嶋田うれ葉さんへのいわれなき非難

NHKの朝ドラ「舞い上がれ」の脚本家が変更になって、ネットでは当該脚本家である嶋田うれ葉さんへ、いわれなき非難がなされています。曰く、主人公がキャラ変しているということの様です。

でも今日の放送を見れば判ることですが、主人公・舞は周囲の人の心を思いやりチームを大事にするということが描かれていて、それは前回脚本家が描いていたキャラとブレがありません（人力飛行機の話ではそれが顕著）。どうも、同室の女性の後を付けたことが非難されているようですが、それも周囲の人を心配する舞らしい行動。

あまりに簡単に非難しすぎです。もう少し余裕をもってコメントをしませんか。

多様性

サッカー、キムタク、ゲーム、iPhone、パンケーキ、BTS.。ここに上げた対象は、とても人気があり、熱狂的ファン、愛好者が多い様ですが、残念ながら自分は興味・関心がありません。

なので、テレビで話題に取り上げられても、どうして良いのか判らない複雑な気持ちになります。

だから、サッカーで日本がドイツに勝ってもイマイチピンと来ていません。

きっと、こういう人って少なからずいると思います。多くの人が好きなものは誰でも好き、というバイアスがありますね。また、皆が好きなのになんで好きじゃないの、という圧もあります。

今は多様性の時代。もうちょと配慮があると嬉しいな。こちらから興味がありませんという興醒めなことは言いません、だから、押し付けず、あまり騒ぎ過ぎないでね。

松飾りと鏡餅

先週末からスーパーでは早くも松飾りと鏡餅を売り出しています。まだ、クリスマス飾りも出ていないのに。なんか不思議な気分。クリスマスを追い越してお正月が来るみたいです。
いつも行くスーパーだけ気が早いのかと思いや、様々なスーパーで同じ様に陳列を始めています。こんなに早い時期から松飾りと鏡餅を買う人がいるのでしょうか？マーケティングがされているのかちょっと気になります。
でも、大型スーパーで無駄なことをするとも思えません。我々の知らないところでそういう動きがあるのでしょうね。我々は知らないことが多いのかもしれません。

音楽界への危機感

最新の音楽界のビジネスモデルは、シング＆ダンスのグループをオーディションで発掘しデビューさせるというものです。そして、そのオーディションの状況をリアルタイムで配信または放送し、デビュー前に盛り上げる。韓国でも日本でもこのビジネスモデルが音楽界を席巻しています。

NHKの紅白歌合戦について、今年は知らないアーチストばかりなので低視聴率が噂されていますが、これはNHKの企画力の問題だけでなく、このビジネスモデルによるところが多大です。

でも、正直、このビジネスモデルには飽きました。結局、唯一無二のスーパースターという存在は出現しないし、楽曲も誰でも口ずさんで永年に残るというものでもありません。このままでは音楽界は、過去のレガシーでしか生き残れないような気がします。

新たなスーパースター、アイドルをこれからは求めているのではないのでしょうか？音楽業界の方、目先の儲けでなく先のことをもっと考えて下さい。

今の視聴率の意味

最近の情勢の中で、テレビ視聴率はどれほどの意味があるのか、このごろ疑問に思う様になりました。そもそも若い世代はテレビをリアルに見ることが少なくなっていて、録画やネット配信でみていることが多くなっています。そんな中で視聴率は意味があるのでしょうか？

また、視聴率は8％程度でも、現在放送している「silent」の様にネットでの評価が高い作品もあります。以前放送していた「石子と羽男」も同程度の視聴率でしたがギャラクシー賞を受賞しています。良い作品＝視聴率という構造が崩れている様に思えます。

もちろん、視聴率が高い作品は評価を得ていることになるのでしょうが、それがすべてではないと思います。

テレビ局もスポンサーも考える時期に来ているのではないでしょうか。