俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

えごの花

2023-05-19 | 俳句・夏・植物

 

 

今生の濁世に白しえごの花

 

 

 

 

 

 

エゴノキ科の落葉小高木。

林野に自生するが、庭園などに植栽もされる。

 

 

 

 

 

 

五月頃、長い花柄の先に白い漏斗状の五弁花を下垂する。

 

 

 

 

 

 

果皮が喉を刺激し、えごいところからこの名がある。

サポニンという毒があり、かつては洗濯に用いたり、搾り汁を川に流して魚を捕らえるのに使われた。

えごは山苣(やまぢさ)ともいう。

 

 

 

 

 

 

今生きているにごった世の中に、えごの花が真っ白に咲いていた。

 

 

 

 

 

えごの花散つたりレンタサイクルに

 

 

 

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