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憲法改悪・・電動キックボード

2023-01-22 06:27:56 | バイク


最近ではお馴染みとなりつつある電動キックボード。
今年7月から新たな法律になるという。

在来のキックボードは免許証が必要であり、ヘルメットも着用義務だった。
しかし、法改正になると、
在来の機種より小型になって、最高時速が20キロ以下に抑えられた機種では、
車体に最高時速を表示する、緑色のランプが備えられていれば、
運転免許は不要(ただし16歳未満は禁止)になり、ヘルメットも要らなくなるそうです。
ただし車道走行で、ナンバープレートあり、ライト・ミラーも必要。

また、最高時速を6キロまでに制御できる条件を満たす物については、
特定小型原動機付自転車と分類され、
自転車と同様に歩道を走行する事ができる。
歩道を歩いている人に電動キックボードの接近など分かりません。
人間は身体の後ろ側からの衝突(攻撃)には、とても弱いのです。
大怪我を負う事態になっても、逃げられたらお終い。
イヤですね、こんなのに歩道を走られたら・・・

それにしてもハッキリ言って、何が何だかよく理解できない法律ですね。
車道走行が原則と言いながら、歩道を走れる機種もあったり。
ヘルメットが必要か不要か、はたから見ればその差など分かりようがありません。
免許証が必要か不要なのかの差も、見たって分かりません。
16歳以上なのか以下なのかだって、どうやって見分けられるの?



今までだって彼等が本当に法律を守って走っているのか、
免許も無しに、いい加減に乗っているか、全然見分けがつきません。

電動キックボードを歓迎する一般ドライバーなど皆無だと思います。
誰だって、車を運転している時に、
自分の周りで、あんな物にまとわりつかれたら目障りで気が気じゃありません。
特に、大型トラックや大型バスといった、
電動キックボードとの大きさが激しい車は、
彼等の存在が見えにくく事故の危険性を感じながら運転せざるをえません。

一方、電動キックボードを乗り回す人達は、
自分達が時代の最先端を行ってる様な、得意気なムードを漂わせたりを感じます。
「いい気になってる輩」だと感じる事も多々あります。

しかし、事故というのは、そんな彼等の思惑とは無関係に突然起きるのです。
その時、彼等みたいな自分の身体が剥き出しの人間がどうなるか?
それは全く直視する事など出来ない悲惨な(物)となってしまった人体を見る事になります。

貴方は、手が足が切断されて、もう元通りになれない人体を見た事がありますか?
貴方は、お腹からはらわたが流れ出てしまった人体を見た事がありますか?
貴方は、頭が首から切断されて失くなってしまった人体を見た事がありますか?
貴方は、完全に轢きつぶされて人間の原型が失くなってしまった人体を見た事がありますか?
貴方は、「死にたくない、死にたくない」と言いながら死んで行く人を見た事がありますか?

私は全部見た事があります。
その中で最も悲惨だったのは、「死にたくない、死にたくない」とうめきつつ死んでいった若者です。
電動キックボードという手軽で便利と言われる乗り物は、
そういった悲惨な事故を大いに招く物体です。

何でこんな物を認可したのでしょう?
悲惨な被害者と、加害者がこれからどんどん量産されるのでしょう。


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日本初のスーパースポーツ

2022-11-14 07:36:18 | バイク


日本で初めてのスーパースポーツと言われたのが、1959年の、
ホンダ・ベンリースーパースポーツCB92(125cc)でした。

ホンダは250ccにはドリーム(夢)と名付け、
125ccにはベンリー(便利から採った)と名付けていました。



このスーパースポーツの原型は、
実用車であるベンリーC92(125cc)でした。



この頃、250ccにはドリームC72というベンリー号と同じ実用車がありました。
125も250も、似た様な基本形であり、
角張った、いわゆる神社仏閣型と呼ばれた当時のホンダスタイルです。
私が初めて持ったのも、このC72をスポーツ的なWシートにしただけのバイクでした。
250ccで18馬力だったかな・・
箱根のヘアピンカーブになると出力不足で足で路面を蹴った記憶があります。
今だと250でも50馬力とかの時代ですから、
たった18馬力って・・可愛かったな~(笑)

