ビオラのつれづれ記

大好きなお花のこと、
日常のちょっとしたことなどを書き留めています。

暑中お見舞い申し上げます

2017-07-29 14:01:03 | タイ旅行

                   

    お隣のムクゲの木にヒヨドリが巣をつくり先ごろ巣立ったようなのですが

    独り立ちしたばかりの雛とおぼしき初々しいヒヨドリはまだ遠くには行けずに

    家の近所を飛んでいるのを見かけます

    夕暮れ時に心細くなって母親を呼んででもいるのでしょうかピーピーと泣き続けて騒がしいほどです

    なんだか哀れにも聞こえる鳴き声でしたが親鳥が現れる様子はなく雛たちは諦めて静かになりました

    こうして一人前になって行くのでしょうね

    いつまでも子離れできない人間の親も多い昨今、見習わないといけないなぁと思った鳴き声でした

 

    

    

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冬の京都一人旅(その2)

2017-02-28 20:03:57 | タイ旅行

宇治上神社を出てさわらびの道と名付けられた小路を行った先にある源氏物語ミュージアム に入りました

誰でも知る有名な源氏物語

その昔「いずれの御時にか~」ではじまる原文には悩まされた 記憶が…

後年現代語訳で読んだ事もあったけれど物語が長すぎて後半の宇治十帖は多分読まなかったかも

なので登場人物も薫と匂の宮の名前ぐらいで良くわからない

でも王朝文化の雰囲気は味わえました~

 

 

ミュージアムを出て三室戸寺をめざそうとしたけれどナビから外れてしまうこと度々

この前来た時も道に迷ってウロウロしたことが脳裏に浮かびまた?との思いが強くなって断念

日本最古の橋といわれる宇治橋を渡りJR宇治駅へ

下を流れる宇治川の流れの速いこと  日本三急流だそうです

 

黄檗山万福寺

総門

万福寺は中国から渡来した隠元禅師が開祖ということで明様式の建物が並ぶ

とても大きなお寺です

人影もまばらな異国情緒あふれる境内を一人歩く姿は映画か何かのワンシーンのようでも?なんちゃって

三門を抜けて進むとまず目にはいるのが黄金の布袋尊

日本のお寺には見られない布袋様に「中国的」を感じさせられます

布袋様は弥勒菩薩の化身なのだそうですが両者が結びつかないのは私だけではないのかも

このお寺で目を引くのが↓の開版(かいばん)と呼ばれる魚の形をした魚版

木魚の原形になったものだそうです

今でも時を知らせるのに使われていて丸くすり減った部分がそれを物語っています

 

長く続く回廊がいい感じです                    法堂の勾欄の卍くずし模様も素敵でした

 

 

 伏見稲荷神社

ここは近年外国旅行者に大人気と聞いていましたが

外国人も多いですが若者の多い事

以前来た時はこんなではなかったのになんだか場違いにいるような居心地の悪さで早々に退去でした

キツネの絵馬は自由に顔が書き込め、いろんな顔のキツネがいて楽しい

お稲荷様といえばキツネですがここにいたたくさんのキツネ像は

稲穂や巻物、鍵、玉などいろんなものを咥えていて何?でした

そこでちょっと調べてみました

稲穂・・五穀豊穣を表す

巻物・・知恵を表す

この二つはすんなり納得でしたが玉や鍵は?

伏見稲荷大社には、玉鍵の信仰があるそうです。

「玉は稲荷神の霊徳の象徴で、鍵はその御霊を身につけようとする願望である」とか、

「この玉と鍵は、陽と陰、天と地を示すもので、萬物は、この二つの働きによって、生成し化育する理を表している」

と意味づけられているとのこと。

 さらに興味深いことは花火が打ち上げられる時の「たまや~」とか「かぎや~」の掛け声は

このキツネの玉と鍵に由来していると知り「へぇ~」でした

 

人・人・人で大混雑の千本鳥居

若者たちはそんな中でも記念撮影に余念がなくポーズを決めているので

おばさんはシャッターを切れません

千本鳥居を過ぎ奥ノ院からさらに続く鳥居でやっと人影が途絶えた所で一枚

2日目に続く

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冬の京都一人旅(その1)

2017-02-27 20:17:43 | タイ旅行

今回一緒に行く予定だった友は入院中のお義母さんの容体が悪くなって急にキャンセルとなり

冬の京都へは一人で行くことに・・・

友との楽しい語らいがなかったのは残念だったけれど一人でも存分に楽しんできました

一日目は宇治へ

宇治を訪れるのは20年ぶりぐらいです

 

