ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

雪を釣れ

2012-04-30 09:52:13 | 釣り
2週間続いた平田内平盤の不漁は、3週目に入ってやっとホッケの岸寄りが見られるようになった。見市川と平田内川に挟まれて、雪代川の影響が大きく現れる場所の為に、釣り場選択の難しい場所である。地元の釣り人によれば、春先には、二つの川からの雪代や雨のあとの濁りが入る。濁っている時には、魚が寄らないのでサクラマスもホッケもカレイもほとんど釣れない、と言う。

加えて、昨日は午前4時半から、空砲が絶え間なく鳴り響いた。この平盤から沖に向かって直線的に大きな定置網が設置されているが、その網に陣取った漁師が撃つトド除けの脅しだという。今年は、マグロがあちこちで豊漁している為に、マグロが入っても破られないように大謀網風にセットされているのでお金をかけて守っているらしい。4時半は、安眠妨害にならないぎりぎりの時間で、住民との申し合わせで決めたという。

この平盤は、入漁し易いが、波やうねりの強い時にはリュックなどの荷物を置く場所が無くなる。昨日も干潮の時間帯でも、低気圧の残りのうねりが時々平盤を襲って何度も荷物の後退を迫られた。春先は、潮位が低いことも有り敬遠されるが、ひげかじかさんの情報は正確であった。釣童さんのリベンジを代わって果たした。

小川のような人住内川の近辺ではカジカや根魚を樋口さん、春名さんが好漁した。同様に、小川の流入があるが、大きな川から離れているツラツラ岬をはじめ長磯海岸では、大西さんが大きな太いホッケを釣ってきた。カレイは、とちさん達が2週間前に釣り過ぎたせいか、昨日は2-3枚に留まったという。宮野の臼別川筋の平磯に、村岸さんをはじめ交綸会の数人が入漁したが、惨めな釣りになった。雪代で濁った上に、灌木などの混じったゴミで釣りにならなかったという。まだ日本海岸の大きな山の雪は解けていない、魚を釣る前に雪を釣れ。

なんとか予選通過

2012-04-29 20:37:25 | 釣り
札幌中央支部の今年度最初の釣り大会は、5月27日に島牧村で行われる北海道釣魚連盟全道大会の予選を兼ねていた。支部長が大西さんから磯釣りクラブの佐藤安幸さんにバトンタッチされた最初の例会でもあった。副支部長には、樋口さん、森下さんが就いて、佐藤さんをバックアップすることになった。28日午後7時半にバスは、23名の参加者を乗せて熊石に向けて出発した。

バスが走り出して、佐藤さんが就任の大西さんが退任の挨拶を行った。来賓として大漁会会長の持田さんが参加された。釣童さん御一行様を含め、多くの釣り人が長い間不漁続きだった熊石の平田内平盤が今週になって上向きだよというホットニュースを得ていた。安全な場所が空いていたなら一緒に降りようと、深谷さん、坂上さんに言われた。駐車場に着いてみると、誰も入っていない、波も無い。何年か振りの平盤デビューとなった。3人は、7位、8位、9位と仲良く並んだ。



明けてくると、私の釣り座の右は、サクラマス狙いのルアーマンが20名近く並んだ。その頃から、ホッケが断続的に釣れてきて、20本を超えた。1尾身長10尾重量の審査に提出した中で一番大きかったホッケは42.2cm、カジカ1尾を含めて7キロを超え1136点で8位だった。大西さんと持田さんは、チーム6名に入らないので、かろうじて6位で予選通過した。

入賞者、左から2人目が優勝の岩本満さん(交綸会)、貝取澗に入りカジカ44.2cmほかアブ、ホッケで1314点。準優勝は、左から3人目の樋口勲さん(好釣会)、人住内川左で44.5cmのカジカほか3尾のカジカ、アブ、ホッケで1255点。3位は左端の大西正晴さん(磯釣りク)、ツラツラ岬で44.0のホッケほか40オーバーのホッケを揃えて1238点。4位はゲストの持田順三さん(大漁会)、西浜で45.0のアブ、ホッケなどで1194点。5位は春名満さん(好釣会)、樋口さんに並んで40.9のほっけほかカジカなどで1147点。身長賞は、森下晃雄さん(好釣会、写真の右端)、持田さんと並んで西浜で釣り48.0cmのアブを上げた。総合点では4位に相当した。


