挙げていました。私は、カジカ釣りは、主に夜釣りなので、緑の蛍光玉にしています。

加えて、コマイ釣りの時もそうですが、カジカの時も、ケミカルライトの細い赤か緑の小型のものを、仕掛けのどこかにつけています。近所迷惑にならないように、どこに飛ばしているのか、見えるようにしていますが、集魚効果もあるようです。

Ｎ村さんの横で白玉にカジカが来て、緑にタカノハが連発しました。私の仕掛け糸はＨ江のおやじさんの推す黄色を使っています。今年のクロもタカノハも黄色の仕掛け糸に来ました。マリオさんが言うようにタカノハには緑の蛍光玉の方がいいようです。ここ数年タカノハを挙げていますが、緑の大きい蛍光球に来ているようです。緑色の海草のある砂地によく隠れていますので、緑に安心感があるのでしょうか、私個人の経験ですので、保証しかねます。

グラノーラにトライ

朝のTVを見ていて今評判になっている「グラノーラ」なる朝食メニューが気になった。カミさんを日本語教室に届けてから、東区の大型スーパーに行き早速仕入れて来ました。店員も心得たもので、早速、グラノーラが陳列されているコーナーに案内してくれた。「グラノーラ」という言葉を聞きつけて、もう一人のお客さんもついてきた。

多数の会社が参入し、それぞれ混合構成分の異なるレシピのものを売りに出していた。グラノーラ（granola)は、もともとは、商標名。燕麦、玄米、トーキビ、ドライフルーツなどをミックスしたシリアル食品（コーンフレークで代表される）。
何故に人気なのか？含量がそれぞれ異なるけれど、食物繊維は豊富で、貧血に関与する鉄が食品中に十分含まれている（上）。但し、肉に含まれる鉄はヘム鉄でよく吸収されるが、植物性の鉄は非ヘム鉄で吸収は良くない。

鉄剤を服用していると溜まり過ぎる心配もある。私の場合、主治医と相談して、血清鉄や血清フェリチン（体内の総貯蔵鉄を評価する重要な尺度）に加え血液学的なデーターを定期的に調べ、程々のところで鉄剤の服用を中止している。グラノーラに含まれる鉄は、非ヘム鉄なので吸収が緩やかで過剰になるには時間がかかるが、長期間鉄療法を続けることになるという認識のもと、鉄過剰にならないように十分に注意しなければならない。

オーブンで調理する方法やそのまま食べる方法もあるが、私は常用しているプレーンヨーブルトにかけて食べてみた（中の写真）。牛乳に混ぜた（下）のも味見したが、どちらもおいしくスイーツの感覚であった。すべて食物繊維が多いのは大腸がん再発予防に有効で、プレーンヨーグルトや乳酸菌飲料を常用しているので補強に叶っている。定期検診で２－３ケ月に１度採血して肝機能や貧血の具合を調べているので、グラノーラの影響もフォローして行ける。カミさんは、フナや鯉釣り用の袋ものみたいだね、という。

消臭剤は魚の食いを落とす？

昨日は生臭い話で今日は消臭剤の話。良いにおいは匂い。くさいにおいは臭いと、漢字で分け、においの知覚は嗅覚（きゅうかく）。ラットなどには、脳の先の方（鼻の奥）に、においに敏感な脳がある。ニオイに関わる神経伝達物質はセロトニンなどの活性アミン他で、２００４年に嗅覚受容体の遺伝子を発見しニオイの伝達の仕組みなどを明らかにしたリチャード・アクセル教授（米国コロンビア大学）と弟子のリンダ・バック博士（フレッドハッチンソンがん研究センター）にノーベル生理学・医学賞が授与された。

年寄りの住まいでは、火の不始末が火事の原因と考え、娘は、私達に火を扱わせないセントラルヒーテイングに設計し、カミさんは、暖房費の節約には、各部屋を開け放しにしないようにと、私に厳命した。私の居室は、ボランテイアでの日本語教室であったり、ホームステーの外人さんの居間に変わる。釣り期間中は、釣り具の納戸と化し暖房が入ると、釣り具や衣類から醸し出される魚くさい臭いが立ちこめる。