平等院

修復が終わりきれいになった鳳凰堂は昔見たそれとは違い色鮮やかでした

内部拝観券を求めて極楽浄土の宮殿といわれる鳳凰堂に入りました

写真がないのが残念ですが阿弥陀如来像を取り巻くように壁の上で雲に乗ってさまざまな形で

楽器を奏でている雲中供養菩薩像が印象的でした

今まさに死を迎えた人を来迎し生まれ変わる浄土とは素晴らしい世界だということを表しているのだそう

宝物が収められている鳳翔館では緑色に近い色に変色した一対の鳳凰に1000年近い年月を感じさせられました

 

宇治川に架かる朝霧橋を渡り対岸へ

 

恵心院

宇治川のほとりにあるひっそりとした小さなお寺ですが由緒あるお寺だそうで

花の寺としても名高いそうです

冬のこの時期水仙とロウバイ、ミツマタなどがきれいでした 

興聖寺

お寺に続く参道は琴坂と呼ばれ宇治12景の一つに数えられているとか

ひっそりとした冬枯れの参道を一人歩く風情はまさに冬の京都?

 なだらかな坂を上りきった先にある唐風の竜宮門とよばれる山門がとても印象的

 そういえば乙姫様のいる竜宮城もこんな感じだわね

ここの本堂にも伏見城の遺構の血染めの天井もあるとのことですが

残念なことにこの日は法事が執り行われていて拝観はできませんでした

 

宇治上神社

現存する日本最古最古の神社建築の宇治上神社は平等院の鎮守社として祀られたのが始まりとの事で

大きな神社ではないけれど世界遺産にもなっている神社です

拝殿(国宝)

本殿(国宝)

覆屋(おおいや)という建物を覆う格子壁の幾何学模様が印象的で美しい

桐原水

宇治には7名水と呼ばれる湧水がありましたがほとんどが枯渇してしまい

唯一今でも湧き出しているのがこの桐原水です

神社で見かける手水舎とちがってここではこの湧水が手を清める場になっています

中に入り奥の方を覗き込むとこんこんと湧き出る水の様子がはっきり見られました

かっての名水も 残念ながら今は煮沸してからでないと飲用できないとのことです

  

つづく

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山陰・山陽への旅(2)

2016-11-24 13:34:02 | タイ旅行

≪出雲大社≫

出雲大社へは20代初めの大昔訪れたことがありましたが

その時聞いていたかどうかも忘れて初めて知ったこと

*****

出雲大社の正式な呼び名は「いずもおおやしろ」というのだそうです

そしてお参りの仕方も神社での一般的な参拝の作法の2拝2拍手1拝と違い2拝4拍手1拝であるということ

なぜ?

   明治時代に神社に関する法律が制定されて全国の神社は2拝2拍1拝に統一されましたが
  

   出雲大社では古来の方法を尊重して2拝4拍1拝を続けているとのことです

   全国的にもこうした2拍手以外の参拝方法をとる神社が数か所あるそうです

                                       *****

出雲大社が祀る大黒様でおなじみの「大国主命」

その大国主命を祀る本殿

 本殿が正面に拝める「八足門」の前は大勢の人で参拝の順番待ちでした

  

社をぐるりと廻ってみました

正面付近と違い人影もまばらでひっそりとしていて神々の存在を感じられるような雰囲気でした

 

※↑の写真はうまく撮れていなかったのでHPからお借りしました

                        

  出雲大社の本殿は神社建築の中では日本一の大きさだそうですが

平安時代には現在の約2倍の高さ(43m)もあったと言い伝えられていました

しかし当時の技術ではそれほど高い建物を作るのは無理なのでは?と言われ伝説化されていましたが

2000年に境内の遺跡から当時のものとされるいくつものの柱が発見され その巨大さが証明されたのだそうです

博物館にその古代社の模型がありました

大小の柱で階段状に・・・なるほどでした

   

  

出雲大社といえば大しめ縄を思い浮かべます

 中でも神楽殿のしめ縄は長さ13.5メートル、太さは最大8メートル、重さ4.4トンという大きさ!