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探しもの

2012-04-28 10:52:02 | 釣り
昨日は、探し物に明けくれた。先週のゴールデンマーケット(ゴルマ)の出品を用意するカミさんと娘の撹拌によって、納戸に押しこんでいる私の釣り具類がいつもの空間にない。彼らにとっては、釣り道具はゴミに相当するのだろう。私が幾分かの考えによって押しこんだのが、考えなしに邪魔!と押しやられたのであるからと、想定外のスペースを探すことにした。

探しあてた竿袋には淡水の竿が押しこんであり、4.5mの投げ竿は予定外の竿袋に入っていた。術前には、しばらくの辛抱だよと言い聞かせて仕舞った道具類だった。こころに余裕がなかったせいで、分けるところまで気が回らなく空きスペースにただ突っ込んだせいであった。機能別ではなく大きさ別の部分にそれは見つかった。ホッケが釣れ出したなら入れる予定のスカリ、嵩張るので浮きをカットした。

見つけたスパイク類も嵩張りを避け簡易なものにした。病み上がりの方でも容易に入漁できる平盤でホッケが釣れている、平磯で釣れなかったなら上がる準備をしておいたなら、との情報とコメントを頂いたからだった。ライブカメラで見る熊石海岸は、風も有り一寸波があるようだが、いい釣り日和だ。嬉しい情報に加えて、天気にも恵まれている感謝しなくちゃ。

探し物の続き。夜になってカミさんが知り合いの娘さんのコンサートで出かけたので、娘がおさんどんに来て呉れたが、お茶が切れている。二人で納戸部屋の箱類を探したがない。アウトドア用のテイーバックで済ませた。帰宅したカミさんが、別の部屋にゴルマの準備に邪魔と片付けた電気用品の箱から探してきた、犯人はカミさんだろう。お茶もゴルマの被害に遭っていたのだった。

熊除けの鈴つけて

2012-04-27 10:11:11 | 釣り
私は、非常に慎重で臆病です。26日夜半のビュービューいう風の音にさえ怯えるほど天候を気にして、釣行の度に、何処に入漁できるのか悩みます。荒れている海も土曜日から収まって、釣り場に着くころには丁度良い波の具合になっているのかな?雨降りは大したことはなかったけれど、風が強く相当のゴミが海岸に打ち上げられているのじゃないかな?とか。今朝になると春の日差しがまぶしい程です。(ベランダの除雪用の長靴やスコップもまだ放置したままです)

波打ち際に溜まったゴミが道糸に巻きついたり、竿を引きずるようなこともあるかと考え、立ち込み用の重い竿立てを持参することに決め、竿数も2本に減らしました。波打ち際で竿を振ったりゴミを引きずったりするには、胴付き長靴でしょう。1本棒刺しの竿立ても持参します。波うち際での対応を考えると竿の長さも長い方がベターでしょうから、450cmにしました。

釣り範囲は、檜山地方の大成町宮野から乙部町豊浜漁港まで。情報を集めて好きな釣り場を絞りました、3ケ所に。川口のA海岸かB海岸、川から離れたC海岸。3ケ所とも、人家から近くバス通りから釣り人のヘッドランプが見える距離に有り安全と考えました。雪代水は少なくなってきた筈。ホッケが22日に釣れたA川口は深く、根がかりはそれほどでもないだろう。クロガシラも期待が出来る。ライブカメラではまだ荒れているので、心配な波の状況は当地に着いて確認する積り。

B川口は、入漁しやすいので大分荒らされているのが難点。右岸にしようか左岸にしようかまだ迷っています。人が入っているかどうかにかかります。C点もバスから見えるので、入漁者の状況を見て決めることにします。GW前半に突入ですが、ホッケは小樽でも釣れているし、カレイは石狩新港でも釣れている。わざわざ熊石まで家族連れがいくことは無いだろうと、たかをくくっています。それよりも春先には冬眠から覚めた熊が胃袋を消毒するために水を飲みに海岸に降りて来ますので、熊除けの鈴をつけて行きます。


おいしいと感じるとき

2012-04-26 13:07:13 | 釣り
午前中に回診、カルテにオーダーを記入して確認作業をしている間に、急変患者。付き添っておられた親孝行な娘さんに病状を説明し、会わせたい方を呼んでもらうことにした。ポータブルのX線装置で胸部写真を撮ったり、酸素吸入をしたり、気がつけば昼休みに入っていた。

