ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

集中する何かが

2011-09-30 08:12:48 | 釣り
大震災に遭われた方たちから私が学んだこと、ポジテイブに発想を変えようと必死に努力されている姿勢である。筆舌を超える未曾有の出来事に遭われた方にどのように言葉をかけようか、といつも考えてました。

石巻から招んだ友を囲む激励の積りが、彼のにこにこして座っている姿をみて、寝込んでいた私は却って元気を貰いました。復興の証にと携えてきた石巻製の笹かまぼこを集まった皆で分け、その場で口をつけるのは勿体なくて持ち帰り拝んで翌朝頂きました。

自然と趣味の話になりホールインワンをしたことのあるゴルフは復活したかい、と聞いていました。勿論、やってるよ、で皆にホッとした空気が流れました。腫れものに触らないように、されるのは嫌なようで、皆は察して昔話に戻っていきました。

ボナは釣りっばっかりやってるよ、奥さんが一緒だったら、ゴルフの計画もあったんだよ、と幹事の一人が話してました。何でも、集中する瞬間が欲しい、というのは偽りのない本音でしょう。頭の中は大震災のことで一杯な筈です。ひとときでも集中するもので・・忘れたい、と考えているのでしょうか。

朝の一服

2011-09-29 08:55:04 | 釣り
朝出勤して仕事が始まる前のひと時は、コーヒーを楽しんでいます。自分の部屋は、窓もなく机とロッカー、ソファだけなので、仕事着に着替えてから渡り廊下を渡って階段を下り冷蔵庫や炊事場のあるたまり場で、パソコンを開き目を覚ましているのです。

非常勤となって責任は軽くなりましたが、待遇はそれと平行して軽くなります。リタイヤすると、そんなもんだと、覚悟はしてました。今朝も小中高時代からの友とコーヒーをのみながら「新しい常勤者が入るようだよ」と噂話をしてました。この方が、どのようなキャリアーなのかなどの情報は入りません。やがて知れるでしょう。そのような状況を飲み込むような鷹揚さを持たないと好きな釣りはできません。

リタイヤしても、年金で暮らしていける時代ではありません。私のように、職場を転々としてきたものには年金額も低額でカミさんに加算もありません。若い頃に同じ職場で25年続けないとカミさんに年金がつかないよ、などという情報は入っていませんでした。

自分の年金がどの年金かによって待遇は全く違います。これもリタイヤして知りました。優遇されている年金に属している人たちは一本化に反対でしょうから、よく研究しておくといいでしょう。リタイヤ後に釣りが出来るかどうかに関わります、経験者からの助言です。
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咬合不全で大魚を逸す

2011-09-28 15:36:47 | 釣り
食欲の秋で色んなおいしいものを食べても消化が悪く、食べ過ぎ症状が出て、腹痛もあった。昼食をとらないで寝付いていて寝違えて腰痛になった。腰痛はまだ続いていて長い時間椅子に座り続けるのは辛い。同期会の日は、午前中から昼抜きで寝ていたので、何とかもったようなもの、二次会ではほとんど同じ椅子に座り続けた。

翌日の、パリ大学教授の接待も恩師やほかの方にまかせきっりだった。カミさんが「あんたの体調の良くないのは釣りのせいではないの」、が大当りだった。釣りに行けなかったので落ち込んでいた訳ではない。風が吹けば桶屋が儲かるというお話に近い。春先に、ブリッジが外れかかって歯科で調整しながら新しいのを接着した。

8年近く付き合っている先生だったので、もう少し我儘を言えば良かった。咬み合わせが不具合だった、今日も歯科衛生士に「遠慮しないで早めに来ていたら良かったのに」のことが起こっていたのだった。「それはいつ起こったんですか?」7月の全道大会で鯉が3匹ついた日だった。2匹の鯉は釣り上げたが、3匹目の大物は、リールを壊し、私のブリッジを支える歯を縦に割っていたのだった。

その時は一瞬痛いと感じたが歯をよく磨くなどでお茶を濁していた。カミさんに「何でそんなに食べるのが遅いの」と言われ続けた。今日受診してX線を撮って判明した。咬合不全で消化が悪くなり、栄養状態も低下して体力も落ち込んで寝込み腰痛を惹起した。因果の元をたどれば、バラトの鯉と格闘している時に歯を食いしばって力一杯噛み締めて歯を縦に割ったところにあった。
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タカノハ狙いの仕掛け