そういった時代にホンダでは何とかスーパースポーツを持ちたい、
何とか実用車の世界から脱皮したいという一念から、
こういった、スタイルだけはスポーツカーであってもいいから持ちたかったのでしょうね。
でも、これを目にする事は本当に少なかったけど、かなりのインパクトがありました。
しかし、フレームはパイプではなく鋼板製のプレスフレームでした。
本格的なスポーツ車になるには絶対にパイプフレームでなければなりません。
しかし、まだ難しいパイプ成形の技術が無かったのかもしれませんね。







あの世界的な実用車のスーパーカブも、
その前輪支持にはボトムリンクでした。
初のスーパースポーツのCB92も、まだボトムリンクだったのです。
しかし実用車の典型であるスーパーカブも後年は、テレスコピックを使っています。
真っすぐに伸びた一本棒スタイルのテレスコピック。
スポーツであるならば絶対的にテレスコピックでなければなりません。



1960年。
ホンダは満を持して日本初の本格的スーパースポーツを発表しました。
CB72(250cc)24馬力の本格派でした。
日本中のバイク好きは目を輝かせ、羨望の眼でこのバイクを熱く見つめたのです。
あのCB92が、なりたかった本格派の世界。
涙を流して世界に羽ばたきたかった一流のスーパースポーツの世界。
それがとうとう実現したのでした。
まだ中学生だった、バイクの世界に開花したばかりだった私も、
自宅の向かい側にあった木型屋のバイク好きなお兄ちゃんが、
ある日、これの新車に晴れ晴れしく乗って来る様になり、
昼休みになるとタバコを吹かしながら我が愛車を愛おしく熱っぽく、眺めている姿を、
生意気餓鬼の私は憧れて見ていたのでした。
特に彼がバイクを走り出す時に、
両足をポーンと前に投げ出す感じで、颯爽と走り出す姿は今、思い出しても感動するのです。



同じ頃、ヤマハからはYDS-1というライバルが出現します。
(金茶色)と呼ばれたカラーで、ウォーンという独特の、
2サイクル車の排気音を轟かせながら疾走する姿は、
ホンダとヤマハは、どっちがいいか?
なんてあの頃のバイク好きは皆、胸を熱くして語るのです。



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永遠のダブワンサウンド

2022-05-14 19:14:26 | バイク
おやじたちのW1 八ヶ岳ー野辺山 快走③編


ダブワンとは何でしょうか?
それは、カワサキ製のバイクW1(ダブルワン)から来ています。







カワサキは、以前あったメーカー「メグロ」が1964年に、
事実上倒産し、それをカワサキが吸収して、
かつての名車であった650CCの大型バイクをカワサキ名で造り続けているのです。



メグロの原型となったのはイギリスのトライアンフでした。
その650CC垂直(バーチカル)2気筒(ツイン)エンジンの生む音は、
如何にもオートバイといった独特の排気音で、
かつての私がそうだった様に、多くのファンを生みました。





しかし、現在のトライアンフは往年の良きスタイルとは言い難く、
日本製のカワサキW1にこそ、往年の魅力を保っています。
そういったファンはいまでもかなり居て、こういったファンクラブが在るのですね。

カワサキW1 埼玉に向け帰路編🍀。


オートバイと言えばダブルワン。
ダブルワンの音だけのCDも有ると言いますから、
この音の魅力に憑りつかれた人はかなり居るのですね。
どうぞダブワンサウンドを心ゆくまでお楽しみ下さい。






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モンスターバイク

2022-05-10 05:44:25 | バイク
8200ccのエンジン アメリカの怪物バイク ボスホス 【BOSS HOSS V8】


世界には怪物(モンスター)と言われるバイクが存在します。
冒頭の動画はアメリカのバイク、ボスホスです。
ボスホス社は1990年の創業で、
5700CC、6200CC,8200CCの超大型バイクを製造するメーカーですが、
8200CCは環境規制をクリア出来ずに廃盤となりました。