このようなことは、常に起こっている医療の現場。昼食は、一番遅れたようだったが、管理栄養士さんが、野菜たっぷりの副食を用意してくれていたので嬉しかった。病院食は、この病気になるまでは、食べたり食べなかったりであったが、今では感謝の気持ちですべてに手をつけている。

感謝の気持ちのせいであろうか、何でもおいしい。味噌汁は1日1回と決めているので、中の具はすべて平らげている。先日の徹夜で釣りをしていた朝方に食べた海苔で巻いたおにぎり、冷たく硬いのも不思議に、おいしかった。

アメリカで、昼食時間もなく実験に追われていた時、コーラを飲みながら食べたおにぎりもおいしかった。自炊で朝握ってきたものだった。生きるために、食べる時も、おいしいのかもとも思っていた。


第53回北海道書道展

2012-04-25 18:21:59 | 釣り
朝は、ダルビッシュと黒田の投げ合いに刺激を受けていました。ダルビッシュにとって、アメリカで長く活躍していくには黒田のようにコーナーをコントロール良く投げ分けて打たせてとる投法も必要でしょう。完封目前でクローザーのネーサーの助けが要りましたが、完封や完全試合はそのうちにできるだろうの夢も残しました。

開幕以来レンジャースの負けに責のあったネーサーも二人の投げ合いで刺激を受け、非常にプレッシャーの掛かる場面で抑えることが出来て自信を取り戻したと思います。ダルにとって勝負は、そこで終わりのわけではありません。あの広いアメリカで東へ西へと連戦していくのですから疲れの溜まらないように、1年無事に投げることができればまずまずだと我々もみてやりましょう。日本と違って、投げた次の日でもベンチに入っていなければならない、というきついルールですから。

午後は、昨年秋に私よりひと月早く腸の手術を受けたので先輩と呼ばせて頂いているK子さんの出品が見られる北海道書道展の見学です。先輩が病を克服し夢中で取り組んだ力作を眺めるのは、待ちに待っていた楽しみです。カミさんの高校の同級生も出品しておりますので、日本語のボランテイア授業を終えてからカミさんと一緒に見学に行きました。書道展の会場となる「市民ギャラリー」は、南2条東6丁目の角地、昔の一条中学の跡地にありました。

会場内は、書の林のようで迷子になりそうでした。今日から始まる招待会員・会員、審査に携わった会員の作品が、会員名のアイウエオ順に展示されていました。ご主人と一緒に先輩も丁度、会場に着いたところでした。先輩の書は、病み上がりと思えないほど迫力があり圧倒されました。何百枚も書きなおしたといいますから凄いエネルギーです。大学病院での6ケ月点検も無事通過し、明るい笑顔を見て元気付けられました。これからソバとラーメンに挑戦とのことです。今週末、私は先輩に負けじと釣魚連盟全道大会予選です。


平磯は早いだろうか?

2012-04-24 08:41:29 | 釣り
今週末は、檜山地方熊石海岸での釣り大会。5月に島牧海岸で行われる北海道釣魚連盟の全道大会の予選になります。先日退院した釣り仲間が、昨日奥さんと一緒に顔を見せて呉れました。二人の笑顔が素晴らしかった。私も、心配して呉れた多くの知り合いが全道大会に集まってきますので、元気になった姿を見せたいものと思っています。

魚が居て運よく大物が釣れるといいのですが、予選通過のために無理をすることは厳に慎んでいきます。いま冷たい雨が降っていますが、土曜日から天候も収まって気温も上昇する予報ですので、快適な釣りができるものと期待しています。

海水温の低かった今まで、季節の釣魚ホッケが廻ってきていたのは、防波堤の先端とか、岩場の先のような水深のある場所でした。気温が上がって魚たちの活性も上がり、岸寄りする筈です。私の入漁しようとする岸から投げる範囲の浅い平磯に魚が来ているかが問題ですが、今まで入漁する釣り人が多くはなかったので、多分お腹を空かせているでしょう。

2度目の釣行になりますので、港内から安全な平磯に進出しますが、通い慣れた釣り場にしたいと考えています。GWの初日になりますので、時化に強いバス通りから近い場所は家族連れに占領されているかもしれません。2,3の候補を考えて最初の場所にヘッドランプが見えなかったなら入漁する積りで向かいます。
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ヒトは3色覚、魚は4色覚

2012-04-23 09:54:46 | 釣り
ルアー釣りの方が増えて多くのカラフルな疑似餌を使用し海岸で遊ぶようになって嬉しいことです。釣り人が増えることは投げ釣りをしているものにとっても有難いことなのです。そんな訳で、魚と色について年代を追って調べてみました。1925年フリッシュは、コイに色彩を見分ける能力があることを学習実験によって知りました。

