ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

紅白ナマスを造る

2010-12-31 16:53:28 | 釣り
男の料理教室で習ったおせちを一つ造ってみた。ダイコン400gにニンジン40gこれを4-5センチの千切りにして、一緒にあらかじめきれいに洗っておいたボウルに入れ塩小さじ2杯を振りかけ、はじめは弱く、次第に強く揉んでしんなりさせておく。

ここまで書くのは簡単だが、味はいい加減な分量では調理にはならないので、計量器をゼロ設定して大根の重さとニンジンの重さを皮をむいて計った。大根を白いまな板の上で千切りにするのは老眼で近視に乱視の身にはエライ疲れる。合わせ調味料となる砂糖大匙3杯、酢大匙4杯、水小さじ2杯の調合の段階で計量スプーンを買い出しに走った。

ほどよくしんなりした紅白をきっちり絞って合わせ調味料の中に加えてよく混ぜ、あらかじめ購入していたタコを程よく混ぜて出来上がった。千切りは猫の手でカットするのだが、やっと感覚をつかめてきた。一服してケーキを紅茶で楽しんでいると、かみさんが「紅白ナマスは婿さんが好きだから持ってくよ」と出かけた。

ナマス製作の再開で、今度は少しは手際よく、かつらむきで挑戦してみた。出来上がったのが写真のような出来である。まだ応用の利くところまでいっていない。料理も釣技も古典的なところから入って応用へと進歩しなけりゃならない。婿さんは、どのような評価を下すのか
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キュウリエソ

2010-12-30 08:55:32 | 釣り
今日30日が私の仕事納めですが、高速バスがなかなか来ません。30分近く寒空の下で待ってやっと乗れました。バスのダイヤは、年末年始は休日仕様でした。

「早仕舞いでいいですよ」と暖かい言葉を頂いて、夕暮れの日本海を眺めながら帰ってきました。列車の車窓から何年振りでしょうか、朝里から張碓の海をみたのは。

帰宅して素晴らしいTVに遭遇しました。日本海で釣りの対象としている魚が無事に存在できるのは「キユウリエソ」によるということが初めて分かりました。普段は、摂氏1度ほどの低温の日本海の深海の海底に生息し夜になると海面近くまで上昇してきてプランクトンを摂っているとのことです。

カタクチイワシほどのサイズで、生きた状態では見つかっていないとのこと。氷河期に死滅した日本海の魚類が復活した最初に海底で足場を築いた「キュウリエソ」が、はたはたやアジやサバ、すけそうなどのエサになって日本海での食物連鎖の中心的役割を担っているとのことです。ありがたい魚です。
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来年は竿は3本にしょう

2010-12-29 13:57:56 | 釣り
最近は、持ち物を減らそうと竿を2本にしていましたが、来年は3本にしようと思っています。常時眼前において気を配る2本のほかに、別の棒刺し竿立てに1本夢用に投げて置こうと考えたからです。私が淡水で実績のあるやり方です。

一つの竿立てに3本並べるのは、不手際を作る要因になりますから、1本は、時に眺めるようにしたいのです。目標のない平磯に入漁した時にも、右に展開すべきか左に展開すべきか悩む時に1本の夢用竿は、答えを出してくれそうなのです。

今年の最初の医釣会例会で3本竿を持って行きました。松前海岸では初めての汐吹の平磯でした。何が釣れるのか、どちらに展開するのが正解か、海に向かって碁盤の目のように見当をつけて探っていました。

同じ頻度にエサを取り換え左に離れた場所に投げておいた竿には、全くアタリがありません。1番右にコマセを集中してカジカが来だして準優勝できました。この日は、水温のせいか、どの場所でも不漁で左の竿は、1回もアタリがありませんでした。左に展開したならボの字だったかもしれません。進路を決める竿はボの字でもよしとしています。

忘年会

2010-12-28 12:45:20 | 釣り
暮れの28日は、仕事納めで午前中に掃除を済ませて「また来年も宜しく」てな挨拶で職場を去るのが普通でしたが、昨今ではその風習も薄れてきています。私の職場は仕事納めが30日、今晩は世間では遅い部類に入る忘年会です。

