ムソルグスキーの「展覧会の絵」は、ラヴェルによるオーケストラ(管弦楽)に編曲された版が有名ですが、実は元々ピアノの組曲。意外とピアノ版のアルバムがないのですが(ないわけではなく辻井伸行さん、白石光隆さんのCDがあります)、先日、古いアナログレコードで見つけました。アレクシス・ワイセンベルクの演奏によるものです。
これがなかなか良いのです。ピアノの演奏とは思えない重厚感。シンプルだけど、幾重にも心に響く演奏。アレクシス・ワイセンベルクの技によるものですね。
良いアルバムを見つけました。
そのあと、色々調べたらCD版もありました。また、ホロヴィッツ版もあり、展覧会の絵を聴き比べるのも面白いかもしれません。日本人ピアニストも楽しみです。