ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

ベストも釣りバス対策

2015-01-31 23:27:38 | 釣り
私が作ったベストをご覧になった釣童さんが、赤いベストを造ろうと提案された。
60を過ぎて3年位になっている筈だが、新しいベストを造ろうとの考えのようだ。皆が造るなら、ウルトラ還暦として赤いベストを着て若返るのもいいじゃないのかな、と私も考えている。

医釣会のベストは、10年以上前に誂えたものなので、ボロボロになって、捨ててしまった方もいるようだ。釣り会の写真をみても、医釣会のベストを着て写っているのが少ない。皆が揃ってベストを着て並んだ写真は、皆無である。この際ベストを揃えるのも良いアイデイアだと思う。

私の所属支部の釣りバスも値段の高騰によって他の会社のものに替えざるを得なくなっている。このような事情は、他の釣り会でも多々起こっている。神経質なドライバーが増えて、汚れた靴で乗車するな、汚れたものは持ち込むな、運転以外は何もしたくない、などの条件が付いてくる。車内が臭くなると、直ぐに契約が切られてしまう危険がある。

釣りバスを運転したことのないドライバーが増えてきているので、せめて、目立つ色のベストを着てバスを待つことにしよう、という作戦である。傷んで汚れたベストは臭いも残っており、嫌われる。しかし、ベストの件は、総会待ちの案件だ。

エフ分の一(1/f)ゆらぎ

2015-01-30 21:44:34 | 釣り
年末に呼吸停止になりICUで透析を受けていた友が意識が戻らないまま、昨日亡くなった。彼は、アメリカに次いでドイツに留学、語学に堪能なうえ、大変な勉強家であった。標榜したのは呼吸器・循環器。血流、血圧、心臓の生体制御の理論的な背景をギリシャ語を駆使して著書を上梓、同期の仲間に贈った。

手元に送っていただいても何が書かれているのか、さっぱり分からない。私も往生したが、一人の友人は、ある文章が難しくて分からない時、英語でIt's Greek to me.(こりゃ私にはギリシャ語だ)とたとえることにした。という弔問のメールを送ってくれた。血流や血圧を流体力学を駆使し数式化、回路化でまとめて循環器学会で特別講演をしたのを、聞いていた。話を聞いても直ぐには分からないだろうから本をゆっくり読んで呉れとの気持からだった。

私は、違う研究室で、脳卒中を起こしたラットの行動分析をして、時系列に並べてみると波が見える。昼間は眠って夜に活動するのが、夜昼なしに活動量が増える。彼は目に見える流や波は、すべて数式化できる。と元気づけてくれた。理学部の助教授に手伝って頂いて、パワースペクトラムやフーリエ変換などによりギリシャ語のタウを出すことが出来た。健常な時には、およそ一日の太陽のリズム(サーカデイアンリズム)で動いているが、脳卒中を起こすと、長い14日の月のリズム(サーカシシジックリズム)で徘徊していることが知れた。1985年に発行されたアメリカの心臓学会誌に掲載されている。月のリズムは釣りのリズムでもある、干満の発現にも通じる。

彼は、失明しても講義や執筆を精力的に続け、健康な生体のリズムは、適度に揺らいでおり、揺らぎの無いのは不自然で不健康だというのは、多くの人が知るところになりました。揺るぎのないシステムは脆いとも言われております。彼は最適論を立ち上げ、もっとも長い周期のリズム(1/f)が心地よいようだ、と考えておりました。彼の講義の板書は奥さんが務め、エフ分の一の揺らぎ(1/f)を最後に書いたという。物理学、生物学、生理工学、医科学など、多くの同学の士が増えて、2013年、この1/fの揺らぎ研究は、文部科学省の科学研究費補助金の新しい学術領域研究として発足しました。彼が話した理論は、30年後に花開いた。健康に生きていたなら、その中心にいたであろう。

トロフイーが出来た

2015-01-29 21:26:35 | 釣り
投釣王の仲間の釣りきちペーペーさんにお願いしてあったボナ賞の盾が届いた。数年前から医釣会の年間身長賞の中で、カレイの身長賞に私がスポンサーとなって盾を贈ることにしたものだ。ヒラメやタカノハの50オーバーを釣らせて貰っているので、ひらものに感謝をこめて造っている。素材やメデザインなどは、ペーペーさんにおまかせしている。

