ボイシー日記

手がふさがっていては、新しいものは掴めない。

2022年読本・備忘録。

2022-12-29 08:22:12 | 
そろそろ2022年も終わり。
で忘れないように、今年読んだ本のリスト。
今年は、主に英米の短編集を読んでいました。
今さらながらヘミングウェイの短編に感動。
というか、短編ははじめて読んだが
もっと若い頃に読めばよかったと思うことしきり。
「日はまた昇る」も、肯定的、能動的なタイトルと思いきや
第一次世界大戦を経験し、
虚無感、喪失感、諦めを持った
ロストジェネレーションの若者が、希望を持てずにいるが、
そんな時でも日はまた昇ってくるという
やるせない気持ちを込めている。
そして彼の氷山理論にも、共感しました。

【国内小説・随筆etc】
雪国(川端康成) 追憶の詩人たち(深沢紅子) 恢復期(堀辰雄) 食堂かたつむり(小川糸) 田園の憂鬱(佐藤春夫) 明治四十二年当用日記/明治四十四年の手紙(石川啄木) 不思議の国/青春自画像/白い屋形船(上林暁) 野呂邦暢ミステリー集成(野呂邦暢)

【海外小説 他】
異邦人(カミュ) 掃除婦のための手引き書(ルシア・ベルリン) パルプ(チャールズ・ブコウスキー 柴田元幸訳) ヘミングウェイ全短編1 〜われらの時代・男だけの世界/ヘミングウェイ全短編2 〜勝者に報酬はない・キリマンジャロの雪/ヘミングウェイ全短編3 〜蝶々と戦車・何を見ても何かを思い出す/移動祝祭日(ヘミングウェイ 高見浩訳 新潮文庫)/日はまた昇る(ヘミングウェイ 佐伯彰一訳 集英社文庫) 神を見た犬(ブッツアーティ 関口英子訳 光文社古典新訳文庫) 8月の光(フォークナー 黒原敏行訳 光文社古典新訳文庫) ロング・グッドバイ/フィリップ・マーロウの教える生き方(レイモンド・チャンドラー 村上春樹訳 早川書房) フィッツジェラルド短編集(フィッツジェラルド 野崎孝訳)
コメント
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