ポトラック・パーテイ

ピロリ菌の除菌が２度目に成功して以来、食が進み５７ｋｇ台で停滞していた体重が５９ｋｇから６０ｋｇにまで増加したのですから、びっくりです。体重増加と血圧上昇はリンクしているようですので、反省し、これから減量にとりかかります。

昨夜ミュンヘンフェステイバルに参加後、アンバセダー（お客）を歓迎するウエルカムパーテイが「かでる２７」の平講堂をお借りして行われました。双方で６０名前後が集まりました。パーテイは、ホストがそれぞれ得意の料理を持ち寄るポトラック形式で行われました。飲み物も、水、お茶、ジュースからビールまで持ち寄りました。

ホストにも宿泊を担当するもの、イベントを助けるもの、一緒に歩いたり車を運転して案内するデイホストなどがおります。私の家に宿泊している夫婦は、朝食後デイサービスのホストがカミさんを助けて定山渓の日帰り温泉に案内しています。入浴前にアイヌ文化交流センターなどを見学する予定です。

私は、留守番です。アンバセダー側の余興があった後に、ホスト側が４列に並び「よさこい」を踊りました。練習していませんが、前の方の振りを見ながら調子を合わせて踊りました。身体が重く、冷や汗含め汗をたっぷりかき、釣りしか運動らしいことをしていない身を恥ました。セルフで各自が自分の皿にお取りした後ですので見苦しいとは存じますが、１回目の選択後の料理の一部をお見せします。

納会は、噴火湾か日高か？

釣りの納会を噴火湾にするか日高海岸にするか？釣り会の構成メンバーの釣技の差や年齢によって分かれるところ。競合することに燃えるグループは、日高に向かうだろうし、その年の終わりに懇親の意味合いを持たせるグループは、噴火湾に向かう。

噴火湾は温暖で、天候の異変が少なく割と時化でも釣りになるが、いかんせん、遠浅の海なのせいか、大物が少なく、４０センチ以上の魚が釣れるチャンスは少ない。最近は、港の大型化工事の為に砂が動いて根が埋まりコンブも少なくなったので、釣れる場所は限定されてきた。

そんな訳で、迷うことはない！日高と言えるのは、大物を釣りたいと願う釣り人の多い釣り会。カジカのエックスデイが過ぎると夢の５０センチ超えが釣れる。反面、季節外れの台風にも見舞われ、幹事泣かせで納め会という直会が、できるかどうか危ぶまれることもある。天候がどのように厳しい状況でも釣れる場所を知っているベテランが多い釣り会なので敢えて敢行する。

後者は無事に１年を送ったという初心者や高齢者の多い釣り会。噴火湾は穏やかで暖かい日が多い。釣れる場所が限定されているので、塊になって和気あいあいで釣ることになる。遠浅の海の厄介なのは時化後の満潮。これにあたると磯ゴミに攻められて釣りにならない場所が多い。納会が終わると、カジカ汁にも飽きてホッケ狙いで吹雪でも意に介せず日本海に向かう。

もまない、呑まない

早朝から雪で渋滞の中を琴似まで走り、６０数名のインフルエンザ・ワクチンの接種です。釣り仲間のＨさんが待っていました。本当に来たんだ、と言われましたが、釣りの話も程ほどに、ひとりひとり体温を測って貰い、３７度以上の発熱のないことを確かめました。

今日の体調を尋ね、次いで今までにインフルのワクチン注射を受けたか否かを尋ね、念をおして「トリ肉や卵」にアレルギー反応を起こさなかったかどうかも確認しました。肺炎ワクチンなどの接種を受けた方には、所定の期間を過ぎているのかも再確認しました。

風邪気の方には、扁桃の発赤や腫大がないかを舌圧子を使って確かめました。０．５ｍＬの皮下注射の後で、揉まないで下さい。激しい活動はしないで、アルコールは飲まないで下さい。と注意しながら進めました。そのうちに、並んでいる受診者のみなさん方にも「もまない、のまない」がゆきわたるようになりました。

一旦早い昼食を摂るためクリニックに戻り、今年最後の外勤健診に輪厚まで走りました。ジャスト６０名の健診を終えてクリニックに帰り着き、記載漏れが無いか、心電図所見の再検をして帰路につきました。家ではホームステイのご夫妻が待っていました。ご主人の足のサイズが２９ｃｍの理由が分かりました。痛風で足の「おやゆび」拇指（ぼし）が腫れ上がって、強力な抗痛風薬コルヒチンを現在頓用していました。酒も止めていました。

