「尚歯会」という面白い集まりが日本にあったをご存知ですか。一番有名なのかどうかは知りませんが、江戸末期にあの高野長英などが集まって世の中の事について色々と言いたい放題の事を云って楽しんだサロンなのだそうです。中国のあの白楽天がやったのが始まりだと言われています。「尚歯」とはもともと歯を大切にしようと云う意味なのだそうでが、それが、次第に広がって老人が集まってワイワイガヤガヤおしゃべりを会を云うようになったようです。要するに、高齢の隠居者の道楽のための集まりだったのだと思います。
そんな集まりが面白い事なのですが高尚のいた吉備津でも行われていたようです。ある記録によると、天保六年正月十八日に、藤井高俊という人の家に集まって尚歯会を催したととあります。高俊という人がどんな人であったのかは分かりませんが、当時の吉備津宮の神官か何かをしていた人ではないかと思います。
そんな集まりが面白い事なのですが高尚のいた吉備津でも行われていたようです。ある記録によると、天保六年正月十八日に、藤井高俊という人の家に集まって尚歯会を催したととあります。高俊という人がどんな人であったのかは分かりませんが、当時の吉備津宮の神官か何かをしていた人ではないかと思います。