朝から皆そわそわしていますが、各部門で出し物を考えているようで、風邪を吹っ飛ばしてくれるようなものがありそうなので楽しみです。小樽に勤めを変えて9ケ月早いですね、月日の経つのは。

夜勤もある医療関係の仕事をしながら国家試験の勉強をしている方々にセミナーを毎週1回やってきましたが、もう半年も経ちました。試験が終わるまで、合格者が出るまで、私は小樽での釣りを封印しています。

厳しい職場の労働で疲れた身体を鞭打っての勉強ですから、どれほど身について試験に立ち向かえるか心配です。今日は、しかし無礼講のようでゲゲゲやAKBの姿で踊っているのや、みるのやらで盛り上がっています。来年も元気で頑張って下さい。皆!合格してね!




陽の光に誘われて

2010-12-27 20:42:32 | 釣り
2日ほど風邪で臥せっておりましたが、昼からの太陽の光の暖かさに誘われて恵庭までドライブしてきました。

前からお願いしていた釣りチョッキの刺繍入れを釣りキチペーペーさんにお願いに行きました。お父様が今年お亡くなりになり、跡を継いで恵庭メダル商会を切り盛りしています。札幌とは独立して営業していますので、気楽に相談してみてください。

中央支部のチョッキを持っていなかったので、旅にいつも着て行く着慣れたチョッキに簡易刺繍をしてもらうことにしました。見本は、日ハムの選手のメッシュのユニホームの名前を入れるのに使ったアイテムです。

釣童さんのカレイ賞の盾も注文してきました。文殊で釣ったマコの39.7cmに対するものです。帰りに三宝のマスターのところでギョーザを注文し、釣り吉よちさんの釣ったニシンの煮付けを御馳走になりました。ニシン場育ちですが初めて味わうイワシのような味付けでした。高速道路は、舗装が乾燥していましたが、後志や留萌の方の大雪が心配です。

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風邪はやっています

2010-12-26 12:26:20 | 釣り
皆さん、風邪が流行っていますよ。人込みに出かけるときにはマスクを忘れずにかけましょう。

インフルエンザの混合ワクチンをウっているので油断していたのでしょう。年中マスクをしている私に、「マスク」をかけると風邪をひかないという証拠はあるんでしょうか、というようなことも仕事場で言われていたのが効いたのでしょう。自分の身で証明してしまいました。カミさんも、面倒くさいから私もマスクをやめた、といって風邪にかかりました、今、マスクをしてソファで寝ています。

二人とも鼻水たらして、咳がでて手持ちの風邪薬をのみ切りました。例年の年末年始は特にマスクをかけて外出するのが、映画「相棒」の開演時間が気になって、その前に銀行の定期の書き換えの手続きがあるなどマスクをしないで急いでほかの用事を済ませていました。この時に貰ったんでしょう。

年末年始にスクランブルでコマイ釣りができるように、27号錘負荷の振出に、寝ているリールをつけて、竿袋に入れてスタンバイしていたのが役に立ちそうもありません。皆さん、気を付けて下さい。飛沫感染の予防にはマスクです。
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触媒

2010-12-25 09:27:35 | 釣り
ノーベル化学賞の受賞者根岸さんが北大の触媒研究所に席を置くことが決まって北海道にやってきました。長年外国に滞在し研究し成果を上げていても、日本に席(ポジション)がないと帰りずらいものです。受け皿が日本に見つからないのです。もう一方の鈴木さんは理学部出身ですが、工学部に席を得ています。

鈴木さんは北大の名誉教授ですから、二人の化学者によって北海道の若者の思考が影響を受けるのは必定です。根岸さんは、精力的に北大、札幌西高校で講演を行い、道新ホールでお話をして今日は立命館慶祥高校で講演をしています。理科離れ、科学離れが修復されて行くでしょう。

子供ばかりではなく、父兄も聞いていますので子供達が自分で進路を見出して行くことの素晴らしさを感じたと思います。二人のノーベル化学者は子供たちの成長に触媒のような存在としてクローズアップされたことを喜ばねばなりません。

