ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

枝スの間隔

2012-06-30 11:05:45 | 釣り
エリモや黄金道路でのネット仕掛けの色については、みな無頓着でいろんな色を使っているようです。日本海では圧倒的に、ホッケに嫌われない赤色が使われていますが、太平洋のウサギちゃんは、何色でもすり寄ってくるよ、という意見が多く寄せられました。

ネット仕掛けの攻略の方法では、根際や藻の際に打ち込むコントロールの良い方が多いのですが、私は敢えて根がかり覚悟で藻や根の中にぶち込みます。流れのない時の根際の攻めでは、錘は軽くてもいいのですが、根や藻の中にぶち込むには35号以上50号の錘が要ります。

遠投派の1本針仕掛けで攻める方は、PEを使っていますが、藻やコンブとの格闘にはPEラインは、向いていないと思います。ハンモック状の磯ゴミと絡まった道糸が切れず、ほどいていた自らの身体の一部も絡まって竿と一緒に波にさらわれたアクシデントを聞いております。老眼の私には、PEは解くのに大変難渋しましたので、切っています。切って引っ張り糸を巻いて持って帰ります。ナイロンの6号ではぶつぶつ切れますので、エリモには7号にしています。

北見枝幸の海岸で枝スと枝スの間の間隔を70cmにとった仕掛けにしてから、サケが釣れるようになりました。「エサをしゃぶっている時に尾びれにエダスがさわっちゃいけない」留萌の三平さんや釣り天狗の親方から教授された釣りたい魚の長さが必要だ、をバラトでもエリモでも実感しています。エダス間隔の短い仕掛けには小さなフナが着き、40センチ離したものにだけ尺ブナがきました。黄金道路の藻にぶち込むには、長く離すと藻の上にでてしまい、間隔のことを考えないエダスなしか1本針が理屈に合っていることになります。

釣るよりも立ちい振舞い

2012-06-29 11:04:05 | 釣り
先週の海水温は、低くて活性が上がっていないところが多かったようですが、ここにきて急激な夏日が続きます。コンブ干しには絶好の日和でしょう。寒流の流れるエリモや黄金道路の海水温はどうなるんでしょうか。急に上がり過ぎても、魚達は、沖に戻ってしまうかもしれません。

来週の週末は、心配ですが、コンブ取りの車の邪魔にならない場所を探して竿を出してきます。海藻の千切れたのや、コンブの流れ着いたのがダンゴ状になって押し寄せた場所もあったと伺っていますので、重いけれど磯ゴミに負けない立ち込み用竿立て持参、移動のし易い形で釣らざるを得ないでしょう。

「オーイ、よけてけれや」と言われたら、直ぐに行動できるように、竿は2本に減らし、エサは開帳しないようにエサ箱などに入れて置き、バッカンに収めてサッサと動けるようにします。釣り座を汚すと、釣り人侵入禁止の措置がとられるかもしれませんので、身エサもイカゴロも前処理をして、ゴミが出ないようにしていきましょう。私は、バッカンに大きめのビニール袋を持って行き、一先ずゴミはこれに入れています。帰りのバスでは、魚はバスに残してきたクーラーに入れ、ゴミはバッカンに入れて帰宅します。帰宅後、分別し、さ~と水洗いしてビニールごみ回収日まで保管します。

夏のエリモや黄金道路の釣りは、魚を釣ることよりも、海岸をきれいに使うことを重視しましょう。漁師の仕事の場に侵入して釣らせて貰っている訳ですから、声がけできなければ、ごめんなさい、釣らせて貰っています、の気配が伝わるような立居振舞いを示すことです。何とか5匹位は釣れるでしょうから、配慮しながら釣っていると、気の毒がって釣れる場所を教えて呉れることがありますが、気分を害する扱いはされないでしょう。気持ちよく釣りをして帰ってこれます。

濃霧の中の全道大会の結果をみて

2012-06-28 11:38:11 | 釣り
24日庶野からフンベの間で、全道から集まった170数名の選手によって第57回連盟旗争奪全道支部対抗海釣り大会が行われた。私は、諸般の事情によって参加が叶わず、参加され成績表をブログに掲載されていたまさとさん(リンクあり、参照のこと)のご厚意によって、提供された写真を掲示します。団体戦は、チームを構成する6名の中で最も長い身長の魚の点数に、6人の10尾重量の総点数を加えたもので競います。毎年のように、地元のチームに負けています。札幌の名人の多い南支部と北支部がそれに続いて、太いコンブの中での釣りに慣れている根室支部が続いています。手稲支部は僅かのポイント差で6位だったと伺いました。