私は、臭いとか、香りに弱いので、くしゃみが出たり、鼻水が出て、長くは居れなくなる。カミさんの目を盗んでは、部屋を開け放す。臭みの源は身エサやコマセにニンニクなどであるが、消臭剤のにおい（魚が好むかどうか分からないので、漢字で書けない）が魚の嗅覚を刺激したり、味覚に影響する可能性が高いので、エサ関係筋から外してシンクの排水口や三角にのみ吹き掛けている。外着、まな板、包丁、手袋、手拭きなどが関係筋。

魚の食いを気にしていると部屋の中は、テレビコマーシャルのように臭いが消えて呉れない。ヒトの鼻の奥で受け止めて脳に伝える「においの受容体（タンパク質）」は、約１０００種類で、個別の遺伝子から造られている。人間の全遺伝子３万種類の３％がにおいの感知に関わっているから、噴火湾のカジカが興奮して食いついてくるだろうニオイを造り出し、カジカの鼻の奥の受容体にふっつけても、脳の方で食いけが出るかどうか、して行動をおこすかを知るには、相当な努力が要るだろう。

生臭な話

いよいよ１１月。各釣り会は納竿会の季節になりました。最近、景気が幾分回復してきたのかどうか定かでは有りませんが、日帰り温泉に浸かり昼食を摂る納会を例年開催してきた山越の海岸に面した温泉ホテルも、今年は宴会が立てこんで昼食会を断られ、急遽長万部温泉の温泉宿に変更になりました。

温泉に入って昼食会と例会の表彰式をすることは例年通りですので、入浴の用意をして釣りに行きます。今日は、休日。珍しい程の小春日和でのんびりと留守番です。月参りに見えたお坊さんは、若い住職の弟さん。お経をあげて貰い講話を聞いたあと、「釣りが好きなようで」から、話が弾みました。

幼馴染に釣りキチがいて、月沼の近くでルアーの手ほどきを受けた初日に９０センチ近い雷魚を釣ってしまい、病み付きになったということです。それ以来生臭坊主を悟られないように檀家を回る時には寺の車。雷魚釣りに出かける時は別の車と使い分けているそうです。

留学中に知り合った新潟に住む医師は、お寺の息子さん。お盆やお彼岸、大きな葬儀にはお経をあげています。坊さんが釣り好きで殺生したり、医師が坊さんでお経をあげたり、ヒトの生きざまはそれぞれです。

渚の明日はヒトの明日

私は、釣るなら平磯。渚のきれいな海岸からの投げ釣りと決めています。１年を通し春は道南、夏から秋に黄金道路、エリモ、夏の終わりに留萌、秋に日高、晩秋と初冬に噴火湾と巡っています。

訪れる海岸は、残念なことに毎年毎に少しづつ渚線が縮小しています。松前方面の清部、汐吹海岸も砂利混じりの美しい砂浜だった寅の澤も、訪れる度に渚がえぐられて狭くなっています。定点観測のように入漁する熊石海岸関内湾洞の渚線も見る影もなく狭くなってしまいました。

島牧の江の島海岸も竿を振るのが辛い感じの渚に変貌しています。唯単に高い防潮堤のような人工の構築物の影響だけではないでしょう。留萌海岸、夏の間、朝から晩まで泳いでいた瀬越浜は（１９５６年）がっかりするほどの変わり様です。小平、鬼鹿、苫前、初山別の海岸浸食もご同様です。

黄金道路も浸食が進み、海岸に降りての釣りが難しくなってきました。先週訪れた日勝大和の堰堤も崩れていました。噴火湾の落部から石倉の間の渚もJRが通行に支障を来すようになってきました。北極点に到達して喜ぶ北極開発の国際部隊は、恐ろしい地球の未来を暗示しています。いつまでも終わらない台風の襲来と重ね合わせて渚でいつまで釣りが出来るのか憂鬱です。

スマホにします？

２０日にイカゴロをいじった濡れた手で振れたんでしょう、携帯の液晶部分が写真のように芸術写真ようの絵を描いています。首にぶら下げていたところ、顔面に出来た内出血のように重力の方向に下がってきました、水中２ｍまで保証の防水加工のものですが、いつもの携帯ショップに出かけていき交渉しました。店内は、アイフォーンが出た頃は一時混み合っていましたが、いまは適当な混雑に収まってきました。下の写真のように、機能は無事です。



