旅行、ときどき車弄り

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四国旅行(前編)内子座・宇和島城・開明学校・大洲城・臥竜山荘・松山城・萬翠荘・丸亀城・道後温泉本館・ 栗林公園/道後温泉 夢蔵、奥道後温泉 壱湯の守

2019年01月30日 | 関西・四国・中国・九州・沖縄(内訳)

1/23-26(水-土)3泊4日の夫婦旅行です。2ヶ月前の九州と同様、飛行機+レンタカーを利用しました。以前は海外旅行等のマイルで配布される、航空会社のブロンズカードを持っていました。なので航空会社のラウンジを利用していました(ビジネスクラスなら海外でも)。

最近は慌ただしくてラウンジを利用していませんでしたが、今回は余裕が出来ました。カード会社のラウンジを初めて利用しました(ゴールド以上で無料)。この閑散期でも満席に近かったですね。飲み物だけセルフサービスで戴けます。
 

当初予定では、宇和島城・佐田岬・大洲城・臥龍山荘・別子銅山・耕三寺(広島県)が目的地でした。しかし、良い便が取れずに佐田岬の夕景は断念することに。代わりに「内子座(重文)」を見学しました。松山空港から南へ1時間程となります。
 
大正5年築の芝居小屋です。小屋というより劇場ですね。日本各所にあるのですが、重要文化財級は何故か西日本ばかりです。秋田の「康楽館」と愛知の「呉羽座」は東日本ですね。
 
2枚目の画像、手前の格子戸には鳴物(楽器担当)、上段には太夫(語り担当)が入ります。ここは秋田の「康楽館」と違って、説明を受けた後は自由に見て歩けます。また、天井等もクラシックで良いのです。
 
「奈落」です。床下の総称です。この縦棒を押して「回り舞台」を回します。
  
この後、上芳我邸(重文)や古い町並みを見学したかったのですが、2周しても駐車できずに撤退しました。全国に出掛けていますが初めてです。あまり観光には力を入れていないのでしょう。
「宇和島」を目指します。駅前のJRホテルに泊まりました。駅が自動改札ではない! しかしアーケードは広いです。
 
サイトで人気な店は満席でした。仕方なく駅近くでは二番目に高額だった提灯の店へ。
 
貝は宇和島では「ハシリコ」と呼ばれていました。正式名称は「マガキガイ」です。MYブログでも奄美大島の「トビンニャ」で登場しています。美味いけど身は少ないですね。
 
刺身は価格的に×でした。半分は鮮度が低かったですね。これは「ヨコの叩き」です。店員のオネーサンに「ヨコって魚の名前は?」と聞いたら「ヨコ」です、と。食ったらマグロでした(苦笑)

