撮影スポットからトレドの旧市街
トレドはタホ川が三方を囲む自然の要塞都市で街全体が遺跡の世界遺産です
この景色は同じように川で囲まれたチェコのチェスキークルムロフを思い出させます
ヨーロッパはどこも侵略の歴史の上に成り立っており街を守る要塞は必須なものだったのですね
そんな美しい古都トレドに2泊しました。
ホテルは旧市街の高台にある「アルホンソⅥ」という王様の名前が付いたホテルで
ロビーには古い調度品や鎧姿の騎士などが立って中世の雰囲気たっぷりでした
旧市街への城門
旧市街の展望台からの景色
町並みははずっと下にあり旧市街のある場所は結構な高台だと実感
街歩きをしましたが迷路のように狭い路地が入り組んで迷子になりそう
ユダヤ、キリスト、イスラムという異文化が融合されたムデハル建築と呼ばれる建物があちこちに見られます
トレドは刃物や金銀細工の街のようであちこちに多くの店が並んでいました。
彫金屋さんは実演中 刃物屋さんには日本刀まであってちょっとびっくりでした
トレドはエル・グレコが活躍した街としても有名です
サント・トメ教会は小さな教会ですがここに飾られたエル・グレコの最高傑作と言われる
「オルガス伯の埋葬」が一番の見どころの教会です。
「オルガス伯の埋葬」は入り口から入ってすぐにあるオルガス伯のお墓の上に飾られていました
写真禁止でしたので写真はHPからお借りしましたが
この絵は肉体の埋葬と魂の昇天という2場面が描かれた独特の構図が印象的でした。
トレド大聖堂はスペインゴシック様式の最高傑作とも言われスペインで一番の規模を誇る大聖堂です
高さ90mの鐘楼が天を突くように伸びるシャープな外観
水に写った逆さ聖堂がまた美しい
聖堂内部は想像以上の豪華絢爛でした
中に入るとまず天井の高さと750枚もあるというステンドグラスの美しさに圧倒されます
バラの花を形どったステンドグラスのバラ窓が可愛いかったです
天井のアーチの稜線も特徴的でした。
この下に主祭壇があり鉄製の柵の間からカメラを入れて撮ったのが右の主祭壇です
あまりよく撮れていませんがキリストの生涯を綴った20場面が描かれた金ぴかの祭壇です
またこの大聖堂で最大の見どころと言われるのが主祭壇の裏側にあるトランスパレンテと呼ばれるもので
スペインバロックの最高作品と言われているそうです
天使や聖母の像がこれでもかというほどちりばめられれ
天井の明かりとりから差し込む光が効果的に像を浮かび上がらせていました。
またもうひとつ注目すべきは「聖体顕示台」です
本物の王冠や金、銀、宝石などがちりばめられていてまばゆい光を放っていました
コロンブスがアメリカ大陸から持ち帰ったと言われる金も使われているのだとか
高さ3m、重さは200キロもあり年に一度の祭には外に運び出されて街を練り歩くそうです
日本のお神輿のようなものなんでしょうね?
以上のほかにも名画や彫刻などがずらりと並ぶまるで美術館のような素晴らしいカテドラルでした
スペインの中でもトレドは最も印象が強かったところでした。
言われてみて初めて、チェスキー・クルムロフに似ていると気づきました。
今回の旅で詳しく知らなかったスペインの歴史を学びなおしました
アルハンブラ宮殿を代表するイスラム文化とキリスト教文化のせめぎ合いが
スペイン独特の建築様式を生み出しているのだという事も。
正直詳しいことは良く分からず何となくという程度です(-_-;)
作られた時代の特徴であるともいえるのでしょうかね・・・
詳しいことは分からずともどこも素晴らしい!と見とれるものばかりでした
こうした建物を見るたび時の権力者の力を思い知らされます
とても詳しい解説に行った気分になっています。
私、実は1970年代後半、西ドイツ在住の頃、幼い子連れで個人旅行をしていますが、
あまりよく覚えていないのですよ(汗)。トレドは訪れていないような?
子供たちを海で泳がせるのが目的で、海側が中心。その合間にちょこちょこ出かけたような?