実は、私の所属する医釣会が、同じ潮回りになる7月8日に庶野から十勝港で例会を行いますので、黄金道路での釣りは不慣れで初心者に近いものが多い為、危険を避け好漁して貰いたく参考資料とさせていただきました。詳しいことは、本日発売の釣り新聞も参照してください。

ところどころでタカノハが上がったようで、身長賞は、西支部の安井敏さんがタカノハ55.2cmを釣っています。私達の中でも誰かが釣るかもしれません。昨年は松つあ~んが59.3cmのタカノハをあげています。


個人のポイントは、1尾身長プラス10尾重量で採点します。個人優勝は、塩田敏行さんが遠投しながら釣り歩いたようです。入賞者には名の知れた方がたが名を連ねています。釣り場が下の欄に書かれています。1番はフンベで11番は庶野、3番はオシラベツ辺りで7番は谷磯辺りになるでしょうか、間違っていたならご容赦です。午前5時から始まるコンブ拾いとそれを集めて走り回る小型トラックの群れには迷惑を掛けないように、また、夜中に群れで通り過ぎる鹿達やエサを漁りに来る狐にも優しく注意しましょう。熊には、ベルを鳴らし寄って来ないように注意です。
コメント (4)

エリモに合うネットの色は?

2012-06-27 11:00:32 | 釣り
心もとない投球のダルビッシュの立ちあがりを見るのが辛くパソコンに向かっています。まだ、メジャーリーグの球に慣れないのでしょうね。アメリカは摂氏40度でも湿度は低いので球がなじまないのでしょう。留萌への釣行のあとしばらくの間、磯釣りから離れていました。丁度予選会と医釣会がバッテイングし、先週の全道大会もパスしました。

慣れないとか、なじまないとかいうのは、釣りにも非常に重要なポイントで、郷に入れば郷に従え、を忠実に守っていかないと釣りになりません。逆らっては命に関わります。エリモや黄金道路の海は、干満の差が大きい。日本海に比べて大平洋は、流れも強い。コンブや海藻が大きく育って重い。海藻や重い錘に耐える丈夫な竿と強いリールでなければ釣りになりません。

緯度は低いのですが、寒流の千島海流が流れていますので、海水温が冷たく外気温との差で霧も深い。夜中は10度以下に気温が下がりますので、夏なのに着て行くものは、冬支度に近い着衣になります。寒がりの私は、暑くなった脱げばいい、の方針で臨んでいます。

身エサは、ソーダカツオかアカハラの身ですが、日本海よりも大きめにカットしていきます。遠投できない私は専らコマセネットのゴロ仕掛けを持参します。この頃、気になっているのはコマセを入れるネットの色です。何種類かあります(上の写真)。向かいのO村さんと同じ時間帯で釣りから帰ると道路の傍らでバッカンなどの洗い物をしていますが、チラッと覗くO村さんのネットの色は緑で糸は黄色です。先日のヨシゾーさんのエリモ岬での釣行記録では緑です(写真下)。日本海は赤が多かったんですが、エリモは海藻の色に合わせて緑なんですかね~、郷に従って、緑でシンプルなものを造ってみます。

殺気

2012-06-26 08:36:24 | 釣り
札幌、小樽は快晴で風も穏やかです。昨日ブログをさぼっていたようです。家の時計やパソコンの時計が微妙に違い、うっかり勘違いで画像を同じ日にダブって掲載していたのです。気を張っていたのが、ほっとしたせいで久しぶりで朝寝坊もしました。

先週金曜だったでしょうか、雨が降った際に、魚干し網にししゃもを干していたのを、カミさんが車庫に避難させて日曜日まで忘れていました。何だろう、この臭いのは、で気がつきました。

私の緊張感がカミさんにも乗り移っていて、気が抜けた時に、一緒にボーとなっていたのでしょう。別にいらついてもいなかったのでしょうが、殺気のような気配がでていたのでしょう、がん患者に特有とも思いませんけれど。

