米国のCuteCircuit社は「Hug Shirt」(抱擁シャツ)を開発しました。遠く離れた場所にいる人に、ぬくもりや感触を伝えるシャツです。
(以下、インテリジェンス社の業界レポートより)送信用にセンサーが埋め込んであって、体温、心臓の鼓動を検知する。この信号を、携帯電話を使って相手に送信し、無線データ通信のブルートゥースでシャツに転送する。 データによって相手のシャツに埋め込まれたアクチュエーターを動かし、タッチの感触や体温を感じられるようにする。
遠く離れたペアのシャツで、体温や触られた感触を再現するのである。シャツを着て自分を抱きしめると、その感覚が離れた相手にリアルタイムで伝わり、相手が抱きしめられたように感じるという仕組み。 センサーやアクチュエーターを内蔵したパッド部分は取り外し可能で、シャツは洗濯できる。素材も木綿とマイクロファイバーで柔らかく仕上げてあるという。米タイム誌の2006年ベスト発明賞を受賞した。
CuteCircuitは「ウェアラブル・インターフェース」技術を掲げており、着る人の動きによって色や柄の変化するドレスなども開発している。(以上)
慶應大学SFC研究所脇田研究室でも、洋服を通じた新たなコミュニケーションの媒体を研究されています。以前日本未来科学館でWearable Synthesisという展示を観ました。
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