ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

竿先を折る代償の優勝

2016-07-31 21:51:01 | 釣り
深い眠りの中におりました。「今日は釣りではなかったの?」とカミさんに、次いで携帯で、オノちゃんに起こされて、釣り場に急ぎました。淡水の大会では、3度目かな、自宅から釣り場に向かう釣りは、どうも緩んで、寝坊をしてしまいます。

N岡さんが、釣り場を抑えておいてくれました。二人の釣り場は、風通しの良い、まるで、風の通り道のような場所です。竿のアタリは読みずらいですが、大物が着くと、竿が水面に刺さりますので、分かり易い釣り場です。

昨年、雨の日に、長岡さんと一緒にここで釣っていて、私が転倒し、右の親指を怪我して、治るのに半年かかったという、因縁の場所です。川面に向かって午後2時の方角に投げたところ、風に押されて、右の木の枝をかすめて飛んだのですが、バシッという音か聞こえていました。細い竿先ですので、F谷さんの言われる、皮相当の部分が残ったようです。



上の写真のように、バッカンの向こうの内側に、コマセ用の小さなバッカンを置き、こちら側の壁にミミズの入った餌箱を吊るしておきます。コマセの向こうは、バッカンの蓋が裏返しでバッカンの向こうに倒れております。ここに、次の仕掛けにコマセを入れ、ミミズを着けた上の針を、上のサルカンと一緒にフタに寝せて、釣りの出番を待たせます。手返し良く次に移る為です。竿2本ですので、手際良く、竿に魚が付こうがエサが無くなろうが、同じ気持ちで、段取りよく、次の手順に移ります。優勝したのですが、竿折る代償が有りました。まだまだですね。左端は、2位の大内さん、短時間に大物連発したということです。月沼。赤い服は、優勝した私。3の20で1700点台、ガトキン前です。右から2人目は3位のオノちゃん。月沼、着実に入賞しております。右の端は、身長賞のNさん、いつも大物を挙げます。ゴルフ練習場横。




リキュールありますか

2016-07-30 21:59:46 | 釣り
31日の早暁より午後3時までの長丁場のフナの投げ釣り大会。南の海に台風が発生、全道的に気圧の変動が思いやられます。とは、言ってみても、せんなきことと、車庫の中で、コマセを調合始めました。車庫の中に、レシピにある袋詰めの粉を並べ、粉を混ぜ合わせる洗面器をありあわせの台の上に載せてセットアップしました(写真下)。



バニラエッセンスとリキュールが無くなってましたので、近くのスーパーに出かけました。バニラエッセンスは、見つかったのですが、リキュールって、何?になり、下戸の私は、釣りの巻き餌で粉を混ぜ合わせて、フナを集めるのに、香りの良いリキュールという、芳香性の強い酒が欲しい、ただし、あまり高価ではないものを。

と説明しながら注文したのですが、意味が伝わらなく、ブランデーケーキがあるんだから、とブランデーの手ごろな小さいのを探して呉れました(写真下)。



先日のレシピのうち、液体以外を、処方された通りに洗面器に入れて、均一に混ぜます。ポリ袋に手指を入れて撹拌します。混ぜ終ったなら、液体の、リキュールを5mLほど滴下し、バニラエッセンスを10滴ばらまき、市販のペットボトルの水(消毒なしのもの)を粉を測った容器と同じ容量のマグカップ1杯の水を交ぜいれて、掴み、捏ねながら大きな塊にして、適当な硬さで仕上げとします。篭錘に入れて投げてみて溶けて帰ってくれば良しとします。きっちり縛って釣り場には、クーラーに入れて持参します。ポリ袋も、水も、清潔なものを使っていれば、冷蔵保存は効きます。淡水でも、磯釣りでも使えます。フェロモンが効いています。



茨戸には、鯉もいます、油断めさるな

2016-07-29 15:14:10 | 釣り
フナだけが審査の対象になる全道淡水大会。アカハラや鯉などは、異魚種として特別賞が出るかもです。詳細はまだ不詳です。下は、今年の6月、茨戸大橋近辺で上げた鯉です、60オーバーでした。



折角フナ釣りの用意をして竿を立てて置いたら、何かに引っ張られて沖の方に飛んで行ったなどの被害が聞かれるかもしれません。鯉やナマズが、鮒釣り仕掛けに食いついてはいけない、とは知っていません。下は、茨戸のゴルフ練習場横、茨戸川岸です。