 真下に立つとその大きさは迫力に・・・・ 

 

 「せんげこくそうかん」と読む看板の向こうは出雲大社宮司のお宅です

数年前、宮司の長男の千家国麿氏と高円宮家の典子さまが結婚され話題になりました

門の横にはその結婚の祝いに奉納されたという大きな「打ち出の小づち」が飾られていました

大黒様といえば「打ち出の小づちです」、大きな福がこぼれますように・・・との願いでしょうか

 

私たちが訪れた時はちょうど典子様のお祖父さまである三笠宮様が亡くなられたばかりの時で

日の丸の国旗は半旗になっていました

 

 2日目のお宿は広島のホテル、出雲から広島目指してゴー

市内のレストランでの夕食まで時間があり添乗員さんの機転で急遽夕暮れの平和記念公園散策 となりました

でも本当はこうしたコース外行動はできないことになっているのでくれぐれも「内緒」ですって

でもそれをここに書いてしまってごめんなさいです

ホテルのお部屋に入ると「明日はカープの祝勝パレードで交通規制がありご迷惑をおかけします」のチラシが・・・

惜しくも日本一は逃したけれど25年ぶりのリーグ優勝で大盛り上がりの広島の様子を伝え聞いていたので

明日もきっとこのあたりもカープカラーで真っ赤に染まるんだろうなと・・・

その歓喜の様子はテレビで見ました 

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パソコン故障です

2012-05-08 17:00:39 | タイ旅行
孫達も帰ってやれやれと一息ついてやっと更新出来たと思ったら
バソコンが動かなくなってしまいました〓
多分入院です。
コメントいただいた皆様にお返事もできませんが
お許しください。
そんな訳でしばらくお休みします。
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タイ見聞あれこれ

2011-10-09 13:13:19 | タイ旅行

タイ古典舞踊

 

ゆったりとした女性らしい繊細な指の動きと優雅な身のこなしに見とれます

でもあの指のそりはちょっと真似ができません、相当な訓練の賜物なのでしょうね 

 

↑の踊りとはちょっと様子が違う仮面舞踏劇もありました

 

 こちらは男性だけで演じる劇で日本の歌舞伎に似ているかも

きれいに化粧した演じ手さんは男性とは思えない美しさでしたよ

こうした背景がニューハーフの国に結びついていったのかななどと思ったりしたのですがどうなんでしょう

ニューハーフといえばオプションでニューハーフショーの見学がありましたが

夫はそういう類は大嫌いで家でもテレビのチャンネルを替えるほど、

なので私はちょっと興味があったけれどパス

後で見た人の話によるとそれはそれはきれいで楽しかったらしいです、ちょっと残念

 

タイ式マッサージ

同じくオプションでのマッサージには一人でも参加でした 

市内のマッサージ店に入るとまず靴を脱いで足を洗ってもらいます

人さまに足を洗ってもらうなんて初めて、なんだか殿さま気分でした~~

その後マッサージ室に通されそこで洋服をマッサージ着に着替えて2時間たっぷりマッサージをしてもらいました

まず足から腰へ手から肩へと身体の末端から中心部へ向かい、最後に首から頭をほぐして終了

途中「イタクナイデスカ」との片言の日本語で何回も聞かれるくらい結構強い揉みですが

「痛気持ち良い」刺激が何ともいえず心地良く2時間があっという間でした。

2時間コースで4000円は観光客値段でタイの物価的にはちょっと高いのかもしれませんが

日本での値段に比べたら格安でとても満足でした~

マッサージ師は3~4十代とみられる女性でしたが彼女の手に渡るお金はどれほどなのでしょう?

チップを100バーツほどあげて下さいと言われていたが2時間たっぷり手を動かしずめで御苦労さま・・・

小銭が残っていたので余分に渡したらうれしそうな顔をしていました

 

水上マーケット

 

アユタヤの帰りに近くの水上マーケットに寄りました

船上でのお店かと思ったらそうではなく川に沿ってお店が並ぶテーマパークのようなところでした

最初に小船に乗って場内を見学

  

こまごまとした雑貨の店や食べ物屋がずらりと並び一つ一つを覗いて歩くと結構な時間がかかり

自由時間はあっという間に終わってしまった感じ。

でも女性はこうした場が好き、私がお土産を探してあちこち見て回るのを夫はしぶしぶついて歩いてました

 

タイアルコール事情

時間に余裕があってホテルで休憩する事があった時

4時半ごろ近くのコンビニへ行きビールを買おうとしたら店員にノーと言われてしまった

アルコール類の商品のケースを良く見るとPM5:00~の文字が・・・

そう、タイでは夕方5時以降でないとアルコールは買えないのだそうです

昼間からお酒を飲んで酔っぱらっている人を防ぐためかしら?そんな酔っ払いが多いって事?

