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欠陥カメラ・ニコンD5300

2015-12-13 05:58:15 | 写真

「カメラ




「カメラを買い換えました」という日記を書いたのは、7月12日でした。

買ったのは5月だったかな。
そのカメラ(ニコンD5300)が全くのダメカメラでした。
写真を始めて50年近くになります。
その間に買ったカメラは小型・中型を含め十数台になります。
買ったのではなくても使ったカメラは大型(4×5インチ)から、
中型(6×7センチ)、蛇腹の小型カメラなど20台以上になります。
これは、そう多くはありません。

と言うのは、私は写真が好きなのであって、
カメラはあくまでも写真を撮る為の道具に過ぎないからです。

道具は徹底的に使いこなして、自分の身体の一部分になれば、
もうしめたものです。

そんな写真歴・カメラ歴のなかで、
これ程の欠陥カメラは初めて経験しました。

最初に異常を感じたのは、今年の10月でした。
スチール写真(いわゆる普通の写真)の露出がいい加減なのです。
まるでハレーションを起こしたみたいな、オーバー露出だったりするのです。
そして、動画もピントが定まらずに、あっちに行ったりこっちに来たり・・

それで新宿ニコンのサービスセンターに持ち込みました。
最初は異常は見つからずという事で、カメラの設定をやり直しただけでした。

それでも異常は直らずに再度の持ち込み。
今度はメーカー修理となりましたが、
基盤だったかの交換と、これがまさに信じられないのですが、
マウントを交換したとの事。
マウントというのは、交換レンズを付け替える時の軸になる部分。
新品で、こんな重要部分を交換するなんて、とても信じられません。

サービスセンターの言い分が「お客様のカメラの扱いが悪かったのでは・・」
あのね、俺はねカメラを昨日今日始めた初心者じゃないんだよ!

修理は終わったものの、不具合は直ってなく、三度目の持ち込み。
今度も、サービスセンター内での設定変更で、何となくお茶を濁されました。

しかし、やはり不具合はちっとも変っていないので、
先日4度目の持ち込み、今回は再度のメーカー修理。

そんな日々の中で、あり得ない事が2回ありました。
ザックから取り出したカメラからレンズが外れていたのです。
そんな事ってあり得ない。これは完全な欠陥品じゃないか。

4回目の修理の間、私は代わりの貸し出しカメラを借りました。
私がそれを要求したのです。

昨日その代替えカメラでテスト撮りをしたのですが、
動画に関してのピントの不具合は、この機種が持つ特性であるみたいです。
ですが、私のレンズはズーミング時に(ギギギ)と滑らかに回らずで、
動画の時にカメラのブレを起こすのです。

こんな欠陥品カメラを私は今後どうすればいいのか?
それにしてもサービスセンター・・
「済みません、申し訳ありません」のひと言も無く、
「誠に失礼ながらお客様の取り扱いが・・」ばっかりの無礼さ。

昔、散々使った「ニコンF]
あの名機中の名機と謳われた稀代のカメラ。
あのイメージが今だに抜けない、この私。

もうニコンの幻想などは捨てた方がいいかな・・
このカメラの前に使っていたSONYのα。
まだ捨てずに持っているので、もう一度こっちに戻そうかな・・
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カメラを買い換えました

2015-07-12 05:15:12 | 写真


SONY-NEX5 というカメラを買ったのは2010年10月くらいでした。
それ以前はパナソニックのカメラを使っていたと思うのですが、
SONYを買ったら、もう完全に使わないと分かり捨ててしまったので、
機種もよく覚えていないのです。
カメラというのは、新しい物を買ってしまうと、
それまで使っていたカメラはもう完全にと言っていいくらい不必要なんですね。
それで、勿体ないとは思っていても、それは捨てるしかないんですね。

でも、そのカメラで歌声喫茶の写真・動画をずい分撮りました。
私のユーチューブの初期動画はみな、これで撮ったものです。
ですが、ネットで他人の撮った動画を見ていると
凄く画質がいいのがあって、私は自分のカメラがいつも不満でした。