写真の茨戸のゴルフ練習場横のバラト川で、6月の淡水大会で上げた鯉です。こんなのが、無防備な鮒釣り竿に付いたなら一瞬に沖に竿は持って行かれます。竿が、鯉に持って行かれないように、立ち込み用の竿立ては、仕掛けがして有るものもあります。細いロープで竿を縛っておくのも一つの方法です。交綸会のKさんが釣った44.5のフナです。歴代1位です。



月沼で40前後から60までのひげつき鯉を10尾以上釣ったこともあります。バラトでKさんは、最近、44.5cmというアブラコ級のフナを挙げたこともあります。油断しないで下さい。針やハリスがもたないで勿体ないことになるかもです。自分用のタモも用意しましょう。1.5号の竿、3号ナイロンのハリス、でも鯉が上がります、タモがあれば。

投げでの鮒釣りの竿の話

2016-07-28 23:42:11 | 釣り
内科医局の先輩である故秋葉先生に手ほどきを受け、投げ釣りでの鮒釣りを10年ほど前に始めた時には、師匠のアイナメさんから、先ず竿の太さ、長さ、を少しづつ、自分の力量に合わせて、変えていく方が良いのではと教えられました。初めから、立ち込みの竿立てを故人和八さんに近所の釣り具やさんで一緒になって注文しました。一生の宝物です。

竹の並み継ぎを持っておりましたが、時代遅れのような気がして、すぐに、見習ってニッシンの竿にしてみました。はじめ3号振出の磯竿、360cmと、強風の時用に、390のシマノの振出竿を1年近く使って、コマセ篭の重さに合う投げ方が形になって、行きました。翌年、ニッシンとシマノの2号に細く、軽くしました。ここで、1号落としても、かなり飛ばせるようになっておりました。シマノとニッシンの硬さの違いが良くわかる様にもなっていました。月沼での写真下はシマノ



何だか、妙な自信めいたものがものが出てきて、ニッシン1.5号に挑戦しました。急に細くなって、こころもとなくなった気がして、もたもたして、竿先を折ってしまいました。この時に、竿の値段がほぼ、2分の1は、竿先であることを知りました。下は、ニッシン



ここまで、来るのに3年を費やしました。このころから、3尾身長20尾重量の審査法で20尾釣ることが出来るようになりました。今は、コマセのレシピの工夫に費やす時間も多くなってきましたが、この修業時代に月沼のような、流の緩い、流れ藻などの少ない、広々とした環境が非常に良かったと、交綸会の仲間に感謝しております。細い竿先が水面に刺さって行くのを見るのが楽しみになって、病みつきです。こんな近い所にパラダイスが有ったのです。立ち込みの道具だては、どのようなものかが、分かると思います。

鮒投げ釣りの準備

2016-07-27 21:25:43 | 釣り
今週31日日曜日の早暁より午後3時まで、交綸会の鮒の投げ釣り大会です。8月は、お盆が有りますから、殺生は、気が引ける月でもあります。21日日曜日は、北海道釣魚連盟主催の鮒だけを審査の対象にするフナの投げ釣り全道大会が、茨戸一円で、行われます。下は、私のコマセのレシピ、と仕掛けです。





所属する札幌中央支部が当番ですが、検印なしの磯釣り大会に準じた方式になる予定ですが、詳細は、まだ、決まっておりません。どんな、仕様で釣っているの、公開して、と言われましたので、私の今週使用する、釣りのアイテムを写真で紹介しています。真似をされて、釣れなくても、恨まないで下さい。



竿はニッシン磯竿1.5号(写真上の黒い竿)、磯釣りのように投げ、道糸は、3号ナイロンですが、竿先に絡むと竿先が折れることもありますので、注意して投げて下さい。また、流れ藻の多い時には、太い竿(3号)や太い道糸を巻いた写真下のリール(シマノC3000)を使っています。流れ藻を沖から手元に寄せる手鉤、小型のカマ、袋の中に入れてあります。その下に、篭錘10号が写っています。





案ずるより産むが易し

2016-07-26 20:11:45 | 釣り
久しぶりに釣魚連盟の全道大会に参加しました。副会長の東さんの開会式の挨拶や当番幹事の手稲支部長川村さんから審査長として、大会の変更点の説明がありました。お二人からは、ひしひしと改革の意気込みが伝わってきました。

ルールの変更が当日実行に移るという話は、少しは、聞こえておりました。参加者の多くは、今までの不満が解消されるのでは、と期待もしておりました。説明を伺いながら、所属釣り会の例会の段取りに類似していると思っておりました。