アブラコやアカハラにもスポンサーが着いていた筈だったが、既に退会したのかもしれない。いまどき、トロフイーは貰っても嵩張って置き場所に困ると言われていたので、本立ての隙間に飾ることが出来るほどで良いので、気楽に選んでくださいとペーペーさんに頼んでいたのだが、いつも立派なものを用意して頂いている。今回のスーさんに渡すものは、重厚に出来上がっている。

自分にもご褒美をあげようと喜寿のお祝いとして医釣会のベストを造った。職人さんの衣類専門店のスタッフに選んで貰ったベストに、金色の刺繍を入れた。喜寿の色(紫)に合うのが見当たらなく、紺色に金色の刺繍で雰囲気を出した。

そのうちに、このベストを着てお祓いを受けてこなくちゃ、と思っています。2月に入ると針供養にも行かねばならない。魚無月でもいろいろと行事があるのだ。
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零下の釣り

2015-01-28 20:31:04 | 釣り
今朝は、今年一番の寒さでした。最高温度がマイナス4度とか、このような環境で釣りをすることもあるでしょう。吹雪いてくると最悪です。装備などについて思いつくままに記してみます。大事なスマホやデジカメ類は、温度が下がると放電し、繋がらなく恐れがありますので冷やさないように、暖かいもので包んでおかねばならないでしょう。他人と連絡しあう手立てがなくなると死の危険すらあり、釣りバスから降りる場合には、単独行は止めましょう。単独行が多い私でも、他の釣り人が見える範囲で釣っておりました。

ガスバーナーなどの暖房器具と子供のスコップなどを持って行き、ソリに積んで移動しました。雪を固めて囲いを造り、ガスバーナーに火を点けてお湯を沸かしコーヒーを飲んだり、鍋焼きを作ったり、餅を焼いたりしていました。今は気化促進機構内臓のパワーガス(写真)が市販され、ブースター(写真;ガスの左)は不要になりました。卓上型のガスコンロを持参し、ジンギスカンをする方もおりますが、建物の傍では禁止です。

頬が隠れるロシア帽が暖かい。予備に毛糸で編んだしょうちゃん帽や、毛糸の目だし帽もいいでしょう。ヒートテックの長いマフラーや、ネックウォーマーも二組用意しておくと良いでしょう。帽子にもなるネックウオーマーもあります。手袋も数組用意し、濡れた後に、取り替え、凍傷に注意して下さい。

眼鏡の始末が、大変です。ゴーグルを眼鏡の上から掛けております。スキーで使って慣れたものがいいです。寒いときに、バスから降ろされて釣った事が何度か有ります。寒さ対策は、しっかりした積もりでも、いろいろと足りないことが出てきます。ごへいさんが書いておりましたが、ペットボトルの水がシャーベットになっていたと。エサも凍っていて使い物にならないこともあります。くれぐれも一人で行動しないで下さい。ライフジャケットを着用していても海に落ちると凍死の危険があります。


ジャッジを観る

2015-01-27 13:38:14 | 釣り
釣りに行くには家族サービスが肝要。カミさんや家族には、コマセを撒くように、こまめにサービスしておかねばなりません。突然しても不思議がられますし、時間に余裕がないとできません。懐具合も気にになりますので、十分な準備が必要です。

雪の時期は、釣りバスに乗って行きませんから、いつもよりリッチです。釣り場に足を運ぶ機会がぐ~んと減りますので、チャンスです。家にいる時には、雪かきや買出しにつきあうなど、決して愚痴は言わないことです。毎日ご苦労様です、声かけも忘れずに。

洗濯の場合、何回か秘訣を盗み見て、鬼のいぬ間、に合わせて洗濯機の癖や洗剤の使い方などを勉強してからした方が良いと思います。恩着せがましくするのでしたなら、止めた方がいいでしょう。あなたが、洗濯すると皺だらけで出来上がって、とか、仕舞い込むときに裏返しになっていて時間が掛かる、とか折角努力をしているのに、と内心怒りたくなるかもしれませんが、釣りにすんなり家から出して貰うために、我慢することです。

今日の映画「ジャッジ」は、前から観に行こうとカミさんと相談していたものです。あらすじは、ご覧になるときの楽しみにしておきましょう。映画ゴッドファーザーで、冷静沈着にマーロンブランドの片腕となったロバート デユバルが、アカデミー賞候補になった演技をしております。伏線として父と息子を繋ぐのは、釣りです。小さな観覧部屋でしたが、ウイークデーの昼間に満員でした。

