ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

釣と研究の類似点

2016-05-12 22:28:52 | 釣り
釣りと研究の類似点は、何なのかと、両天秤仕掛けを仕上げながら考えてみました。
一つは、釣り人の腕の良し悪しに拘わらず、同じ場所で釣ると誰でも釣れる。同じ仕掛けを使ってみると、誰でも釣れる。他人が使って釣れた同じエサで釣ると釣れる。という再現性があることです。アカハラ両天秤仕掛けは、使用済みの大型封筒にメモ書きをして入れています。これは単なる工夫に過ぎません。



素晴らしい研究として評価されるには、今までに発表されていない初めての研究成果を世界に示すこと。しかし、大事なことは、その研究を追試してみて再現性がなければなりません。オリジナリテイ、創造性のあることが大切で、それが役に立つとか、立たないとか、重大な発見だとかは、後でついてくる評価だ。

他人の真似をしてはいけないというのが、研究の原点だが、釣りの場合は、お魚さんを釣りたいという目的が有るので、良いアイデイアは、真似をされる宿命にある。追試をして、真似されて成果が上がると、古典になる。お魚さんが沢山いて、どんな仕掛けでも釣れているうちは、釣りは進歩しない。地球温暖化が進み、天変地異の世になったので、今後は、釣り人皆で工夫を重ね、従来の仕掛けや、エサ造りなどに変更を加え、試行錯誤を繰り返して行かねばならない。



上の写真のように、天秤の場合、両方にイカゴロを付けるのなら、従来型両天秤。これなら、絡みも頻発するし、遠くまで飛んで行かないからと、天秤の片方は、身エサや虫エサ用の1本針を付けると変則両天秤となる。両方の錘の重量や、形、天秤の最終の姿勢とか、皆で工夫を凝らし成績を上げても誰もとやかく言わない、誰でも、このような工夫はしているだろうから。当初は、オリジナリテイは低い。そのうち、この類似点の再現性を打ち破って、ビックリポンのオリジナルな天秤が出て来るだろう。評価法は、お魚さんの人気。多分、最後まで、釣魚の対象として存在するだろうとしさん命名のウグイぐいぐいさんに人気のある仕掛けなど。