ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

西向く侍

2014-11-30 11:01:24 | 釣り
西向く侍と呼ばれる二月四月六月、十一(書き順で武士の士でサムライと読む)月は一月が31日有りません。明日から12月、師走です。昔ながらの歳時記では、暮の大掃除の時期になりました。

本棚を大きく占拠している釣り雑誌の古い時代のものは、リサイクルに回します。胴付き長靴は、20年使用している布団乾燥機で中まで乾かし、バッカンは十分に陽光にあてて乾燥させてからダンボール箱などに入れて、化学変化の起こらないように、陽光のあたらない場所で、来春の釣りシーズンまで保存します。厳冬期には、無理をしないことにします。

向かいの釣り名人O村さんが普通車に買い替えても、釣り具が十分に載せることができるのを見て、私も車を小型化しました。私の場合、車税も減り、ガソリン代も減り、車庫の出し入れがらくになり、除雪機との競合も避けられそうです。車を小型化することによって、速度も落とし、運転が慎重になりました。

勤め先や釣り仲間のほとんどがスマホに乗り換え、エリモ岬でもスマホが通じ、防水化され、ショックにも強くなったのを機に、アンドロイドに変身しました。携帯可の小型パソコンは不要になり、契約を外しました。歳をとり過ぎては、使い切れない代物ですので、早めに切り替えたのは良かったと思っております。カミさんと記憶容量をシェアすることによって、カミさんが自由に扱えるようになったのは幸いでした。釣り場で使用できるように、首からぶら下げることが出来て、安全の為にカバーが出来ることが理由の一つです(写真)。

今日は、内科学会

2014-11-29 19:50:28 | 釣り
午前10時から北大の学術会館で、272回内科学会北海道地方会が開かれました。循環器専門医は、内科学会の認定医であることが必須条件です。5年に一度の更新に必要な単位は25単位。今日は、地方会参加の5単位、教育セミナー出席の2単位を履修しました。教育セミナーは午後開催です。ちなみに、来年2月7日に開かれる273回の地方会の事務局当番幹事は、天崎先生。医釣会のメンバーです。先生、丁度釣りのオフシーズンに当番幹事が当たって幸いでしたね。

会員カードが元の勤め先に送られたとのことでしたが、探しても、手元に有りませんでしたので東京の内科学会事務局に問い合わせ、会員カードの再発行依頼を致しました。まだ、手元に届いておりませんでした。会員証を持たないで学会に参加しましたが、「単位登録証」に必要事項の名前と生年月日、自宅の住所などを記載し参加登録ができました。

午前中は、「初期研修医」と「後期研修医」の発表でしたが、内科系に進むのか、どの科に進むのか、まだ決めていない方もいるのでは、と感じました。進行係の座長も、フロアーからの質問も、私たちの若いころとは違って、優しく育てようとの配慮がにじみ出ておりました。先週の循環器学会では、一般会員が主でしたので、気軽に質問させて頂きました。

昼休みに自宅に帰り、軽く昼食を摂ってから、引き返しました。丁度午後に学術会館の裏手にある「クリスチャンセンター」で開かれる「日独協会」の集まりに参加するカミさんを乗っけて行きました。午後の教育セミナーは、よくある主訴から何を考えるか、漠然としたテーマで演者は苦労しておりました。ご苦労様。内科医の診る関節痛は、非常に参考になりました。私も釣りばかりしているわけではありません。

慌ただしい一日

2014-11-28 23:54:37 | 釣り
月命日のお参りにお坊さんがやってきました。年末のお参りの時間予約も出来て安心しました。一日中いつ来るのか、と待っているのは辛いものですので、朝早い時間にお見えになると助かります、とやっとお願いしてみたのでした。お寺さんも仕事に出る前にお参りする檀家が有り、そのグループに入れて貰えるようになりそうです。良い日和で良かったです。

このあと、郵便局に寄ってから、携帯をスマホに替えてきます。モバイルPCを打ち切り通信費の節減です。昼食を済ませてから、午後2時には、5kmほど離れた10年来の歯科医に夫婦で向かいます。定期健診です。何とか、20本以上歯が残っておりますので、維持するように診て貰っているのです。