親切なおじさんで、分かり易く液晶が破壊したようです、どうしますか？スマホにします？と選択枝を私に投げかけてきました。私の望むスマホがあれば変更します。今まで３度水没させていて、２度は無事でしたが・・。防水機能の良いことに関して単純な防水機能はありますが、今まで携帯に有った２ｍの深さでの防水は「ない」とのことでした。

汚れた手でいじっても影響されないようにと言っても、このような扱い方をする方でしたなら、スマホでは危険ですね、となり、同じ機種の新品ではない、セコハンのものに取り換えることになりました。丁度貯めていたポイントで換えられるので助かりました。液晶の故障は、トチさんの大物の嬉しい便りを２度３度と受けた時に指が触れたせいでしょう。

おかしなことに、私の携帯がカミさんの名義になっていて、カミさんの携帯が私の名義になっていますので、故障機の取り換えには、名義人を身分証明書で確認し、その人物に電話を掛けさせるという厄介な手間を取ることになりました。カミさんが外出から帰るのを待って携帯ショップに出かけて行きました。ついでにカミさんが欲しいというスマホを見て説明を受けていました。店員の説明するスマホと携帯の差異が故障した時に相談に乗って呉れる会社が違うという点が強調され、カミさんが嫌がり、一時パスして帰ってきました。何故、ストラップが付けられるものが出ないんでしょう。釣り周辺機器のデジカメと携帯は何度故障したら済むんでしょう。釣り人として、雪に戯れるタフで水中OKのアウトドア向きスマホの出現を切に望みます。

釣リハ卒業？

やがて術後２年になりますが、術後、心臓傍までカテーテルを入れたままに１年釣りをして、何度も休み休みしながら登った日勝大和の坂道。その後、ポートとカテを抜いてやがて1年、一気に、休みなく登れました。びっくりするほどの恢復。病床で願っていた以上の恢復でした。

左前胸部の皮下に埋められていたポートをかばって旅行カバンを右肩に掛けて釣りをしていたのが、何の支障もなくリュックを背負えるようになりました。ピロリ退治が出来たのも大きく影響しているのかもしれません。食事がおいしく食べることができるようになって、１年半、体重が増えなかったのがやっと増えて呉れました。

貧血の方も、赤血球数が少なく、ヘモグロビン量が少なかったのが、３ケ月程、鉄剤を服用して正常範囲の下限までに回復できました。貯蔵鉄も正常範囲になりましたので、過剰に鉄剤を服用する必要もないと、主治医は、先月中止しましょうと言ってました。

釣リハも卒業したと思っていましたが、後遺症なんでしょう。貧血がなくなり、体重も増えた結果でしょうか、血圧も上がってしまい、降圧薬を変えて貰いました。塩分制限の今は、漬けものを私に造らせておいて、手を付けないって嫌がらせじゃないの、と言われています。

十勝ナウ

高速道路を穂別、占冠、十勝清水、池田と健診バスで久しぶりに帯広にやってきました。昼食に、清水そばを食べに入った店で、消息のわからなかった級友が元気でゴルフをやっていたという話を聞きました。奥さんをスーパーで見かけたと言います。清水で悠々自適に暮らしているらしい様子で安心しました。

午後は、明日健診予定のグループが都合で追加されて、聴診器を入れ放っし。耳も首も痛くなりました。しかし、明日の仕事が少なくなり、天気が崩れるという情報が有る中、帰札が早まりますので、有りがたいことです。

暗くなってホテルにチェックイン。タクシーで釣具店を訪れました。運転手が、釣り好きで行きつけの店は、先月の全道釣魚連盟大会でお会いしたＮ村さんから伺っていた店でした。札幌の店とどう違うのか、今の十勝の沿岸の旬の魚、サケ中心に店内がアレンジされていました。アジ針の１６号はここでもサクラマス針として売られていました。訪問の記念に、エプロンを購入してきました。イカゴロが胴付きを汚さないように腰に巻きます。

夕食は何をすすめると釧路に出かける娘に聞くと「そりゃブタドンでしょう」で、夕食は地元の名物になってきた豚丼にしました。油の部分は噛み切って外しました。ピロリを除菌してから食が進んで体重が増えています。がんを患ったものは体重が増えないのも嫌なものですが、増えるのも困りものです。