2011-09-27 20:11:34 | 釣り
今年6月、利尻島鬼脇漁港の岸壁でクロガシラ釣りを堪能した時に、並んで竿を出していた釣人会の滝上さんからカレイ仕掛けを頂きました。名人といわれる方から頂く仕掛けは長くは使用せず、クロを2尾釣った後、その場で真似て作って30から40のクロガシラを30枚近く釣り上げました。滝上さんは75歳を過ぎていますが、ほとんど毎週のように釣りに出かけ、色んな釣りのアイテムを造っているアイデアマンとして有名な方です。

カレイは、えさを食べるのが上手ではないらしく胴突き仕掛けを誘導仕掛けにしても釣り上げる数は、はるかに少なく、3本の竿をすべて急遽作った天秤ネット仕掛けにしてみました。それがあたって、丁度食べ頃のクロを次々とあげました。

これは、今年鯉とフナ釣りに使った天秤仕掛け、60オーバーを上げた実績があるのでタカノハ仕掛けに作り替えようと試みました。故和八さんから20ケほど頂いた遺品の改造です。和八さんは鋳物工場の経営者でしたので、十文字はしっかりできています。13号の錘の部分でカットして、ネット仕掛けにつなぎました。それが、上の写真です。

上の写真のように、ネットは20cmにカットして端を、ペンチの穴に挟みライターで燃やしてつぶしました。60センチ以上の大物がかかっても持ちこたえるように、中通し錘30号の幹糸は留萌の三平さんが推奨するショックーリーダー50ポンドを使いました。サルカンやネットとの結合には、漁師結びを使用しましたが、糸の端はひと結びして結び目が抜けないように念を入れました。完成品が下の写真です。松橋さんが59のタカノハを東平宇で挙げた日に、黄金道路のフンベで樋口さんが73のタカノハを挙げています。60-70の大物に耐えるタカノハを釣るんだという目標を持った仕掛けで臨まないと釣れないと、タカノハ名人のひげかじかさんと昨日話し合っていました。

松っつあ~んが釣った巨大タカノハ

2011-09-26 01:02:33 | 釣り
私の留守中の医釣会の例会で、今年度の北海道内公式記録ではトップクラスの巨大なタカノハが上がりました。釣り人は2008年に私と医釣会の年間賞を競った松橋満佳さんです。59.3cmで重さは3.5kg。場所は、タカノハの名場所の一つ東平宇でした。43のかじか他とで1659点で優勝しています。

本人の感想文をお読みください。松っつあ~んおめでとう、ヤッタネ。写真横にアブを持った手の持ち主は、上近浦で45.5のアブ2本ほかで1384点で準優勝した釣童さん。3位は、山中で445と393のかじかを上げた高橋秀和君、4位は、京都から連休で里帰りしていた佐藤健児君、中近浦で415のカジカほかで1077点。5位は、山中でカジカを揃えた生地隆昭さんでした。詳細は、医釣会のHP(リンク有り)をご覧ください。

歩くのが嫌、酒は飲みたい、寝ていたいの条件を満たす場所である。釣果は当てにならない。満潮時は護岸から干潮時は磯に出て釣るらしいがズボラのため干潮時も護岸から釣っている。12時過ぎに満潮朝7時過ぎに干潮であることに注意して釣を開始した。
竿をセットしてすぐアカハラを釣りまずまずであった。満潮時にカジカが釣れ今日はこれで2匹釣れたし山岸氏と一杯開始する。寝たり起きたりして明け方までアカハラ中心に5匹そろい安心感があった。6時頃にアブラコを波打ち際でバラシ後悔した。今日はこれまでと横になっていた時、突然竿が護岸から落ちそうになり三脚は倒れ何事かと思った。ゴミかタコか大物か。竿をたてゆっくり引き寄せ黄色の座布団を見てタカノハと確信。波に乗せるようにして岸に上げることが出来た。階段を降りて手にしたときはハリスが切れていた。餌はイカゴロ、7時30分の出来事であった。久しぶりの例会優勝が出来ました。