夫はもちろん後で出直しましたが・・・

 

タイ式しゃぶしゃぶ

もうひとつタイでのおどろきはしゃぶしゃぶです

ホテルのレストランでタイ式しゃぶしゃぶの夕食の一こま

しゃぶしゃぶと名前が付いているのでどうしても日本のそれを想像してしまうのですが

まず手前にある赤い器に入った生もの具材を次々と鍋に放りこみます

「灰汁が出ているけど取らないのかしら?」そう言っているうちにその上に野菜を山のように乗せてグツグツ・・・・

しんなりしたらそれで、はい出来上がりのしゃぶしゃぶに一同ちょっとあっけに取られてしまったけれど

それをタイ流の甘辛たれにつけてたべるたらそれが意外と美味しくてまたまたびっくり

「タイ式」の名前がついてるのですもの日本のそれとは違って当たり前ですがびっくりしたり、おいしかったりのしゃぶしゃぶでした。

 

これでタイの旅日記は終了です

お付き合いありがとうございました

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アユタヤの遺跡

2011-10-04 13:12:31 | タイ旅行

アユタヤはタイがシャムと呼ばれた時代、1351年から400年間ほど都として栄えました

17世紀には日本との貿易も行われ日本人町が出来るほどの交流があり

多い時で1500人ほどの日本人が暮らしていたとの事ですが今はその跡地が史跡として残るのみです

その中でも有名なのが山田長政、昔教科書で習った記憶があります。

 

貿易国として栄えたアユタヤですが1767年、それまでも幾度となく戦いを続けてきたビルマによって滅ぼされ

その際市内の建造物や石像は徹底的に破壊されたため

アユタヤの遺跡は年代的に新しいのにまるで古代の遺跡のような印象を受けます

 

歴代3人の王の遺骨を納めたセイロン様式の仏塔

前記のワット・プラケオのキンピカの仏塔はここを真似て作ったのだとか

レンガはもろくなっていまにも崩れそうな場所が多く遺跡の保存も大変そう

 

寺院の柱のみが建つ風景はローマの古代遺跡を彷彿させます

 

           

                 ↓上ってみました

                 意外と高く足元を覗くとちょっと怖いくらいの高さです

               

 

遺跡の中には多くの仏像が有りますがそのほとんどに頭部がありません

 

ビルマ軍が破壊したともその後盗賊によって持ち去られたとも言われていますが見事に無くなっています

そのうちの一つが置き去りにされ長い年月かかって木の根に覆われた仏頭が有名です

多くの観光客がその前で記念撮影するので木の前は順番を待つ人でいっぱいでした

それにしてもこの木がお釈迦さまが悟りを開いたという菩提樹だというのも何だか因縁深いものを感じてしまいました

    

 

 

バスで少し行くと草原に横たわる白い寝釈迦仏があります

これも当時はきっとりっぱな寺院に納められていたのでしょうが今は建物の形もありません

前記のワット・ポーの豪華な建物の中で金色に輝いていた寝釈迦仏に比べたら屋根もなく雨ざらし・・・

なんだか可哀想な気もしますがそんなことは気にしていないようなやさしいほほ笑みで

ハスの花を枕にひっそりと横たわっていらっしゃいました

 

今は廃墟のようなアユタヤの遺跡ですが建設当時はレンガの上に漆喰を塗り

その上に豪華な彩色がされていたと聞きます

栄華を極めた街が戦いに破れ、破壊された上焼き払われて黒く煤けて崩れかけた土台が残るのみとなった遺跡・・・・

でもそれらが苔むした様子には哀感を帯びた郷愁を感じる人も多い事でしょう

私もここには豪華なキンピカにも負けないインパクトを感じました

 

ゾウにのりました

遺跡のすぐそばに一人400バーツ(1200円ほど)でゾウに乗れるところがありました

ここには多くのゾウがいてゾウ舎では音楽に合わせて踊ったり歌ったり?のショーも・・・・

餌やりの女の子のバスケット目指して伸びる鼻

客待ちのゾウ達です

ズラリ並んだお尻が見事

 

エジプトでラクダに乗った時は座った状態のラクダの背に乗ってどっこいしょと立ち上がる時が

とても怖かったけれどここでは高い台があってそこから象の背に据えられた椅子に座るようになっていた

でもやっぱりゾウの背は高く、揺れも大きいです

時々悲鳴を上げながらもゾウの背から見渡す景色に大満足でした

気性が荒く背に乗るのは難しいアフリカゾウに比べアジアゾウはアすごく大人しいんだそうです

しばらく行ったところでオジサンに「カメラ、カメラ」と言われてカメラを渡すと

別のゾウ使いのオジサン達とカメラを交換してお互いの客を撮影し合うシステム

なるほどねと感心していたらゾウの鼻が迫って来て何?何?

