

Mailといってもe-mailではなく、郵便です

タブをちぎる(荷物を開ける)=気持ちを受け取る、という意味合いで、Tシャツの場合、タブをちぎらないと販売時のパッケージが開けられない仕様になっていたと思います(ちょっと勿体ない気もしますが、

シャツ実物はお店で見ましたが、タブが縦に何段も縫い付けられとても格好よかったです。男性ものですが、サイズが合えば自分でも着てみたかったです。
前回の“Wearable Synthesis”とは違い、即時ではないですが、これも服を介在させたコミュニケーションの1つですね。
さらに、時代を超えた発信もあります。
チャラヤンが05年にはじめたセカンドライン“Chalayan”では、タグにこんな文章が記載されています。
“This garment can be considered as a piece of future archeology,
a container of subjectively edited information contemporary to its making. You are invited to leave a trace of your ownership by signing the brand label.”
「持ち主は、どうぞラベルにサインして、この未来考古学の1ピースに形跡を残してください」というコンセプトは面白いのですが、実際そのラベルに名前を書くとなると・・・。ちょっと幼稚園のスモックみたいで恥ずかしいかも。
写真のパンツは中心線がずれたはぎ合わせのデザインです。通常真ん中にあるべきファスナーやボタンが10センチくらいに右に位置していたり。こういう遊び心も着ていて楽しくなる要素のひとつですね。