帰ってきてから、午後5時過ぎに大学医学部の会議室に向かいます。理事会の議事進行と協議を傍聴しながら、夕食弁当を食べ、別室の評議員会に移動します。

上記の予定で一日が始まりましたが、カミさんの第一世代のらくらく携帯かららくらくスマホにしたり、名義変更や機種の変更などに手間取り、午前中に変更手続きが終わらずに一時中断。昼食をとり、歯を磨いて歯科医受診、やっと午後3時半にスマホの手続きにとって返しました。この作業も私の分だけ4時45分には終わらせて頂き、動かし方は後の機会にと。カミさんを残して会議に急ぎました。議事進行の仕事が9時前までかかりました。カミさんは、そのうちに慣れる、とホットしておりました。家族が全国にバラバラに住んでおりますので、情報交換にスマホが必要になってきたのでした。私が、釣りのブログをスマホで入力出来るようになるのは、いつになるでしょう。

もまないように、呑まないように

2014-11-27 21:34:45 | 釣り
最近になって接種希望者が増えて、今日も、出張で朝からインフルエンザ・ワクチンの接種に励んでおりました。最近札幌市内でも発生していましたが、とうとう東京では、流行のレベルになりました。

例年、11月のはじめに私はうっていますが、今年も今月4日に皮下に0.5mL注射して貰いました。個人の感想ですが、昨年のものより痛いように感じました。接種された方々の話では、接種の翌日に風邪症状が出る方が多いように思われました。

納会の釣りバス内では、インフルにかかった仲間はおりませんでしたので、ほっとしておりました。今年は遅れているのかと思っておりましたが、やはり寒気が好きなウイルスなのですね。ご用心ください。ワクチンを接種されたなら、注射の部位を「もまない」ように、日常生活よりも激しい活動をしないように、夜には度を過ごすこともあるかもしれないアルコール類を呑まないほうがいいかもです。

具合が悪くなった場合に、ワクチンのせいか、激しい運動のせいか、酒のせいかなどと紛らわしくなりますので、「もまない、のまない」を合言葉に。私は10日以上の間隔をとりましたが、釣りに行くなら1週間位前にワクチンをうっておいてください。現在接種者が増えている肺炎ワクチン接種とは、必ず1ケ月以上間隔をとって下さい。
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終活に向けて

2014-11-26 20:46:39 | 釣り
月曜日24日は、孫が友達と勉強するというので、書斎でPCを開いたり、仕掛け類をいじったりするのもなんだからと遠慮し、かといって外は寒いし、一日居間でブラブラ休養しておりました。25日が期限の職場で集める年末調整の資料を探しておりました。

ついでに、時間の空いたお蔭で、考えると憂鬱になるので先延しにしていた「終活」のことを考える機会になりました。終活前の、私が仕事を辞めた場合の年金暮らしについてです。年金というのは、同じ場所に長く務めた方が有利にできております。前の年金系列のところに19年。次いで、別の年金体系に19年。期間がそれぞれ条件の20年に満たない為に、カミさんには加給年金がつかないことがわかりました。

年金制度に疎かったのが悔やまれます。現在、学生時代から年金制度に組み入れられるようになったのも、私のような不運な立場になる人間を減らす意味もあります。年数から考えると、医学部などの6年制、大学院出は不利になりますから。リタイヤ後は、また別の系に移っておりますが、加算は起こりません。転々と動く人間には非情な年金制度なのです。既得権者がおりますので、なかなか1本化はできないでしょう。

前置きが長くなりましたが、カミさんの試算では、現在住んでいる家でのランニングコストは、掛り過ぎ。些少の年金が毎年削減され家を維持する基礎経費との差は数万円。これでは大変です。どのようなことが起こるか分かりませんが、医療費は出てきません。嫌かもしれませんが、冷静に終活の研究してみて下さい。釣り雑誌の処理から始めます。本棚に本を飾る時代じゃないですから。通信費も整理です。モバイルPCの契約も止めて、携帯と合わせてスマホに切り替え1本化します。スマホも進化し、防水も、ショックにも強い時代になったので、釣り場にも大丈夫でしょう。


何度も通う関内湾どう

2014-11-25 12:02:56 | 釣り
今年2回の熊石海岸への釣行で、降車の状況より判断し、最終的に2度とも関内の湾どうに入漁しました。時化ても、時化なくとも、不漁と言われても、熊石への釣行では関内湾どうになってしまいます。30年ほど前より、1年に1度はここを選んでおります。昔からフケサメの多い場所です。今年春一番には45オーバーの根ボッケ1尾で終漁でした。2週後の中央支部例会でのリベンジでは、アブ、ホッケ、カジカなどで2位に入賞しました。あちらこちらと動き回りました。