釣りの場合にも、竿の前にじ~と立っていると魚はその気配を感じて食いが悪くなるようです。離れて別のことをしている時とか、隣の方と話しこんでいる時に、アタリがあることがよくあります。殺気を殺すことは、難しいですね、修業が足りないのでしょう。

留萌の画像を集めています

2012-06-24 23:44:38 | 釣り
7月末の土日に開催する留萌高校同期卒業55周年記念懇親会で、懐かしい留萌の写真をスライドショーで眺めてみるのもいいだろうと、イベントの一つに、留萌の写真を集めています。「青春時代」で有名な森田公一さんは、留萌高校の1年後輩になります。公一さんのおい(幹事の息子さん)が、素晴らしいスケッチ画をパソコンに入力して送って呉れました。ポチッと押しますと、大きな画面が現れます。

上の画像は、旧制の留萌高等女学校です。戦後、旧制留萌中学と合併して新制の留萌高校が生まれました。


下の画像は、私達が学んだ留萌高校のスケッチ画です。昭和26年に描かれたものですが、私達は昭和29年に入学しています。現在、初代の校舎は移転し、2度新築されました。写真は高校のHPよりコピーしたものですが、校門が懐かしい、スケッチ画の趣は記憶を呼び起こしてくれ素晴らしいですね。


この2枚の写真は、中学や高校時代に夏中泳いで過ごした留萌の瀬越浜ですが、浸食防止の大規模な工事がなされて、階段状の立派な釣り公園に変身していました。昨年のゴールデンウイークに撮ったものです。

鉄の吸収も考えなくちゃ~

2012-06-24 11:24:20 | 釣り
釣魚連盟の全道大会をパスしていましたので、昨夜は、2つのお通夜に参列することができました。私の病気を知らなかった方より、顔が小さくなったねとか、やせたね~と言われ、少しへこんでいました。血圧や痛風もあるので、体重は以前の62キロから59キロに抑えています。術後、ヒトの半分しかなかった赤血球数やヘモグロビンの量は急速に術前に戻りましたが、正常値の下限で低めを停滞しています。再発などの原因が見つかりませんでしたので、鉄の吸収に起因するものと思われます。

何度か述べていますが、私のように大腸の右側、上行結腸に発現するがんは失血による鉄欠乏性の貧血から始まります。手術では、腫瘍の前後を含めて35センチ腸を切断しています。小腸から横行結腸に至る長さですので、鉄の最も吸収の良い小腸末端部分が切除されています。ヒトよりも鉄吸収のことを良く考えて食事をしていなければなりませんでした。反省しています。

肉や魚に含まれるヘム鉄は10~20%吸収されますが、野菜などからの非ヘム鉄は1~6%位しか吸収されません。吸収されにくい非ヘム鉄はビタミンCと一緒に摂取すると、胃の中で鉄として吸収されやすい形に変わります。それで、ビタミCの錠剤をのんだり、ビタミンCの多いブロッコリーなどを野菜サラダにいつも入れていましたが、ついおろそかになり、胃酸分泌を抑える薬をのんだ上に、最近はビタミンC錠剤をのんでいません。

必須アミノ酸を含んだタンパク質である肉、魚、卵、乳製品、大豆などの造血に重要なタンパクについては、痛風のことが念頭にあって摂取を控えてきました。ほどほどに食べることにします。鉄の吸収を阻害するタンニンを含むコーヒーやお茶が大好きですので、お茶やコーヒーをのむ時間を食事と食事の間にするようにします。術後の腸の為に多量にとっている食物繊維に含まれるフィチン酸も鉄の吸収を妨げますが、がん予防に欠かせませんので継続します。次回の内科診察の際には、血清鉄やフェリチンの量を測定して貰う予定で空腹で臨みます。必要あれば、鉄剤を服用しなければならないでしょう。

学会に出席

2012-06-23 10:00:58 | 釣り
今日の昼間は、循環器学会に出席し、教育セッションを2つ受け専門医の単位を少し取得してきます。夜は通夜に参列します。来月7日に黄金道路で、釣魚連盟も昨年に続いて段位大会が催されますが、釣り人も釣り師(先生を意味する言葉です)と呼ばれるようになるよう、質の向上や指導者としての教育も必要になると思います。

医師の免許があるだけで医業を務めていくのは厳しい時代になってきています。医学は日々進歩し続けていますので、学会や研究会に出席し、その進歩の骨子を把握して患者さんに還元していく義務がある職業です。高齢になって、老眼でやっと文字が見えるようになっても、そのことを理由に医業をおろそかにしてはいけないのです。