ゴミ出し

札幌は有難いことに晩秋の庭から出る冬囲いで剪定した木々や花ばなの塊を庭ゴミとして無料で集めに来て呉れます。ビニール袋などに入れて中味が分かるようにしておかねばなりません。ビニール袋に雨や雪が侵入すると、重くなって破れたり扱うのは困難になります。

先の収集の前日は、風雨が激しかったので車庫の中に保管しました。今朝のビニールゴミも無料で集めて呉れます。スーパーでの魚や果物などの買い物から出る発泡スチロールのトレーは、汚れを水洗いして乾燥させてから収集に出すのが礼儀です。大きいのは、小さく裁断しています。

釣って来た魚を捌いたり、炊事で出る生ゴミや紙類、衣類などの燃えるゴミは、有料の袋に入れて出しに行きます。根雪になる前の暮の大掃除を少しづつ進めていますが、ホームステイに泊まり客がやって来るというのでラッシュがかかっています。いよいよ明日の到着です。

燃えないゴミは、規定のサイズ以内に切断したり折り曲げたりしてゴミ袋に詰めています。思い出の品も引き出しなどに放りこんでありますが、宝物と思っている当人以外にはゴミになるでしょうから捨てることにします。釣り具については、物もちが良く、廃棄するところまで使い切りますので溜まっていません。

異常なしとはせずに

出張しての健診業務は、帰ってきてからの仕事が結構多い。胸部エックス線写真の読影から始まって、眼底写真や心電図記録ならびに採血の結果などを診察結果と照合して総合判定する。「異常なし」、「要経過観察」、「要治療あるいは要精密検査」などの３段階に分ける。

大抵は、検査項目ごとの異常の有無、再検の要否、精密検査必要の有無などを受診者に連絡する。異常なしと判定するのは、非常に厳しい眼で臨まなければならない。ある線で正常と異常を区別することは至難な業である。

私事ではあるが、定期的に大腸の内視鏡検査を受けていたが、３年の間隔を置いたところ大腸がんの発生をみた。３年に１度は受けようと言われていた。兆しは有った。ヘモグロビンが正常範囲の下限なので、慎重に経過を追った方がいいとも。

早期発見や手遅れにならない為に大事なのは「異常なし」と「要経過観察」の間であると思っている。そのような経験を経て、腫瘍マーカーなどが正常範囲からほんの少し増加していても、異常なしとはせずに、注意を喚起し、出来れば精査を受けるように話をしている。慎重なのは、生まれつき、釣りでも同様。

冬受け入れのホームステイ

長年ホームステイの受け入れを続けていますが、寒い北海道が敬遠されて今までに受け入れたことが有りませんでした。春から秋にかけては用意することが無かったものが次から次に出て来ます。特に４Lの体格の方の場合も初めてで、どうなる事やら心配しています。

以前パリ大学から４Lの教授をお招きした時には、大学の宿舎やホテルでベットの手配を優先しました、特大ベットは数が無く早者勝ちでした。無い場合、ベッドの足の部分に特設の架台を設置して貰い凌ぎました。これに倣い、奥さんにはベッドで寝て貰い、ご主人にはカーペットを敷いてある床に布団で寝て貰うことにしました。座布団をならべてシーツで覆ったり、毛布で補強することにします。

１週間ですから万年床にしておきます。暖房はセントラルヒーテイングで床暖が入りますので寒さ対策は良いと思います。キロロに１泊で出かける装いが難題です。防寒帽は被ってくれるか分かりませんが釣り用のものがあります。冬の釣りに着用するものが役に立ちます。

毛糸の手袋と大きめのスキー手袋（専ら釣りに使用）があります。そり遊び対策には、釣り用オーバーズボンや冬の釣りに着る大きめのズボンを用意しました。雪合戦まで組まれています。雪玉があたると危険ですのでゴーグル着用して貰います。見当たらないのでスキー一家に借ります。ホームステイを受け入れると言うのは、エライ難儀ですが、冬の釣りに使えるものを補強できますよ。

大掃除から

バタバタしている間にホームステイがやって来る日が近づきました。カミさんが最終打ち合わせに出かける前にと早朝から大掃除にとりかかりました。腰痛をおしての大掃除ですので、腰に湿布を貼ってやってから始めます。

すぐに、私は目が覚めませんので、コーヒー用のお湯をわかすところからの始業です。休みの日の朝は、薄めのアメリカンに挽いて貰ったのを喫んでいます。洗濯機と食器洗い機を回し、その回転音をBGMにして一服するのも乙なものです。

洗濯ものを干し、網戸を車庫に仕舞い、バッカンなどを目につき易い場所に放り込みました。普段通りにすると言ってもどの程度で良しとするかは、案外難しいものです。リュックに当座釣りに出かけるものを仕舞い込みました。キャップライトの電池は、放置するとべとついて来ることがあり、抜きました。