全体的に、関内漁港の左入り口近く(写真下)にある階段から降りて中心にある関内川の右側で(写真上)竿を投げるのが多いのですが、大物がついても腰のある竿ならばあご状の駆け上がりを凌いで魚をゲットしやすくなりました。浅くなって根がかりが少なくなったので、アマンジャクな私は、根がかりを求めて、川の左側でテトラを高く積んである所の前の玉砂利磯にに入漁するようになってきました。右側や河口の左右に先客が多いのも一因です。

30年通っているのに、毎回別の顔を見ているような印象です。湾洞の左端にある船上げ場は、随分と様変わりしました。常連さんが占拠していることが多く、予定してくる場所ではないでしょう。船上げの右手に何本かある張り出し盤も潮位によって釣りずらくなりました。ここも先客というか、暗いうちから漕いで出て行く方には叶いません。

この湾どうで機嫌よく釣るには、挨拶を交わして場所を譲り合いしながら釣るに如かずです。竿を立てる場所によって、かじか、アカハラ、アブ、ホッケ、クロなど多魚種ですので、それなりの仕掛けと多種のエサが必要です。腰の強い竿で強力なリールが有利です。濁りがどちらに出ているか、雨の後では注意です。少しの濁りなら白貝が良かったこともあります。イカゴロの良いのを持参下さい。私個人の感想ですので、責任は負えません。

釣れなくなった海

2014-11-24 11:06:19 | 釣り
釣り具を整理し、リュックや衣類を適当に詰め込んでみると、部屋の中はがらんとして居心地が良くない。寮生活をしている孫が、お友達を連れて勉強しに来るというので片づけたのだった。もう少し捨てるものをまとめようと思っていたが、音を立てるのは、はばかられるので止めた。

さっぱり釣りをしたという気分が出ないうちに終わった今年の釣り。思いつくまま、記録に残すべく記憶をたどってみる。先日入漁した山越の由追の浜。
数年前まではカジカの40cmまでいかない小型が嫌になるだけ釣れた。滅多に40オーバーは釣れない。二度ほどカジカマンさんが、カジカの身長賞をとっている。今回も中江先生が45オーバーのカジカを挙げている。名人会のK市さんから教えて貰った砂に飛び根の遠浅の浜。時化後の満潮では写真のようにコンブが寄ってくるので、Pラインは、糸を解くのに難儀する。

10年ほど前、ON江先生、カジカマンさんと3人で初めて入漁した際には、ひとり30本以上釣れ、5本を選ぶに困るほど小型のサイズが揃っていた。先日、大田さんと一緒に降りた時には、山越から野田生の間の一見してただの砂浜であった由追の浜が砂利浜に一変していた。

写真でも丸石を積んだものの頭が見えているが、昔のニシン漁や秋味漁の名残を残す海の中道(私の命名、仮称)状の船着き場が間隔を空けて海中に残っている。この中道の先は、大干潮の時に、ブルトーザーが入って堀起こして、船が付きやすいように深く掘るが、時化が続くと海岸の砂が沖に持っていかれ浅くなる。コマイの時期には、コマイが寄ってくる。カレイ仕掛けで狙えば、タカノハやイシモチも釣れる。ハゴトコも遊んでくれる。海中の根の濃い場所にはアブも居る。大会では、安藤水産裏には叶わない。のんびり釣りができ、根がかりも少なく安全なのがいい。




目からうろこの日本循環器心身医学会

2014-11-23 15:04:21 | 釣り
納会まで着用していた釣り用衣類などを収納する前に十分太陽の光にあてて乾燥させております。夏物の一部は、クリーニングに出しました。秋冬物は、コマイ釣り用に確保するものと冬眠する衣類を分けております。
北大の正門を入ってすぐ右手に「大志を抱いて」という、札幌農学校から予科になった記念の石碑がありました。

バッカンやリュック、竿袋も十分に陽光にさらして臭いをとっております。臭いのあるうちに収納すると、カビが生えることがあるからです。殺菌能力のある消臭剤が効果があるのか不明ですが、気休めに処置しております。臭いが有るうちは収納できません。