参加者の多くが、この形を望んではいても、実際にやって大丈夫なのか、との危惧は抱いていたと思います。それが、あっけなく無事に過ぎました。案ずるより産むが易しでした。連盟会員の人間のヨ~イドンが無くなった代わりに、釣りバスのヨ~イドンが起こり、事故を起こさなければ良いが、などとの心配をした当番幹事と、応援幹事の気苦労は大変だったと思います。

幹部が会員の良識を信じ、参加者が、それに応えたから成功したのだといえると思います。支えた皆さん方、本当にご苦労様でした、お疲れ様。天気が良かったのも、お魚があまり釣れなかったのも、参加者がいつもより増加したという雰囲気も幸いしたと思います。開会式の会場が畳の間であったのも、気持ちを和らげたのでは、と思います。連盟会員が、皆、紳士として振舞ったのは、特筆すべきと存じます。個人の希望として、何処で釣ったか位は、連盟資料として重要と思います。検印場所としてではなく入漁地点として書き込んで貰う事はできないものでしょうか?

あら汁

2016-07-25 15:50:07 | 釣り
24日(土)釣漁連の全道支部対抗海釣り大会の開会式が予定より早めに開催された。札幌、小樽、旭川、浦河、羽幌、帯広、夕張、根室などの全道各支部から5名からなるチームが37、役員含めて178名の参加者が集まってきた。写真下は、集会場のアポイ山荘の畳の間に座っているところである。
ルールの変更説明が、慣れないせいか、時々改訂されながら、伝達された。東靖人釣漁連副会長の挨拶に次いで、川村手稲支部長の審査長挨拶が終わらないうちに、バスの停まるポイントに当番幹事の手稲支部、応援の浦河支部、小樽支部も応援に席を立った、先立ちである。





従来であったなら、午前2時から3時の間に釣り場に入っていたものが、今回では、釣り場に着いたのは、12時前であった。早く釣りが出来るだけでも改正の意義はある。
私は、写真上の笛舞漁港の海に向かって右の湾洞に同じ札幌中央支部のHさんと一緒に降りた。笛舞は、前に何度か釣りをしたこともあったが、先週ここで釣ったOさんが言ったように、あきれるほど、浅くなっていた。北風の微風、波は無し、西支部や浦河支部の数名の方と一緒に釣りをした。漁港寄りは、一時、アカハラの入れ食いように騒々しかったが、反対側に陣を敷いた私達の方は、ゴロ10本でウグイ級のアカハラ1尾の割合で、閑であった。審査の当番を終わらせ、アポイ山荘の庭で、蕎麦の炊き出しがあり、帯広の長老Tさんに久し振りに逢い、話をしました。根室で会えず、心配していたのですが、かえって、ブログを毎日みているよと激励されました。



前に、大時化の寿都湾で、長靴の深さに試しに置いた仕掛けでアカハラをごろごろ釣って優勝したこともあったのを思い出し、波打ち際にポチョン作戦で41オーバーを頭に、ハゴトコ含めて10尾きっちりと釣りました。730点台で、30位には遠く及ばない成績でした。ネットゴロ仕掛けに掛かったタカノハ。審査外のサイズにつき海にかえしました、写真上。同行のHさんは、釣った時には35cmだったものが、死後に縮小した為、審査に出さず、「刺身で食べると良い」、と私に呉れました。有り難く頂きました。タカノハの刺身、真ん中の皿に盛っております。刺身にした残りの、骨、皮、頭などを野菜と一緒にあら汁にしました。下の段中央です、野菜の煮つけと、冷奴も盛り付けております。私は、タカノハのあら汁がもっともおいしいタカノハ料理の一つではないかと思っております。段位戦の行われる2週間後に、浦河のタカノハ場に、リベンジします。縁側のとれるサイズが釣れるといいですね。






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第61回釣魚連盟全道大会

2016-07-24 21:24:54 | 釣り
釣魚連の全道大会に行ってきました。急に暑くなった6月から7月へのひと月のブランクは、考えていた以上に大きかったようです。第61回の今回は、モデルでやってみるという釣魚連盟の大改革の大会になりました。#1が、批判されていた開会式は、さっさと終わらせ、終了次第、バスは出発、目的地に到着次第、釣り始めて良い。#2、締切時間を30分遅らせ、10時30分締切となった。#3、ぼ~と待っている監督会議がなくなり、検印も無くなって。ので、心配しましたが、大きなトラブルも無く、無事に終わりましたので幸先は良かった。天気も良かった。ただ、所属の中央支部の選手が、30位以内に一人も入らなかったのは、残念でした。