5700CCで言えば、シボレー製のV8エンジンで355馬力、車重は550キロ。
8200と5700では別物と言っていいくらいの差があり、
エンジンの全長で10センチくらい違います。
8200では1速で100キロ以上も可能で、
走行中に2速から1速にシフトダウンすると、ミッションが簡単に壊れてしまうそうです。
燃費は5700で9キロ前後。8200だと5~6キロくらいです。

【超レア】V8エンジンのモンスターバイク 【モトブログ】


アメリカにはボスホス以外にも、
モンスターバイクを製造する会社があります。
ビックカノン社です。
1990年代初頭の創業で、ボスホスと同じ8200CCのバイクを造っています。





エンジンはシボレーのV8、502馬力で、
この車の他に5000、5700,5800エンジンのバイクも造っています。
ミッションは独自のオートマチックで車重690キロ。
その価格は800万円だそうです。

いずれのバイクもバイクの範疇を超えたモンスターエンジンが売りであり、
その魅力に憑りつかれた人は、他のバイクに見向きもせずにその虜になるみたいです。
その走りは日本の様なワインディングロード(曲がりくねった道)の多い道路では、
本来の豪快な走りを求めるのは無理で、
やはりアメリカの広くて直線が延々と続く道路で、本領発揮となるのでしょう。

【TRIUMPH Rocket 3 R】身長158cmのバイク女子が3気筒2500ccに挑む! の巻【試乗】


それとは別に、私が最近知り、ある意味ショックを受けたのがこれです。
それはイギリスのトライアンフ、3気筒2500CCです。









最近、数回訪れている(道の駅・道志)で、
ある日、それが別々の人によって2台同時に見る機会があったのです。
「何だ、この見慣れないバイクは?」と近づいて見たら、
ガソリンタンクにあったのがこれ。



「エッ、これってトライアンフじゃんかッ!」



私がかつて愛し、世界一美しいバイクとわめき狂った愛しのバイク。
これをかつては愛車として跨っていた事を誇りとしていたトライアンフ。
古き良き時代を象徴するイギリスのバーチカル(垂直ツイン)2気筒エンジン。
その排気音の魔力に憑りつかれたトライアンフ。

そ、そ、それがね~、俺に何の断りもなく、自分勝手に大変身などしていたとは・・・
あ~~~~信じらんな~い。
何なんだこの大変身は・・

しかし、よく考えてみると、この数十年、世界のバイク界は日本一色といっても過言ではない。
ホンダ・ヤマハ・カワサキ・スズキ、
この日本製4社で世界のバイク市場の占有率は・・
よくは知らないが外国のバイク屋さんは、もう色を失っていたんだと思います。

そういった中で、かつては世界をある意味引っ張っていたイギリスは、
もう色褪せるばかりで気息奄々、意気消沈だったと思います。
ではどうするか?
今更、日本の後を追いかけ(日本になりたい)と片想いするんではなく、
これからは俺達が世界を引っ張って行くんだという強い思いがあって、
それがこういった形になっていったのでしょうか。

そんな事を考えさせられたトライアンフ2500でした。
時代というのは、どんどん変わる、それでいいんだとは思いますが・・



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カフェレーサー・ノスタルディー

2022-02-19 07:44:22 | バイク
もう、ひたすらカフェレーサー写真集です。



































先日、ノスタルディックバイク、ロイヤルエンフィールドの事を書いたら、
何だか頭の中がバイクだらけになってしまいました。

トライアンフ・BSA・ノートン・アリエル・ドカティー・MVアグスター・BMW・
いいですね~、名前を聞いただけで魂が揺さぶられます。

もう二度と行かれない北アルプスの怪峰ジャンダルムと同じで、
私がこういったヴィンテージバイクにまたがる事もあり得ません。
ただひたすら、逢えない恋人を偲んでいるんです。


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