とくに、医療機器が進歩していますので、使いこなしていかねばなりませんし、ついていけないなんて泣き言の通る職業でもありません。新薬はどんどんと登場してきており、既存の薬との比較もできねばなりません。日本の専門医は、一度とったら永遠にその専門医で在り続けることはできません。生涯教育を受け、自己研鑽して相応の単位を規定の期間内に獲得して更新していくという厳しさがあります。

私が内科認定医、循環器専門医を取得した時と比べ、現在は非常に厳しくなっています。それだけ、社会に対し責任が重くなってきているのです。内科系と外科系に分かれ、1階部分の内科系あるいは外科系の学会で、臨床経験や症例発表などの条件を満たし、認定医の筆記試験が通ってから、一定期間後に2階相当の所属専門科の専門医の試験を通過しなければならない、という仕組みであり簡単なものではありません。

6ケ月検診無事通過

2012-06-22 15:10:28 | 釣り
今日は、採血とCTの結果の判定日。首を洗って待つ心境でした。大腸がんに関係のある2種類の腫瘍マーカーの値が正常範囲内でした。首から骨盤までの造影剤使用での画像分析の結果、肺、肝臓、腎臓などの臓器や周囲のリンパ腺への転移もみられず、手術で腸と腸を結んだ周囲などに再発もみられませんでした。

採血の結果のコピーやCTのコピーに、画像診断医師の診断結果のコピーを頂いて、次回の9ケ月点検の予定日を予約して帰ってきました。ほっとして緊張がほぐれていくのが分かりました。今日の結果を心配しているカミさん、娘、嫁さんにメールで結果を知らせました。

このような緊張の一瞬を何度も経験してがん患者は生きて行くのです。油断せずに次の段階に進むのです。一月に1度、ポートのフラッシュを受け、同時に受ける採血で、貧血のフォローや肝機能、腎機能の推移を見て行きます。痛風も持病にあり、高尿酸血症治療薬をのんでいますし、血栓症予防の為に抗凝固剤を服用していますので、一日2000ml以上の水分摂取は続けます。1日10種類以上の食物繊維を含む食事を続けます。ヤクルト400とヨーグルト摂取も毎日の仕事です。

早速、延び延びにしていた外壁と屋根の塗装工事の業者に来て貰い、見積りをして貰いました。がん治療に掛かる費用などが頭をかすめ、今日までそんな気分になりませんでした。しかし、朽ちて行く家は気持ちを滅入らせて免疫能を落としますので、最低限でと依頼しました。明晩は、釣りの先輩でもあり、元の職場の先任者でもあった方のお通夜です。89歳で、週一の勤務も続けていました。
コメント (2)

野菜たくさんの昼飯

2012-06-21 08:31:39 | 釣り
腸の手術を受けると、食事内容がその後の健康、生命を左右します。勤務の無い日は、カミさんはボランテイア活動に出ていることが多く、外食にしない場合は、昼食を自分で作ります。食物繊維を多く摂取することに心がけています。

カミさんは、うちの中をさらけ出すので、恥ずかしいから止めてといいますが、私がいまどのような体調なのか、生きている証拠として公開を続けているのです。プレッシャーになってストレスを造っているよ、と親切に忠告してくれる方もおりますが、おしゃべりなせいでしょうか、不思議とPCに向かうと自然に手が動いて文章ができていくのです。

釣りブログですので、釣り仲間も沢山訪問してくれております。同じ手術をした先輩や後輩も見ております。私の治療に携わっておられる医師も見ているようです。小樽の職場のスタッフも患者さん方も訪問しています。一日に1000人前後の訪問者ですので、国内はもとより海外からも眺めて新しい治療法などを書き送ってくれた方もおります。

今日の昼飯です。上の小皿には、カブの浅漬、コンブの入った松前漬、ワカサギの佃煮、金時豆の甘煮などを一緒にのっけています。洗い物を少なくしています。左はうま煮のカボチャナスシイタケササギ豆を盛り付けています。右のサラダには、レタストマトキューリメロンにヨーグルトをのせ、ゴマのドレッシングで味付けしています。食塩制限もしていますので、煎茶を汁物代わりにしています。10種類を超えています。見苦しいものを見せてしまいました。カロリー計算は出来ません。