先ずは、団体戦の結果です。審査結果の成績表が、障子に貼られて、逆光になっておりましたので、見苦しいと思いましたが、読めないことはないでしょう、悪しからず。



参加者170余名での闘い。個人の成績です。今回から、個人の釣り場は、成績表から、外れました。すべて、執行部のかねてからの懸案。時間を短縮する戦略によります。個人優勝の白鳥さんは、あべやき。2位は、東洋漁港内。3位の矢元さんは、オノドリ。4位は、歌別。5位の大杉さんは、旗場のさき。





身長賞の結果です。どこで何が釣れたかは、興味のあるところです。優勝者白鳥さんは、アベヤキ周辺でタカノハ2枚揚げております。準優勝佐藤敏人さんは、歌別でアブを揚げております。あと、聞き取りずらく省略します、悪しからず。個人上位入賞とダブっております。




草むしりは、根がかり外すに似たり

2016-07-23 09:03:32 | 釣り
釣りに行く日が近づくと、私は、釣りバージョンに入ってしまい、頭の中で、釣りの装備やエサの準備などを考えながら動いておりますので、周りから声をかけられたり、玄関のピンポ~ンにも、きげんも悪くなり、マスクを被った馬のように、鼻息も荒くなり、効く耳持たない状態に突入してしてしまいます。

そのような状態にならない前に、コマセ孝行しておこうと、「なにかすることはないかい」、とたまたま、小さくなった庭先にいたカミさんに声をかけると・・家の周りの草むしり、草刈りを命じられました。じ~としていても汗が流れるピンカーンと熱い日差しの昼下がりでした。

虫に食われないように、タオルを首に巻き、釣りに着て行く長袖の下着に着替え、帽子を被り、脇を車の通り過ぎる中通りの路傍ですので、マスクを掛け、サングラスをかけました。どうせ、手をつけなければならなくなるでしょうから、雑草の大きくならないうちに、と膝小僧をつけて、ビニローブをはき、園芸用の丸カギを右手に左手に塵取り、とビニールの袋を持って、レンガを並べた車庫前やポーチまわりの雑草退治に取り掛かりました。

丸カギでかりかりとほじくりだし草をむしり取るのですが、根が張って難しいのを、左右に振っていると意外に、右に引っ張って抜けないのが、茎が切れないうちに反対側に引っ張るとす~と抜けてきます。これは、良いことに気が付いたと、次の雑草で追試すると、上手く行く場合が多いのを発見しました。これは、釣りの場合によく試すやり方ですね。釣りの技術や知識、経験は日常でも役に立つことがあるものです。

夏の全道大会は軽装備で

2016-07-22 12:01:56 | 釣り
暑い時の釣りバスは、ただでさせ消耗しますから、出来るだけ、スペースを取らねばなりません。それが、駐車場が少ないので、全道大会では出来るだけ、釣りバスの台数は少なく、自家用車も相乗りで集まるのが礼儀のようになってきました。中央支部のチームも西支部のバスに相乗りして行きます。バス内も補助椅子を使わざるを得なくなるかもです。荷物は極力少なくせねばなりません。しかし、ライフジャケットは必携です。

狭いエリモ町界隈の海岸線は、昆布の最盛期ですので、漁師さん一家が総動員して頑張っておりますから、釣り人は、絶対に迷惑をかけないように心して釣りをしなければなりません。狭い道ですから、検印場所で長くは停車しないで、しかも、検印場所に着き次第、釣りをして構わないというようになりました。ヨ~イドンは、簡素化されました。

後ろから別のバスが着いた場合には、さっさと場所を譲らねばなりません。ゆっくり、釣りの装いに着替えるなんてことは無理になってきました。従って、釣り自体の装備も考え直しが迫られました。並み継竿は、嵩張りますので、使い慣れた振出し竿2本にします。胴付き長靴を止めて、雨が降らないようなので、雪投げ用のスパイク付きの長靴で行きます。合羽のズボン位は、リュックに忍ばせます。

靴に水が入っても、夏ですから凍えるようなことはないでしょう。エサも少なめ、コマセも少なめにします。使い切ってきます。竿立ても、低気圧が来ないようですので、市販の軽いのを持参します。水汲みが危ういなら、石か砂を入れて竿立てが倒れないように工夫します。これから、このアイデイアに沿って準備です。