ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

太公望の評価

2016-05-18 16:26:18 | 釣り
今朝、昨日の患者が気になってクリニックに出向き、いままで何度か、風邪などの時にクリニックを訪れている方なので、フォローを院長にお願いして帰宅した。

朝食後にコーヒーの後に、ボランテイアで外出中のカミさんの読みかけの石原慎太郎の「天才」を一気に読んだ。3時間一寸だった。慎太郎は、やっぱり政治よりも書き物が似合う。ロッキード事件は、田中角栄が嵌められたとの疑惑が強いように語られている。



先日の同期会の席で、ボナさんは、政治家になれない男だ、と、アルコールの回った55年来の同期生から、何度もお墨付きというか、烙印を押された。彼は、夕張の高校を出て、家業の大工をしながら金を貯め、受験勉強をして医学部に入った。10年以上にわたって意識不明となった奥さんの看病を自宅で、一人で続けた。居間の真ん中のベットに奥さんが寝て、彼は、傍のソファに寝て、時間おきの経管栄養や補液、床ずれ予防の処置や下の世話を続けた。息子さん夫妻は、介護職に就き、手伝うようになった。奥さんの死後、2年前に専門の医学的貢献で勲章を貰った。前にもふれたレジェンドである。

私が釣りキチであることを重々承知で診断しているので、どういう意味なのかと考えてみた。皆さんご存知の太公望は、「史記」に出て来る「周」王朝の建国に携わった人物である。釣りをしていたのか、仕官の道を探していたのか、釣りの神様と言って良いのやら、評価は難しい。私だったなら、釣りを続けているだろうと、思ってのことだろう。と、褒め言葉として頂いて置く。