竿は、錆止めを振りかけ布でふき取り竿袋に収納しました。いつも忘れている荷札をつけようと思っています。少し貯まっていた「つりしん」のスクラップしたものを釣り場別に整理しています。成績のスクラップしたものは、冬の間に入力します。穏やかな小春日和、いつまで続きますか。

普段通りで

３０年以上ホームステイを受け入れてきました。トータルで何名受け入れたかでしょうか。大抵は１週間の滞在でしたが、律義な方からは、毎年クリスマスカードを頂きます。留学中にお世話になりましたので、日本にやって来る外人さんに、お返しはしなければと続けております。来週やって来るお客さん用の防寒靴は確保しました。天気予報もばっちりと雪になりお膳立ては整いました。

雪が滅多に平地に降らない国からですので楽しんで欲しいと思っています。受け入れ時期には、今までは、その都度釣り具を空いている隙間に押し込んで過ごしていましたが、これからは、釣り衣装はいつもの洋服ダンスに入れて、そのままにしておこうと思います。無理をして部屋の整理をしないことにします。

魚臭いのは中々取れませんので、隠しようがありません。漁師の家だと感じて貰えればいいと、腹をくくりました。一度使った仕掛け類も再利用する為に、洗剤につけ洗って乾かしビニール袋に乾燥剤とともに入れていても、どことなく臭いがします。かといって、臭いを消す消臭剤の強力なものは、何か不気味な感じがしてなじめません。

臭いに敏感な魚が寄ってこない「ニオイ」を発しているかもしれず、怖いのです。O西さんがいわれるように、太陽光は、タオル類の臭い取りには最善ですが、干し放なしにしておくとガバガバと硬くなります。バッカン、胴付き長くつ、仕掛けなどは光化学反応で劣化し目に見えない穴があくことも有りました。乾いたら暗いところに保管が一番です。

老釣り師よ荒野をめざせ

たまに旅行するのは、いいものです。非常に感動を与えて呉れます。普段の釣りバスは、釣り場に急ぐ時には真っ暗闇で景色が見えません。帰りは徹夜の釣りの疲れで大抵は眠っていますので、景色を見ていません。今回、車で、釣り場範囲をすっきりした頭で眺めながら通って、見えて来たものは違いました。

誰かさんの運転する車に乗って見物気分でいますと、より鮮明に隅々まで見えるものです。釣り師という言葉は軽く使うものではないと神戸さんに叱られるかもしれませんが、高齢になるまで無事に釣りをしているなら、それだけで釣り師と認めてもいいのでは、と思っています。ただ老釣り師には、条件をつけようと思います。若者の邪魔をしないことです。

あまり同じ釣り場ではなく人の刺さらない場所、それも新しい場所、荒野を目指しては、という提案なのです。荒野といっても高齢者には何が起こるか分かりませんから、ヒトから見えるところにいることです。席を譲ってポイントを一寸ずらしても、新しい場所になり、きっと感動が有ります。

先日、何人もに羨ましがられるようなポイントに入ってしまい、他の方達の夢を奪ってしまったのでは、という後悔のようなものがあります。当日は、波がきつくうねって押し寄せてきましたので、別の場所に移るのが危険だと考え、じ～と一箇所に居座ってしまいました。釣り場で邪魔者扱いされないように振舞うことも大切です。

　

３週連続噴火湾の旅

２週続けて釣りに通った噴火湾。今日は、仕事で高速に乗っています。朝７時出発で途中で健診のデリバリーを行いながら、先週食べられなかった浜チャンポンの店で昼食休憩。レギュラーサイズの浜チャンポンみそ味を食べました。懐かしい寿都の味がしました。

豊浦から黒松内へ下る坂道はトンネルの先が銀世界になっていました。気をつけましょう。長万部で昼になり午後は国縫を経て八雲で本日の業務を終了。先週末にうねっていたのは嘘みたい、高速から眺める海は静かです。ウトウトして目を覚ますと眼前に素晴らしい眺め。駒ヶ岳の雄々しい姿。雪を被って迫ってきます。

新幹線では、覆道やトンネルの中になるのでしょうか、見るなら高速道からです。落部から森への道を初めて乗ってみて興奮しました。感動で、疲れが吹っ飛びました。暗くなって函館到着。スタッフと海岸通りの回転寿司で夕食。

小樽の寿司もいいけれど、函館もいい。昼間大盛りあんかけ焼きそばを食べたスタッフは流石に続かないようでした。しかし、ボージョレーの宴会に行くのでしょうか。私は、ビジネスホテルにある温泉を浴びて早目にお休みです。明日も早朝から北上しながら業務をこなします。