「楽しく生きる」~あなたに和みのひとときを

日々のつれづれ・アート・音楽・衣食住。好きな言葉はゲーテ「いきいきと生きよ」デグジュペリ「大切なことは目に見えない」。

コロー展・国立西洋美術館・神戸市立博物館・ナポリの浜の思い出

2008-08-15 | アート・インテリア


上野の国立西洋美術館で開催されているコロー展に行きました(~8/31。その後神戸市立博物館で開催)。

国立西洋美術館は金曜ですと20:00(入場は19:30)まで開いています。この時間帯ですと美術が好きな大人しか館内にいず、皆さん静かに鑑賞されているので良い雰囲気です。

コロー展は6章構成になっています。コローは主にイタリア・フランスに題材をとりましたが、場所ごと、また人物画をひとくくりにするなど、画風の変遷や特徴を章ごとに絵巻物のように眺めることができました。

といっても結局私が一番好きだったのは、常設展示でもある「ナポリの浜の思い出」(写真は国立西洋美術館のサイトから拝借)。小学生の時からずっとこの絵は好きで、これを見るために時々行っていましたので当然なのですが・・・。海を背景に、森の中を踊るかのように軽やかなステップを踏んでいる女性たち。全体の構図もすばらしく、広がりを感じさせるとても素敵な絵です。

他にも、常設展示で前庭にはロダン「考える人」「地獄の門」、ブールデル「弓をひくヘラクレス」などの彫刻が置かれ、館内にはモネ「睡蓮」ゴッホ「ばら」シニャック「サントロペの港」など私の好きな絵がいくつもあり、お気に入りの美術館のひとつです。

ダヴィンチのモナリザが日本に来たときに親に連れて行ってもらったり(確かそのときに初代パンダのカンカン・ランランも上野動物園で見た)幼児体験の影響もあるかもしれません。

所蔵品のほとんどが、松方コレクション(川崎重工業初代社長松方幸次郎の私蔵)によるものです。
しかも、ル・コルビジェ設計による建築を楽しむこともできますのでまだ行かれたことのない方はぜひ一度。カフェもありますし、ミュージアムショップで「考える人」携帯ストラップなどオリジナルグッズも販売しています。

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