魔術はささやく

宮部みゆきの「魔術はささやく」を久しぶりに読みました。
題名の由来にもなるトリックの印象が強く、ディテールを忘れていましたが、読み返すと、細部の描写、設定の凄みに、改めて感心しました。
彼女の名作中の名作です。それにしても、作者が描く少年、少女は、なんて魅力的なのでしょう。

懐かしいような雨

久しぶりの雨。懐かしい友人に会ったようです。
こんなに雨を優しく感じたのは、以前はいつ頃だったでしょう。

駐在な日々

七月から、支援に入っているプロジェクトの関係で、客先に駐在しています。
駐在が長くなると、自分の居場所が、本来の席より駐在先のように感じてきます。慣れとは不思議なものです。

残暑

今年は、本当に暑い夏です。残暑厳しく、少し夏バテ気味です。
まぁ～、仕事が忙しく夏休みも取れなかったので、やむを得ないのかもしれません。10月になったら、少し休みたいものです。

赤絵の桜

これは「損料屋喜八郎」の第二弾です。
思わず、読んでいた電車の中で、涙しそうになりました。人情の厚さ、人の優しさに心が震えます。自分もそうありたいし、本来、人はそういうものだと思わされます。
本当に読んだ後の余韻が心地良い作品です。