糸鳴り

2015-01-26 10:59:52 | 釣り
昨年の忘年会で、幹事の先生から頂いた北海道交響楽団の第77回演奏会に、25日夕、行ってきました。彼も長年の団員ですが、大学の交響楽団出身者が多いアマチュアのオーケストラです。1981年の第1回にも行っており、今まで20数年の間に数回聞いております。今回も、知り合いが数名団員としてそれぞれの楽器を演奏しておりました。演奏が始まる前にカミさんは、団員の顔を見ながら、あの先生、なんでひげ生やしたの、などと聞いてくる、まわりを気にしながら、分からないとひそひそ声で応える。

天気が良かったので家の周りの除雪をし、久しぶりのホテルでの食事。5の日のサービスデーしかも、シニア割引もあった中華バイキング。味は、辛いのを期待したが、薄味だった。毎日何を造ったらいいのか悩むと近くのスーパーでぼやかれていた。コンサート前でもあり、外食にした。釣りの無い時にはカミさん孝行のコマセです。テーブルから日没の藻岩山をのぞむ。

夕食をゆっくり、お互いに食が細くなったことを嘆きながら味わいました。食べ過ぎないように、多くの種類を楽しみました。ホテルから、公園内の夜道を抜けると札幌コンサートホール「キタラ」です。幸い、温かい夜でした。自由席ですので、30分ほど並びました。ステージの前のかぶりつきでした。指揮者の川越先生は随分とお年を召されたな~とか、チェリストの汗が酷い、風邪じゃないのか、など気にしていました。

ご存知ムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」よりも、小休憩の前に鎌田 泉さんのバイオリンと石川祐支さんのチェロ独奏がオーケストラをバックに奏でられました。ブラームスの「バイオリンとチェロのための二重奏曲」が、熱演で素晴らしかった、良かった。特に、バイオリンとチェロの指を使った糸鳴りは、強烈だった。浦河の磯で、PEを巻いた竿に45のタカノハが着いた時に鳴らした糸鳴りを思い出しておりました。


釣りは、

2015-01-25 12:12:07 | 釣り
田舎人さんから、釣りは、競うものではないと、釣りに関する本質的なコメントを、頂きました。競技ではない、遊びなのか、趣味なのか、魚無月の二月をむかえる時に、立ち止まって真摯に考えてみる課題と思います。

生まれつき勝負事が好きで、親たちの花札を見て育ち、中学時代はスキーも部活で長距離レース競技をしていました。大学受験勉強も競争でした。学生時代からマージヤン、パチンコ、ボーリングなどにもうつつをぬかし、大学院から、基礎医学研究も一番狙い、ひとのやっていない初めての発見に向かって走っていました。休日にゴルフと釣りは両立するわけはなく、迷いなく釣りに向かいました。

一人で釣りに行くほかに、少し違和感もありましたが、先輩に誘われて釣りバスに乗っておりました。魚の釣れるのは夜間が多く、徹夜で釣りますので、眠って行き帰って来られる釣りバスが多くなりました。思い立ったなら、雪の中でも車を走らせましたが、何度も危険な目に遭いました。雪の中でエンストした時に「よく、こんな車でしかも、一人で釣りに来れるもんだ」と叱られたり、助けられたりしているうちに、釣りバスが、釣りをする手段になっていきました。

釣りが好きというのが根底にあり、投げ釣りの方があまり参加しないアカハラ釣りもします。釣った魚は、生かしておき、帰りに放流する淡水にも自然にはまりました。ひとりでもフナや鯉と遊びますが、淡水の釣り場は一人で釣るのは、海よりも危険な為に、淡水も釣り会に入りました。釣りをしている間は、いろんな些細なことも考えないでいられますので、酒も飲まない私には、唯一のストレス解消になっております。釣りは、私にとって、食べる寝るの日常生活の延長に有る大事なものの一つです。
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釣りは、ハンデの無い遊び

2015-01-24 12:12:56 | 釣り
仕事に慣れ、生活に余裕が出た頃、土日のストレス解消は、ゴルフか釣りでした。棒ふりの練習はしてみましたが、へたくそで、上手くボールに当たりません。一緒の頃に練習を始めた知り合いのボールが横に飛び、ギャラリーにけがを負わせました。めったな事では起こらない事故でしたが、彼はそれ以来ゴルフを止めました。それを聞いて、私も止めました。

