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応援歌、どっちもどっち

2021-02-22 06:13:20 | 音楽
巨人軍~闘魂こめて~


この歌の作詞者は、佐藤惣之助。
プロ野球のライバル球団として有名な、
読売巨人軍(ジャイアンツ)と、阪神タイガースには、
それぞれ球団歌というか応援歌があります。

面白いのは、どちらの歌も作曲者が同じ古関裕而だという事です。
作られたのは阪神タイガースが1936年(昭和11年)
その当時は阪神ではなく、大阪タイガースという球団名で、
阪神と改題したのは1961年(昭和36年)
この歌は12球団の球団歌として最古の歌です。

一方のジャイアンツ「闘魂こめて」の作詞者は、
椿三平(彼は「広島カープの歌」の作詞者、池田真琴と同一人物です)
この歌が出来たのは1962年(昭和37年)でした。
阪神タイガースの歌「六甲おろし」の方がずっと早いんですね。

ジャイアンツの「闘魂こめて」は、
1番は、守屋浩。2番は、三鷹淳。3番は、若山彰が唄っています。
2006年からは水道橋駅の発車メロディーとなっています。

「闘魂こめて」

1 闘魂こめて大空へ 球は飛ぶ飛ぶ 炎と燃えて
  おおジャイアンツ その名を担い(にない)てグランドを
  照らすプレーのたくましさ
  ジャイアンツ ジャイアンツ
  ゆけゆけ それゆけ巨人軍
2 嵐を雲をつんざいて 球は呼ぶ呼ぶ 勝利の星を
  おおジャイアンツ その名と共に 明日の日へ
  伸びるチームの勇ましさ
  ジャイアンツ ジャイアンツ
  ゆけゆけ それゆけ巨人軍
3 輝く歴史重ねつつ 球はゆくゆく 無敵の天地
  おおジャイアンツ その名を高く いや高く
  あげるナインの頼もしさ
  ジャイアンツ ジャイアンツ
  ゆけゆけ それゆけ巨人軍

阪神タイガースの歌(六甲おろし) 若山 彰(古関裕而 作曲・歌詞入り)


「六甲おろし」

1 六甲おろしに颯爽と 蒼天翔(か)ける日輪の
  青春の覇気 美(うるわ)しく
  輝く我が名ぞ阪神タイガース
  おう おう おうおう阪神タイガース
  フレ フレフレフレー
2 闘志溌剌(はつらつ)起(た)つや今 熱血既に敵を衝く(つく)
  獣王の意気 高らかに
  無敵の我らぞ阪神タイガース
  おう おう おうおう阪神タイガース
  フレ フレフレフレー
3 鉄腕強打 幾千度(いくちたび) 鍛えてここに甲子園
  勝利に燃ゆる栄冠は
  輝く我らぞ阪神タイガース
  おう おう おうおう阪神タイガース
  フレ フレフレフレー
  
巨人ファン、阪神ファン。
どちらも「俺んとこの応援歌の方が絶対いい」とか言ったって、
どっちの歌も作った人は同じなんだよ、古関裕而という事で、
そんなのね、どっちだっていいじゃんかよ~。
  
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