アルファンブラ宮殿のあるグラナダはよく覚えていますが。
トレッキングでピレネーを訪れた時は、都会はバルセロナだけでした。
これからまた続々と歴史ある街の登場ですね。楽しみに読ませていただきます。
トレド大聖堂は素晴らしい構造物で 水面に映るトレド大聖堂も素敵です。
バロック建築 何かの記事で黒川紀章氏が若尾文子さんに求婚した時 使ったと聞いたことを思い出しました。
”徹子の部屋”で黒川紀章氏が逝かれた後の事です。
「聖体顕示台」も贅を尽くした素晴らしく目がくらみそうそうです。
良い旅でしたね♪
今回はそのトレドの旧市街の真ん中のホテルに泊まることができてラッキーでした
ホテルの窓からカテドラルの鐘楼が夕日に輝く姿も見ることができ感激でした
街歩きの時間もたっぷりあって夕食は自由食だったのですが
お店は7時?8時?ぐらいからでないと開いていないのが難点でした。
言葉が不自由なのが心配で日本人女性がやっているというお店があるのを聞き
そこに入りました。
誰しも考えは同じ?ツアーの仲間でお店がいっぱいになりました(;^_^A
新大陸発見とはヨーロッパ側の言い分で
中南米大陸に古くから住んでいたインカなどの人たちにしてみれば平和を乱され
金銀宝石を強奪されたんですものね。
裏側から見る歴史も必要ですね
サント・トメ教会の「オルガス伯の埋葬」は門外不出でここでしか見ることができないと聞くと
一層その幸運が感じられました。
気に入った場所でも時間が気になるのが難点。
個人旅行はとてもできないのでそれも我慢のツアー旅です
スペイン一の大聖堂は荘厳さと煌びやかさが溢れていて
目を見張るばかりでした。
聖体顕示台は祭りの時は聖体の中にキリスト体の象徴でもあるというパンを入れて
練り歩くのだそうです
日本のお神輿も重いですよね。
その重みが有難みなのかもしれません
チェコのチェスキークルムロフもね。
エルグレコの大傑作「オルガス伯の埋葬」があるサントトメ教会もよく覚えています。
私が行ったのは20年前の秋でしたが、PCがまだない時期、ワープロで打った旅行記が残っています。
それを見ながらビオラさんのスペイン旅行楽しんでいますよ。
トレドのホテルで泊まられたとは羨ましいです。
私たちはマドリードに2泊し、二日目の午後からのオプションでトレドに行きました。
言われてみれば、チェスキー・クルムロフに川に囲まれて似ています。
トレドに2泊とはいい旅でしたね。
スペインやポルトガルは中南米から黄金を略奪(悪い言葉で失礼)してきたので、大聖堂や修道院が黄金で輝いているところが多いです。あの富は今は一体どこに消え失せて、EUの中ではあえいでいるのでしょうと思ったことです。
それほどに大聖堂の中は素晴らしい。
そしてギリシャ人のエル・グレコの終の棲家となった地でしたね。教会の中の絵は忘れられません。
ツアーはビュースポットを速やかにご覧になれて良いなぁ~
夫婦旅は全部個人だったので、名所探して足が疲れました(笑)
教会へ入ると、荘厳、金ぴか、ステンドグラスに圧倒されますね。
写真を拝見して、当時のカテドラル勢力が大きなものだったか分かります。
エル・グレコの伯爵の埋葬がサント・トメ協会に。凄い!
ドキュメンタリー番組では、マリア様を掲げて街を練り歩くのを見るけど。
こんな重いのも担ぐんですね!
本当にすごい!の一言です。
また日本の木造建築とは違い石造建築ならではの保存力なども感じますね
当時の権力者の力をも想像させられるものでした。
気温も寒くなく暑くなくで良い時期でした
以前オッキィさんのスペイン旅行記のトレドの写真をみて
素晴らしい!と憧れました
私も今回その場に立つことができて嬉しかったです
知りませんでしたが古都同士という事なんでしょうね。
高台から見下ろすトレドの街は本当に美しかったです
細い路地が続く街は敵の侵入を防ぐ意味もあるらしいですね
当時の面影を色濃く残した街並みを歩き
少しだけタイムスリップしたような感覚を味わえました
改めて感心します。
ビオラさん、ありがとう。ちょっと行った気分になります。
壮大な建築の群れのようで、圧倒されますね。
お天気が良かったのね。何よりでしたね。
いろいろ忘れていたことを思い出します。
街並みと教会が綺麗ですね。