ボイシー日記

手がふさがっていては、新しいものは掴めない。

2018年読本・備忘録。

2018-12-29 08:18:46 | 
そろそろ2018年も終わり。
で忘れないように、今年読んだ本のリスト。
今年は短編を収めた「日本文学100年の名作」シリーズと、
アメリカ文学を何冊か読みました。
「ハックルベリーフィンの冒険」は、
この歳になって初めて読みました。
筏で川を下り様々な体験をするいわばロードムービー。
黒人奴隷問題なども含み、おもしろかったです。
その流れでフォークナーも再読。
表現豊かな文に刺激を受けました。

【国内小説・随筆etc】
君の膵臓を食べたい(住野よる) 騎士団長殺し〈上・下〉/色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年(村上春樹) 蜜蜂と遠雷(恩田陸) 季の栞・河野裕子歌集(河野裕子) 禽獣(川端康成)  尾崎翠(尾崎翠)=ちくま日本文学04=こおろぎ嬢/歩行/第七官界彷徨/山村氏の鼻/詩人の靴/新嫉妬価値/途上にて/アップルパイの午後/花束/初恋/無風帯から/杖と帽子の偏執者/匂い  ●日本文学100年の名作第1巻〈1914-1923〉「夢見る部屋」=新潮文庫=荒畑寒村「父親」・森鴎外「寒山拾得」・佐藤春夫「指紋」・谷崎潤一郎「小さな王国」・内田百間「件」・長谷川如是閑「象やの粂さん」・宇野浩二「夢見る部屋」・稲垣足穂「黄漠奇聞」・江戸川乱歩「二銭銅貨」  ●日本文学100年の名作第2巻〈1924-1933〉「幸福の持参者」=新潮文庫=中勘助「島守」・岡本綺堂「利根の渡」・梶井基次郎「Kの昇天」・島崎藤村「食堂」・黒島伝治「渦巻ける烏の群」・加能作次郎「幸福の持参者」・夢野久作「瓶詰地獄」・水上瀧太郎「遺産」・龍胆寺雄「機関車に巣食う」・林芙美子「風琴と魚の町」・尾崎翠「地下室アントンの一夜」・上林暁「薔薇盗人」・堀辰雄「麦藁帽子」・広津和郎「訓練されたる人情」  ●日本文学100年の名作第4巻〈1944-1953〉「木の都」=新潮文庫=織田作之助「木の都」・豊島与志雄「沼のほとり」・坂口安吾「白痴」・太宰治「トカトントン」・永井荷風「羊羹」・獅子文六「塩百姓」・島尾敏雄「島の果て」・永井龍男「朝霧」・井伏鱒二「遥拝隊長」・松本清張「くるま宿」・小山清「落穂拾い」・長谷川四郎「鶴」・五味康祐「喪神」・室生犀星「生涯の垣根」  ●日本文学100年の名作第7巻〈1974-1983〉「公然の秘密」=新潮文庫=筒井康隆「五郎八航空」・藤沢周平「小さな橋で」・田中小実昌「ポロポロ」・神吉拓郎「二ノ橋 柳亭」・井上ひさし「唐来参和」・色川武大「善人ハム」、阿刀田高「干魚と漏電」・遠藤周作「夫婦の一日」向田邦子「鮒」

【海外小説・随筆etc】
わたしを離さないで/忘れられた巨人(カズオ・イシグロ/土屋政雄訳) オンブレ(エルモア・レナード/村上春樹訳) 黄色い雨(フリオ・リャマサーレス/木村栄一訳) タタール人の砂漠/七人の使者(ブッツァーティ/脇功訳) 罪と罰〈1・2・3〉(ドストエフスキー/亀山郁夫訳)[光文社古典新訳新書] 緑の光線(ジュール・ヴェルヌ/中村三郎・小高美保訳) ハックルベリーフィンの冒険(マーク・トゥエイン/柴田 元幸訳) アブサロム、アブサロム!〈上・下〉(フォークナー/高橋正雄訳)[講談社文芸文庫]

【評論・評伝etc】
村上春樹「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」をどう読むか(河出書房)
コメント
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