24日は同期会、25日はパリ大学からの旧友を接待して帰宅して一服。どうだったか、と開いた医釣会のHPを見てびっくり、公開しました。いつも同伴する山岸君が参加しない時には私が傍にいることが多いので、ひとごとながら嬉しいです。バンザ~イ。

オータムフェスト

2011-09-25 15:53:02 | 釣り
札幌大通公園内で10月初旬まで開かれている「オータムフェスト」に出かけた。先ず最初に向かったのは、各地の名産の素材を調理し実演販売しているコーナー。釣りで訪れている海岸の町からの出品に的を絞った。生のウニが食べたかったので礼文島のコーナーに並んだ。

生ウニ、そのものは保健所の指導で売れないことになっているらしく、生ウニを写真のようにヘソをとって焼いている。焼くのに時間が掛かって長蛇の列。並ぶのが大嫌いなのだが、ウニに目が無いので我慢して並ぶ。ついでに岩ガキも一つ焼いて貰った。短気な私をみて、ほどほどに焼けたウニ2ケと小さ目で火が通り易いカキを2ケを渡してくれた、2千円也。

生ウニは若い頃、泳いでいつも食べていた。友達は悪ガキばかりで、監視員に捕まって説教されて怒られるほどだった。その当時は、エゾバフンウニばかりとって、おいしくないからと針の長いヌナ(ムラサキウニ)は獲らなかった。今日焼いて売られていたのはヌナばかりだったが、甘くちょっぴり磯臭く、おいしかった。産卵のあとだろうか、身はぎっしりとは詰まっていなかった。

ウニ大好き人間のカミさんに昨夜同期会の受付をさせたのでお返しに「行こう行こう」で早めに出かけたのだった。地元の特産品の直売コーナーを探して瀬棚地区のやまぶどう、こくわ、などの懐かしい品々に交じって、今年は全く獲れていない貴重な「らくよう」きのこを手に入れることができた。らくようのみそ汁も好物なのだ。厚田に釣りに行って、帰りにらくようを探した先輩2人も今はいない。

お前は昔から勝負に甘かった

2011-09-24 23:53:11 | 釣り
24日は大学の同期会。全国から42名の参加、台風が彷徨っている間に数名の参加者が減ってしまった。一人の級友の勲章受章記念同期会なのだが、近況報告のテーブルスピーチになると、殆どが病気と孫の話。

そのうちに死が、話題になるのかもしれない。二次会の始まる頃には、アルコールも効いてくるとともに、地方から数名が加わり、話が佳境に入ってきた。認知症になったのではと、家に閉じこもりがちな仲間も皆で話をしている間に、元気を取り戻してきた。やはり、呼びかけて良かった。

釣りはもうやめてしまった仲間と、釣りの話になって、「なかなか優勝が出来ない、勝負への意気込みが薄くなった」ことを述懐していると、「お前は、昔から釣りでも、麻雀でも随分ついている時でも、運が・・とか言って甘くなった」と言われた。

「ガメツさがないのは、治らないよ。いまさら、ガツガツしたってみっともないよ。そのままの姿勢でいけよ」と励まされた。

腰痛持ちの釣りキチ

2011-09-23 10:39:00 | 釣り
15年ほど前から腰痛に悩まされている。はじめは、庭木の剪定をしてでた枝や木の葉を片づけている時にぎっくり腰となって整形外科を受診した。腰の骨には問題がないが、昔、追突された後遺症がきいているといわれ首を暖められて首つりに週に2度ほど通っていた。

その後、脊椎の支持組織を鍛えた方がいいよ、腹筋やウオーキングをすすめられたが怠け者なので長続きせずにいたために、重いものを持ち上げたり、中腰で何かをしていた際に同様の腰痛症を繰り返している。骨はきれいでつぶれていないし、骨粗しょう症にもなっていない。釣りに行くときは腰痛ベルトを必ずつけて行きなさい、と指導された。