私の噴火湾仕様

八雲から森までの範囲のカジカ釣り。遠浅で、うねりのない時は穏やかな海です。使う仕掛けの錘は日高の３５号や４０号と比べて軽い２５号や３０号も使っています。うねりや流れが強まれば３０、３５や４０号のテトラポット型錘を使います。両天秤でも、胴突き２本針仕掛けでも、ネットゴロ仕掛けでも同じ考えの噴火湾用仕掛けです。

面倒なので、道糸はナイロンの８号を変えないで使います。竿は、移動し易いように振り出しを持って行こうと思っています。遠浅の砂利浜や砂浜ですので、ブっ刺しの竿立ても持参し、道糸が波に叩かれないように、竿を立てておきます。ハイシートのＣＸー４２０で遠投の練習をしようと思います。８号の道糸ですから飛ばないでしょうが、形を練習しようとするんですから、それで良しとします。夜中の暗い時や人込みの多いところではやりません。

年間優勝の可能性は無くなっておりますが、年間身長賞の魚はいるでしょう。ネット仲間との投げ釣り大会「投釣王」（リンク有り）にエントリーしておりますので、マガレイやイシモチ、タカノハにハモも狙っていますし、ソイも狙っています。イカゴロは勿論のこと、サンマ、カツオ、虫エサ、オノちゃんの呼ぶバーナーえび、ホッキやホタテのひもも持ちます。Ｈ内式ゴロ漬けのアカハラはアカハラさえ食いついて来る万能エサですので、多種類の魚が釣れる噴火湾で効能を発揮するでしょう。

医釣会の納会が行われる１１月１０日の森港の潮汐です。明るくなると帰りまで高潮位です。あずましく釣りの出来るところを見つけるのが先です。有名ポイントは、人家が迫っている堰堤の前の狭い渚線が多く潮込みで撤退しなければなりません。八雲から森の範囲での満潮は厄介な潮回りなんです。テトラにのることや、防波堤の角（港のつの）は禁止ですし、４５０や４６０の長い竿が使える場所も少なくなります。由追、野田生、野田追（東野）、落部、石倉（濁川）、などの人家から離れた渚から選ぶことになります。遊楽亭前、山越水産加工前、桂川、鷲の木、森は競合や堰堤の上からになりピンポイントですので、私は外しました。

噴火湾の釣り

いよいよ、次の釣りは噴火湾になります。日本海は、ホッケにまだ早そうですし、日高海岸のカジカ釣りは海が荒れる日が多いので予定が立ちません。噴火湾は、気候が少しは穏やかで海の方も時化は少ない。一般にボーズは少ない釣り場です。昨年、私はボーズでしたが、いろいろあって準備不足でした。

八雲から森を中心にまとめています。釣れる魚、カジカもアブラコも３０から４０ｃｍ主体で滅多に５０超えは出ません。しかし、数は来ますので楽しめます。夜中は、イカゴロ、カツオ、サンマなどの身エサですが、明けると岩虫、イソメなどの虫エサに軍配が上がります。夜中にイシモチやタカノハも来ます。アカハラは場所によりますが４０オーバーは少ないでしょう。魚種は豊富です。ハモも来ます。漁港周りでは、ソイも遊んでくれます。

海岸の多くは遠浅の砂利や砂浜に飛び根。満潮には、食いも立ちますが、沖から磯ゴミが多量に押し寄せてきます。離岸流や引き潮とともにゴミに絡んで竿がもって行かれることも有りますので、隣人の漁況を伺いに行くのは危険です。潮込みの場合はとんでも無い程の距離が海水の下になりますので、リュックの置き場は、慎重に岸の高台に置いた方がいいでしょう。砂場用のサケ釣りに使う竿立てが重宝します。遠投派には、大物が来ます。私は、コマセで岸におびき寄せて釣る積りです。

初めての場所は、何度も通った方とご一緒するのが正解です。胴付き長靴とライフジャケットは必携です。浅いところと深い所と入り組んでいますので危険です。うかつに海の中に入って行かないことです。最初に無難なのは、砂利浜のどん深な場所を選択すべきです。岸がゴロタ場は沖もゴロタ場で根がかり対策も大事です。私も昨年狙いの場所を外して初めての場所に入り、仕掛けを２０ケ程消耗しています。タップリと仕掛けと錘を持参しましょう。