ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

春のアカハラ

2016-05-10 20:49:59 | 釣り
GWの釣り会の釣果は芳しからず。2週間後の挑戦になるわが方としては、十分参考になる話でしたが、一つ気に留めておかねばならないのが、いつもの春の情報で持ち上がってくる「アカハラがいない」という話。

アカハラは、川が凍っているときには、中流や上流にいて過ごしています。石狩川川筋に住む遠縁のものは、冬のタンパク源として石狩川に穴を掘って釣っていた。3枚に卸して刺身にして、ザルに入れて熱湯をかけ、すぐさま、氷の入った冷たい水に入れて食べていた。私は、この湯通ししたアカハラの身を酢味噌和えにして食べた。冬の間、アカハラは川の中にいる。

氷が融け始めると、川を下る。川を下ってきたばかりのアカハラは、刺身に絶品という人が居た。ボウリングが盛んな頃、よく聞いた。円山のボウリング仲間のSさんは、凍てつく道路を走って尻別川河口まで何度も釣りに通っていた。50cm級を釣っていた。春先に、アカハラは川を下るという事実。



この下ってきたアカハラを、瀬棚新港傍に流れている最内川河口近くの岸から私は釣る積り。ここで釣れるアカハラの多くは、2キロほど左の利別川河口から回遊してきたアカハラである。アカハラは、しばらくの間、身体を塩分の多い海水に慣らす為に、川と海の水の交じり合う汽水域で身体の細胞膜のナトリウム・カリウムポンプ(別名Na-K-ATPase)を馴化(じゅんか)させる。そのために河口近くでうろうろする。期間はよく分からない。GWに島牧では、30センチ台、瀬棚では、それより大きいアカハラが2-3匹上がったという。いることは、いる。今晩から真剣に針を結ぶことにした。F谷名人の立つ、歩く両天秤(写真上)。にゴロ仕掛けの針を付ける。