紫苑

日を浴びぬ紫苑の前に一人佇ち

キク科の直立性多年草。中国地方から九州にかけて自生。観賞用にも栽培される。花は、舌状花が淡い紫色で、中心の筒状花が黄色。根を乾燥させ、煎じて咳止め、去痰薬として用いる。紫苑が昼の日を浴びていた。その前に立って見ているこちらも日を浴びた。

　




風なくば紫苑傾くこともなし