1953年スベテイヒンが視神経に繋がった水平細胞から記録される緩やかな電位を見出しましたので、頭文字を取ってS細胞と名付けられました。その後、S電位に必ず負の方向に応答し、量的な変化をする電位を明暗に応答しているというのでLightのLをとり明暗型L型細胞と命名されました。正と負の両方向で色に反応するのはColorのCをとり色覚型C型と呼ばれるようになり、魚類の網膜の視細胞のL型とC型の比率も研究されてきました。

1965年アークスが、金魚網膜の錐体細胞に3種類有って青、赤、緑の3原色に対応していると報告し、同じ年に富田がコイの網膜の錐体の電位を記録しています。色が見えるからといって好きなのかどうかは別物です。L型に3種類、C型に4種類のパターンがある意味が徐々に分かってきました。この図は「なめくじレーサーはでんでん虫になれるか?!やばのスキーblog」からのものです。

チダイやクロダイは色覚がないと言われましたが、あることが分かってきました。カツオやマグロも色盲とされ、漁師はそんなことはない、と言っていましたが、オーストラリアの研究者によってマグロに色を識別する視細胞が見つかりました。ヒトは3原色の色覚を持っていますが、魚類は赤、青、黄色のほかにヒトの紫外線部の波長の紫色の4原色の色覚を持っています。これが、微妙に色覚に効いているのでしょう。図の上の部分はヒラメの網膜電位ですが、ヒトの紫外線に相当する波長に色覚が有りますね、カレイ狙いにアワビなどの貝殻がいいことの理由かもしれません。個人の意見で、責任はもてませんが。
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晴行雨解

2012-04-22 10:20:58 | 釣り
晴れには釣りなど外で行動し、雨の日には「魚は色が判別できるのか」など考え調べ解釈する日が続いていますので、晴行雨解という4字熟語を造ってみました。周りはほとんど雪が無くなり、雪囲いを外しています。この頃は、莚を覆って庭木を保護するのが減っています。

力はないけれど、庭仕事の好きなカミさんが、一人でネットを外してしまいました。押しつけられる土起こしなどの力仕事はこれからですので、折を見て釣リハビの積りでやろうと思っています。やみいさんからのアスパラの移植部位(曲がり竹の下左)は確保していますが、手をつけていません。

昨日、アッシー君の筈が、1日中、娘やカミさんとゴルビの売り子さんをしていました。婦人物を売りさばくというので心身ともに疲れました。心配で血圧を測ってみますと上の血圧が137mmHgと高くはなかったので安堵しました。力を入れたり無理をしても身体に影響しない範囲を知っていくことも大切と思っています。

昨夜、娘からゴルマの売り子のお礼ということで、うな重をおごって貰いました。消化吸収は良くないということで、半年以上ウナギを食べていませんでしたが、おいしかった。これで、腸の手術後には注意しなさいと言われた食べ物は全て食べきりました。少しづつ無理をしていくのも人生でしょう。

フリマーに釣り具は似合わない

2012-04-21 18:09:27 | 釣り
穏やかな日和の中でうとうとと一日を過ごし鼻のぐしゅぐしゅも軽快した。花粉症の気があるので、マスクが離せない。娘が着れなくなった衣類や、共働きの婿さんが転勤で整理したこまごましたものをフリーマーケットで捌こうと、運び屋を頼まれた。


駐車券を渡され、出店者の入門カードを首にぶら下げて、初フリマーというかゴルマーの見参。午前8時一寸前に到着したのに、出店者用の駐車場は既に満杯。やむなく、一般用の駐車場に駐車する。午前6時には出店者用の駐車場に沢山の車が並んでいたといいます。その理由はやがて分かりました。

出店のブースの数は700で昼過ぎで入場者は1万6千人を超えたという。私達が店をだしていいよという場所に着いた8時半にはもう写真のような盛況でした。1ブースが3500円ですので、接遇の授業料と思えばいいでしょう。

アッシー君の役割で応援に行ったのに、遠距離の運搬で(4往復して6000歩を超えました)カミさんはのびそうになったので、しばらく様子を見て店番をしていました。1000円以上のものは、なかなか売れないということが分かりました。釣り具はフリマーに似合わないことも分かりました。おねえさんと、おばさんが9割を越えており、土日に釣り人はきていませんから。
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