翌日は「宇和島城」からスタートです。現存12天守の一つとなります。
   
天守は小さめ。
 
「高知城」程ではありませんが、城内には椅子・畳・屏風等が置かれています。四国の寺にも現代の物が多く飾られていますね。
   
山に囲まれた地形です。
 
下りはショートカットの階段で。大井戸です。
 
大洲市への途中、「宇和町卯之町(うわちょううのまち)」と「開明学校」に寄りました。愛媛県西予市にある「重要伝統的建造物群保存地区」です。
 
「開明学校」です。隣が立派な寺なのでお参りしました。
 
小さな学校でした。
 
教室の復元は一室のみです。
 
大洲市に到着。「大洲城」へ。大洲城は「木造復元天守」です。100年後には良い味が出ていると思います。

駐車場から徒歩5分と便利です。 

左側の高欄櫓(こうらんやぐら)と右側の台所櫓は江戸末期のもので重文です。

新築の匂いがしました。
     
高欄櫓です。
 
2枚目の写真は、明治の解体前に撮影したものです。解体とは勿体無いですねー。
 
街道沿いの「大洲まちの駅」に駐車しましたが、大洲神社にも臥龍山荘にも駐車場があります。狭いですが平日なら大丈夫でしょう。

「大洲神社」です。臥龍山荘の隣なのでお参りしました。この階段は私には登れませんが迂回できました。
  
「臥龍山荘(重文)」です。宇和島城とココが私の目的地でした。明治末期に木蝋(植物油)貿易の豪商河内氏が建てた別荘です。まずは母屋(臥龍院)から。
    
白く見えるのは川原の石です。方々に花が飾られ、良く管理されています。
 
当時は浴室でしたが戦後に茶室に改装。余計なことを。

茶室(不老庵)への道は日陰で苔むしていますが、茶室自体は風通しが良いです。



実物を見ると、かなり心許ない感じです。上がるとミシミシ音がして少々不安です。
  
当時はコンクリの大きな橋もないし景色は最高だったでしょうね。天井には竹が編んであって、川面の月光が映る仕掛けです。写真でも反射しています。
 
母屋と茶室の崖側には氷室がありました。風通しの良いここで"月の光と川面をつまみに冷酒を戴く"とは、最高の贅沢ですね。パンフの画像も添付します。ここは"お薦め"です。

車を置いた駐車場に「分油屋(わけあぶらや)」があり、郷土料理があるので昼食にしました。
 
「南予の鯛飯定食」鯛を卵入りの醤油汁に漬けこんで、茶漬けで食べます。鯛の鮮度が良く小鉢も含めて美味しかったです♪

「とんくりまぶし」はご当地グルメ用に開発された、栗と豚肉の"ひつまぶし"です。出汁を掛けて食べます。妻と半々に分けましたが、こちらも美味かったですね。"お勧め"です。


松山を目指します。時間が余ったので「松山城」へ。妻と2012年に訪れています。
    



      
7年前と同じソフトクリームです。昔の写真が展示されていました。瓦に座っていますね(笑)
 
「萬翠荘(ばんすいそう)(重文)」は、大正時代の洋館です。ここは初めてです。写っている車は今回のレンタカー「日産ノート」です。






    

道後温泉の宿にチェックインしてから、アーケードに買い物へ。以前、「道後温泉本館」の個室を借りております。"お勧め"ですので御参考まで。

お土産屋が並びます。


宿は「道後夢蔵」月庵 @32,400円 温泉内風呂付 道後温泉本館の裏ですのでロケーションは最高です。しかし大浴場は隣の宿ですので一度通りに出ます。道後温泉は、今回含めて3旅館に泊まっていますが、全て塩素臭いお湯です。
 
お一人様サイズですが、おしゃれですね。部屋風呂も塩素臭です。

食事処は横並びでした。向かい合わせが良いですね。もし男同士だったら気持ち悪いでしょ。ご当地ビールが3種類ありました。
   
河豚とステーキです。
 
伊勢海老は、創作に失敗した感じ。私も妻もxでした。
 
御飯は3種類から選べます。私は「鯛の日向飯(胡麻ダレ)」で妻は昼食同様の「鯛飯(茶漬け)」でした。しかし、肝心の鯛の鮮度が駄目でした。料理で選んでみましたが、今一歩な評価となりました。サービス・設備・ロケーションは良かったです。


後編へ続く

~~~~~
<天守閣の話>
現存する天守閣:
12ヶ所です。弘前城・松本城・丸岡城・犬山城・彦根城・姫路城・松江城・備中松山城・丸亀城・松山城・宇和島城・高知城。備中松山城以外はMYブログに登場しています。

木造復元天守:
忠実に復元した天守です。5ヶ所あります。白河小峰城(福島県)・掛川城(静岡県)・白石城(宮城県)・新発田城(新潟県)・大洲城(愛媛県)

これ以外は、鉄筋や"でっちあげ"です。しかし写真の郡上八幡城(岐阜県)は木造ですし、当時現存した大垣城を昭和8年にコピーしたもので風情がありました。

訪れていませんが、伊賀上野城(三重県)も木造で立派です。以上、全19天守が目標です。残り3天守(青字)となりました。


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2 コメント

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茶室 (いっせい)
2019-01-30 20:18:05
羽田から一時間なら飛んだ方がイイネ。
茶室の花鳥風月にはやられました
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洋館崩れより純和室が良いです (bn)
2019-01-30 21:12:15
松山って新幹線が遠いし、空港が近いのです。豪商 河内氏は侘び寂びの達人ですね。
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