ある日、足が痛み、歩くのがやっとで、手指が痛くて曲がらなくなった。痛風だった。魚ばかり食べているし、コーヒーをがぶ飲みしていた。小さな関節にとどまっているけれど、だんだんと大きな関節もやられるよ、腎臓もやられるかも、尿酸が高いから、遺伝性かもしれないのでづ~と死ぬまでのまねばならないでしょう、といわれた。

で、痛風の薬をのみ、メッシュの腰痛ベルトをして釣りに行く。釣り場では、中腰作業を避ける為に膝当てをしてエサをつけている。2日前に寝違えて再発、やみいさんから頂くアスパラを移植する畑の穴掘りは延期した。雨上がりの太陽の下、絶好の穴掘り日和なのに残念。
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立花さんのネット仕掛け

2011-09-22 08:26:45 | 釣り
先日、モイケシの平磯、N嶋場所で大物アブを揃えて魚りん会の例会で優勝した立花さん(先日の写真参照)から頂いたネット仕掛けにはいろいろの工夫が施されている。魚りん会さんとは、月沼の淡水釣りで何度かご一緒したのでよく存じ上げていた。私は、日和って雨や波を避け、その上、傘をさしてテラスでの釣りに徹していた。2ケ月近く、磯の投げ釣りから離れてもいた。ヒトと競ることへの躊躇が引きずってテンションが上がらないままであった。

ちびハゴやウグイを数釣ったが、アカハラ以外に35以上のものにあたらなかった。足取りも重く竿を早めに切り上げてモイケシ隧道入り口でバスを待つ間に、立花さんのバッカンを見せて貰ってびっくりした。折れ曲がって大物アブが何本も見えて、別に40オーバーのアカハラも数本入っていた。「どんな仕掛けを使ったんですか?」との問いに頂いたのが写真の仕掛けです。

ネットは破れないように二重になっている。錘は単純に5号のスナップでつける。ネットの直ぐ上に「タル付きYピン」の長いのを配置している。このタルが付いているのでアブが付いて首を振っても糸にパーマがかかりずらい。このYピンの幹糸の部分には硬めの上質ウキゴムを細く切って一度結び上下に移動し易くしてある。Yピンに結ぶハリスは短めで中間にビーズ玉にタコジャバラ1.5号(45mm)を被らせている。集魚効果に加えて針(上黒チヌ7号)が根がかりしないようにとの配慮であろうか。

ローリングサルカン親子にはインターが入って仕掛けの最上部からハリスを出すことが出来る。針はアジ針の13号ではないかとFK谷さんがみたてたが、釣り具店には見つからなかった。以前購入したことのあるTK美宮の沢店のスタッフは、もう、針屋さんが造っていないと言う。フカセで代替する。下針のハリスには細いウキゴムを細めにカットしたのが2ケ通っている。これは、25mmなどのケミカルライトを通すと、集魚を計るとともに、夜間にどこに飛んで行くのか判断できる。小さなキラキラ玉は色んな色のものやサイズをつなぐといいだろう。

アウトレットを漁る

2011-09-21 01:03:06 | 釣り
映画を観るとき大抵、私は札幌ファクトリーに行く。駐車場料金がサービスされるのもいいが、2条館の3階にモンベルをはじめアウトドア・ショップが軒を連ねているのが気に入っている。映画のあとで、釣りに着る衣類を漁りに行くのだが、カミさんは、おいしい店が少ない、とこぼす。

これからだんだんと寒くなるので、古くなったシャツや、フリース、合羽のズボンを探そうと出かけた。目的なくぶらつくと余計なものを買ってしまうので、今日は何を漁ると決めてでかけることにしている。

はじめに、流行のものをジャスト・ルッキング(みるだけよ)して、最近バージョンアップしたものをみたり、値札を確認してから、モンベルのアウトレットを覗く。アウトレットの女性コーナーは、最近の山ガールばやりで品揃いがいいが、男物はサイズ、形、色合いで劣っている。

「釣りで臭くなるんだから、寒くなけりゃいいでしょう」とカミさんは、機能本位を強調するのかと思っていると、値札をよくみて「こっちの方が値引き率がいいよ」に決まっていく。横を見ると、私と同じように同行したカミさんに選んで貰っている御仁がいる。釣りという遊びに出かけるにはカミさんの公認にしておかねばならない弱みが男どもにはあるのです。