ゴルフにハンデをつけられるのが、嫌でした。お情けでハンデをつけてやっていると言われ、いじめられている気がしましたので、その方が大きな理由だったかもしれません。昔入っていた釣り会の一つで、初心者や高齢者対策に年齢などのハンデを付けるルールが新設されました。一部の意見でした、多くの仲間が抜けました。彼らは、今でもいろんな釣り会で活躍しております。釣りにハンデは要りません。負けず嫌いなんでしょう。

囲碁も少しやりましたが、石を置くのはゴルフのハンデとは違っておりました。流行っていたマンガを見て教えてという孫に囲碁を教えたところ、めきめき上達し、近所の碁会所で敵なしの状態になり、おだてられ日本棋院教習生の道を目指しましたが、プロとの差異を中学で知り、あきらめました。自分が調子が良くない時にも、他人の打ったのを「ナイスショット」と褒める言葉が直ぐに出てこないのも入り込めない理由だったかもしれません。

ゴルフ族が上流に見え、育ちが良くなかったというコンプレックスも大きい理由でした。釣りは、準備が大変で、徹夜で釣るのは疲れが残ると、渓流釣りに時々出かける娘は、昨今は、婿さんや、気心の知れた仲間とゴルフ三昧にしております。ゴルフの料金も一時より下がったのもあるでしょう。バス代の高騰で、遊びの費用は、ゴルフと釣りは逆転したのでは、と思っております。
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左側に座る

2015-01-23 19:44:57 | 釣り
今日は、先日亡くなった友が、生前勤めていた空知の病院に出張です。後任が4月に着任しますので、その前に、亡き友の思いを、引き継ぐ作業でも有ります。癌の末期で抗がん剤を射ちながら、医師として最期の勤めを果たした場所です。

習慣のように左側に座って行くのには、理由が有ります。春から夏までの釣り場、熊石、瀬棚、島牧どの日本海に面した釣り場を眺めて帰ってきたいので、札幌に帰るバスの左側にいつも座って行きます。夏から秋の黄金道路、エリモ、日高海岸を眺めて帰ってくるのにも、バスの左側に座ると海が見えます。それで、釣りバスでは、左座席を定席にしております。

釣り帰りには、ほとんどの釣り人は、徹夜の釣りに疲れて眠っておりますが、その場所に、もう一度来れるのかと考えると眠れなくなるのです。春秋の沢山ある方は、眠っていくでしょう。L特急左の座席からは、。リタイヤの前20年間吹雪いても車で通った学園都市線沿いの元の職場が見えます。その延長上に今日の目的地もあります。下の写真は、湯気に煙る温泉プール、病院1階にあり、リハビリに使われます。

先祖が集団で移住して切り開いた土地に生きて育った方々が働いている病院、流石です。整然として、居心地良く動いておりました。亡き友と、病院の改革を進めていた看護部長も彼の死を惜しんでおりました。帰りに乗ったタクシーのドライバーもやさしい先生で、皆明るくなったと言って呉れました。整形外科や脳外科など同期のもの数名が週一でも、応援に来て病院を盛り立てている理由が分かったような気がしました。病院から午後4時過ぎに外来を済ませ、タクシーで滝川(下の写真)に出てL特急で帰札、地下鉄、バスを乗り継いで6時過ぎに帰宅の距離でした。

砂袋錘

2015-01-22 21:27:43 | 釣り
ご主人が釣り名人の奧さんが受診、薬と定期の採血が済み、診察が終わってから、ご主人が、いつも、冬には、鉛を溶かして錘をつくったり、仕掛けを造っていたのに、ぜんぜん釣りに関心が無くなったみたいで、どうなったんだろうという。

釣り仲間との交流もないようで、社会性が無くならないように、外に連れ出してはどうだろうかなどと、先ず、医学的なコメントから、切り込んだのだが、話し合ううちに。錘を造りたくない、と言ったきり、釣りも止めた。仕掛けは、途中まで造って放置しているらしい。

手も動かさなくなったという。エコのことを考え、鉛で造る錘で海を汚しちゃいけないと考えたのだろうか。こんを詰める方で、真面目に、真剣に考えているうちに、釣りを止める方に振れたのだろうか。それ以来、家にいる方が多くなったという。奥さんが明るい。心配するほどでもないのかも。

ご主人の知り合いであるムラさんに様子を聞こう。私も、以前、冬の風物詩のように、レントゲン室の壁を壊して出てきた鉛を貰って錘を造っていた頃がある。反省材料として、これからの釣りでは、錘を一つの投げ釣りのテーマにして、G先生のように、自然に帰る砂錘をできるだけ使ってみるところから始めようか。