竿は、乾いた柔らかい布でふいてよく磨き、金属部分にはミシンオイルをふきかけかるく拭いております。いつまでも乱雑に放置しておくわけにもいかず、毎日行事が立て込んでおり、集中して片付けができないのが残念です。北大循環器内科筒井教授が会長として主宰する「日本循環器心身医学会総会」が北大で昨日に継続して開催されております。北大ローンの晩秋、好きな風景です。

聞きたいシンポジウムが有り、行ってきました。目からうろこのように、感動し興奮しました。心療内科や精神科の患者さんの8割は内科を最初に受診する。内科の医師8割は心の病の患者さんの診療が苦手、反対に精神科の医師の8割は、身体疾患を持った患者さんの診療が苦手であるが、お互い、そうも言っておられない。多職種ヘルスプロフェッショナル(医師、看護師、保健師、臨床心理士、作業療法士、理学療法士、薬剤師、管理栄養士、ソーシャルワーカーなどの患者周囲の医療スタッフ)が、がん患者を看取るように、患者の家族も含めて循環器疾患の終末の患者も看取る様にしようという情熱の感じられる発表が心地良かった。がん患者も重症心不全患者も5年生存率は、ほぼ同じ50%前後。がん患者として知っておかねばならない数値である。


増えている心血管患者

2014-11-22 16:01:20 | 釣り
今日は、北大学術交流会館で循環器学会。循環器専門医の更新に必要な単位が本日予定では取得できそうですが、教育セミナーが受けられるか、行ってみないことにはわかりません。明日は、同じ会場で、北大循環器内科筒井教授の主宰で別の循環器関連学会が開かれます。

来週は内科学会、学びの季節が忘年会シーズンに移行する忙しい時期になります。風邪が流行っていますので、マスク着用で参加してきました。写真に示すように、無事更新に必要な不足分の8単位を履修してきました。きちんと聞いて質問もしてきました。

私が留萌出身でもあり、留萌市立病院循環器内科の先生の発表が興味深かった。過去3年間の救急外来患者数は、23、552人。交通事故などを除き、救急搬送された心肺停止患者103名のうち、原因究明のCT検査が、87名で施行された。大動脈解離は7人、大動脈破裂は5人、生存例を含めると大動脈解離は24名、大動脈瘤は13人であったという。

留萌の人口から考えると、心血管患者は全国平均より頻度が高く、塩分摂取が多いのではないかと話題になった。実は、先日留萌の釣り好きの知人を札幌の心血管外科に紹介し精査してもらったところ腹部大動脈瘤と胸部大動脈瘤の合併が見つかりました。いま、手術の待機になっています。ご存知のように、日本の人口は減少傾向にありますが、人口は減っても、大動脈疾患をはじめ心血管患者が増えております。医学部を受ける方、医師になったなら研修後、内科でも外科でも循環器を選んで下さい。釣り好きな方、塩分控えめにしてください。
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捨てられる?

2014-11-21 16:21:02 | 釣り
釣りの月刊誌は、正月号を見てから定期的にとることを止めようと決めました。店頭で中味を見て、興が乗ったら買うことにします。節電とともに緊縮財政です。創刊号からとっていたのですが、過去を振り返る性分ではありませんので、部分的にスクラップして、残りの部分は雑紙として資源に生かします。釣りの資料を整理するのが、冬の一つの楽しみですので、手始めに、捨てることによって空いたスペースを造ります。本棚も、この食器棚のように、釣りの資料棚に変更して行きます。

孫も勉強部屋として使うことが多くなるでしょうから。私の捨てられるものを処理するとこから始めます。老人二人にとっては狭くもない家ですが、造りが二世帯住宅になっておりますので、居住スペースが少なく、私が勝手に使えるスペースが無く、無駄なスペースが多く、有効活用ができない辛さがあります。

釣り具類は、空いたスペースに遣り繰りして乗っけてあるような始末です。今晩、後輩の教授就任祝賀会に出席しますが、これを機に、私が指導した修士や博士論文の最終の印刷物と、引用した論文の写しなどを書庫に残し、他は縛って暫く積み重ねて置く積りです。空いたスペースは、釣り専用スペースに回します。

本人たちにとっては、自分の研究の苦労した宝物ですので、周辺資料と一緒に各自保管しているものと信じております。私も、留学中の実験ノートはじめ研究資料は、指導教授の棚にダンボールひと箱にまとめて置いてきました。帰国後、コピーしてきた資料にのっとり、指導教授と相談し英文論文にまとめ投稿。欧米の医学誌に掲載されております。論文は、研究費を使った証拠の領収書になるものです。