根岸カップリングは、有機亜鉛化合物と有機ハロゲン化合物をパラジウムまたはニッケル触媒のもとに反応させ二つの化合物が結合しやすくする炭素ー炭素C-C結合生成物を得る手法です。釣りに用いるコマセにも色んなものを組み合わせてみると触媒やカップリングで、水面に浮いてこないように処置ができるものがあると思います。


年賀状

2010-12-24 11:05:05 | 釣り
人間切羽詰らないと動かないもの。雪が降っても雨で溶けるなどで、正月が来るという感覚がないと言ったとたんに吹雪いて来た。ジングルベルの音に急かされるように年賀状を作ろうという気がしてきた。

長生きしたけりゃ風邪引くな、転ぶな、義理を欠け、と言われても今までに多くの人に面倒を掛け、ご厄介になってきた。自分が今あるのは、年齢に関係なく多くの恩人がいたからである。カミさんはじめ家族にも感謝している。

元の職場をリタイヤしたのち、600枚ほどの賀状書きが今では400枚に減った。こちらから減らす積りはなくとも、疎遠になって行くのだろう。多くの友人、知人や釣りの仲間も亡くなった。元気で釣りができていることを有り難く思わなければならない。1年に1度はそんな気持ちを伝える習慣があってもいいのだと思う。

個人的には喪中なのだが、釣り会の事務局として賀状造りに精を出しているしの兄さんのような方もおられる。ネットでコメを取り交わしたりアドバイスを頂く仲間も住所氏名を聞いていないので義理を欠くけれどお許しを請う、しかない。

コマセ「釣れ過ぎ注意」

2010-12-23 10:43:28 | 釣り
昨日は、手稲金山にあるひげかじかさんの工房に出かけて針結びのチェックをして貰いました。自分で良かろうと思っても、他の釣り人の技術や秘訣を見せて貰わないことには自縄自縛の世界に入りこんでしまいます。針の結び方には問題なしで、工具の使用部位もカットするハリスの端ですので問題なかろうとなりました。

接着剤を使用したのが失敗でした。次いで、コマセに話が及びました。先日、釣りの帰りに車に乗せて頂いた潮鱗会のO村さんから、近くの魚屋さんがマグロの切り屑を売りに出したようだよ、との話を聞いて、早速翌日探訪に出かけ、キロ300円という代物を3キロチョイ買ってきました。

O村さんもひげかじかさんも、そんな高いのは無いよ、ということで今後接触しないことにしました。私は、せっかちで、歩きながら考えるタチなので、こういう失敗をします。しかし、失敗で多くのことを学びます。「ボナさんの買ったのはトラウトが混じっているかもね」と言われマグロの実物を見せて貰いました。きれいな赤い色をしていました。

手稲支部のO杉さんが、釣り餌専門店「拓北農兵館」を開いたから行ってみるかいと言われ、好奇心の強い私は、ついて行き、素晴らしいコマセに遭遇しました。ご自分の名前の一字をとって「拓北」と書いてありますが、店は、手稲前田7条にあります。マグロを主に、オリジナルブレンドでカズさん達も大物をあげている逸品です。一度使って見て下さい。
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KAGEROU

2010-12-22 15:09:55 | 釣り
小樽の紀伊国屋に予約していた本が手に入ったので、帰りのJRで読みだした。活字が大きいので、老眼の持ち主には読みやすい。札幌駅に到着するまで半分以上を読み、地下鉄内で読み、夕食後のお茶を飲んで読破してしまった。2時間もかからないで読める小説である。純文学とも言えない、大作ではない。

斎藤智裕(水嶋ヒロ)の「KAGEROU」である。主人公の生命をカゲロウにたとえているのだろう。文章は、私よりもはるかに上手い。ところどころ主人公の年齢よりも若い部分、著者が顔をだす。その若さがあって、重いテーマなのだが、稚拙なところが医療関係者としては気になり、軽く読んでしまう。

これから買って読もうとする方も有ると思うので、あらすじについては述べない。いろいろと、やっかみのような批評などを目にするが、新人賞の候補にはなるだろう。

釣りの審査とその後の表彰式の釣り人の反応は、水嶋ヒロへの評価に対する反応に似ている。入賞者への拍手には、自分の釣果と合わせて複雑な感情が漂うもの、それが人情だ。