そんな折、あるCM写真を見て私はひらめきました。
「このカメラはいいぞ」
カタログデーターを調べる事もなく、私は「これはいいカメラだ」と感じたのです。
その日のうちにカメラ屋に行って即購入。
でも、私が欲しくも無い広角系のレンズが抱き合わせだったのですが、
自分の希望する(カメラとズームレンズだけ)だと数日後の入荷なのです。
そんなもんを待つのももどかしく、即購入となりました。

撮ってみて私は大満足!
実に画質が良いのです。
それからというもの、歌声喫茶の会場でこのカメラは大活躍しました。
今のユーチューブのアドレス(赤川泰山)の前の、
(AKTAIZAN)のアドレスでの動画は全部、このカメラで撮ったものです。

しかし、そのカメラに段々とある不満が出てくる様になりました。
それはファインダーが無いという事です。
カメラに顔をくっ付けて写真を撮る・・というのが昔風の写真の撮り方でしたが、
このカメラは撮る時はすべて液晶画面を見ながら撮るスタイルなんですね。
つまりよく見慣れた、腕を前に突き出して写真を撮るというスタイルです。
ですが、これだと明るい昼間には液晶画面がよく見えないし、
正確な写角が判らないのです。
これはカメラマンにとっては致命的とも言える大欠陥なんですね。

フィルムカメラ時代の私の愛機は、名機の名を欲しいままにした、
ニコンFという機種でした。
このカメラが他のカメラに無い良さは、ファインダー視野が100パーセントだったのです。
これはニコンFだけだったのです。
ファインダー視野・・つまりファインダーから覗く視界と、
実際に写真となる画面が完全に一致するのです。
他のカメラはと見ると、90パーセントだったり、良くても95パーセント程度でした。
それはファインダーから見た視界以外に、余計な物が写り込んでしまうのです。
その事はカメラマンから見れば、大いなる不満でした。

写真を撮るというのは、そのくらい繊細で緻密なものなのです。
それが、SONYになったら視野などまるで、当てずっぽう。
隅っこに余計な物が写り込んでいても良く見えないんです。
そして、画面が斜めに傾いているのに、それに気づかないのです。
撮った写真を見ると傾いているなんて事がしょっちゅうで、実にがっかりしました。

このカメラではいわゆる傑作は望むべくもないなと諦めてしまいました。
たまにいい写真が撮れても、それは偶然みたいなもんで、感激性はありませんでした。

そのカメラに新型が登場して、
それはファインダーが付いているのです。
私は、それだったらいい写真が撮れると買い換えを考えました。
カメラ屋に行って、その新型タイプのボディーの値段を尋ねました。
(レンズは今使っている、そのままでいいのですので、ボディーだけあればいいのです)
その値段・・62000円。
ナニ?ボディーだけなのにそんなに高いの・・

そんなに高いんじゃあまり買う意味は無いかなと、他のカメラを見つめてみたら・・・
全く同じ値段でボディーとレンズがセットで62000円のカメラがあるじゃんか。
それが、これ、ニコンD5300.



同じ機種で上にD5500というのもあるのですが、
その価格差の分は、私には必要の無いものでした。
私に合った機種はこの5300・・62000円で買っちゃいました。
それが今年5月くらいだったかな?

早速、動画を撮ったんですが、
イヤーびっくりしましたね、音声と動きがずれるんです。
何かと思ったら、動画の画質が最高画質に設定されていて、
動きの画面の再生が追い付かないのでした。
早速、画質の設定を最高から一段下げて設定しましたが、
動画に関しては、以前のSONYの方が調子がいいのです。
こんなのって困っちゃいますね。
これからは歌声に行く時に、カメラを2台持って行くのかよ。

とか言っても、やはりファインダーで視野をはっきり認識しながら撮れるというのは、
カメラマンにとっては絶対的な信頼度があって安心できますね。
しかし、古いカメラは捨てるしかないと思っていたのに、
捨てるに捨てられず、中途半端な状態が続く、今日この頃です。
コメント (2)
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