良く仕込まれたゾウがチップを要求している仕草だと分かってこちらもなるほど!でした。

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タイ ・宮殿&街角風景

2011-10-02 14:22:59 | タイ旅行

ウィマンメーク宮殿

タイに限らず寺院や教会に入る際、服装が厳しいことがよくあります

ここは宮殿が博物館となっている場ですがここでの持ち物や服装チェックが一番厳しかった

あちこちの寺院ではさほど問題にされなかった細かい点までチェックされ

検査に通らない人はコインロッカーに荷物を預けたり短パンやミニスカートの人は

巻きスカートのような布を巻いたりしなければいけません

私達のツアーの仲間の一人はお財布だけ持っていて良いと言われたのにそのお財布が大きめだったため

検査に引っ掛かってしまって納得しかねる様子だった。

そんなわけでカメラはもちろん持ち込み禁止

豪華な宮殿の写真がないのが残念なのでこちら でご覧になってください 

 

20世紀初めラーマ5世が実際に住んでいたというこの宮殿は総チーク材の3階建ての建築物で

世界的にも希少価値が高いのだとか。

宮殿内は土足厳禁。1階部分でくつを脱いでから表の階段を上がって宮殿の中に入るのですが

屋根はなく雨が降っていたらどうなるの?と余計な心配をしてしまいました

内部は豪華の一言・・・

世界各国から集められた豪華な家具や調度品などが展示されていて

宮殿内での優雅な生活がしのばれます 

中には日本の昭和天皇の若かりし日のお写真(HIROHITO)もあって日本の皇室との関係も覗えました

驚いたのは像の足がそのままをゴミ箱に作ってあったのにはびっくり

ふくらはぎ辺りから下の部分を切り取って指の部分までそのまんま… 

でも大きさ的には丁度よいのよねぇ

 

パンパイン宮殿

アユタヤ王朝24代目の王が建てた宮殿で、歴代の王が夏に訪れる別荘として利用されてきた離宮

今でも利用されているとのことで日本の天皇がタイを訪れた時ここの建物の一つで晩さん会が開かれたと聞きました

きれいに刈られた緑の芝に瀟洒な建物が映え思わずきれい~~

              * おじさん、どいてとも言えずちょっと目障りな腕が入ってしまいました

              *池の中に建つタイ様式の建物はラーマ4世がバンコクの王宮に建てた建造物のレプリカだそう

 

    この宮殿が建てられた当時は近くに野生の像も見られたとのことでそれらを見渡せる展望台も作られています

    こちらはポルトガル様式

        

この展望台、頑張って最上階まで上ると広い宮殿やその向こうに広がる景色が見渡せ

汗をかいた体に心地よい風が吹き抜ける最高の場でした

「ここから動きたくないわねぇ」が皆の一致した言葉

           塔の上から見た中国風建築

            

野生のゾウこそは見えませんが木を刈り込んで作られた親子のゾウが何頭も・・・・

柘植に似た木で作られていました

池のそばでは大トカゲがお昼寝中

ワニと間違う人も多いらしいですがタイでは今、野生のワニはいないのだそうです。

 

 

タイの街角から 

タイの街で目に着いたいくつかを・・・

タイでは日本車が80%を占めていて中でもト○タ車がダントツ だそう

でも900万バーツ(日本円270万円)ほどする新車は庶民にはまだまだ高嶺の花ですとのガイドさんの説明でしたが

その割には道路は車であふれていました。中古車が多いってことかしら?

なるほど日本では乗るのが恥ずかしいような車もまだまだ現役で走ってました

 

そして庶民にはタクシーより安くて手ごろなのがトゥクトゥクと呼ばれる三輪車

ちょっと可愛い?

個人旅行なら乗ってみたい気もしますがこれにはメーターなどついていなくて

あくまで運転手との値段交渉で決まるのだとか、日本人と見たら吹っかけられそうですね

あとバイクタクシーというのもあって渋滞の路を抜けるのに便利なのだそう

若い娘さんがバイクの後ろにひょいと座って走り去る姿を見た時は何だか怖そうでしたが慣れたものでした。

 

市街地の電線にはびっくり

沢山の電線が無造作に束ねられてそのままあちこちに引っ掛かっています

大きなお世話ですが、こんがらがってしまわないかしら?もう少し整理したらどうなのでした

 

あちこちのお店や会社の敷地の一角にこのような祠?が見られました

泊まった近代的なホテルにもありました

日本での「お稲荷さん」的なものでしょうか

沢山お花やお供え物で飾られています

 

 

 

 

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バンコクお寺めぐりⅡ

2011-09-28 15:01:13 | タイ旅行

ワット・ポー

バンコク最古かつ最大の寺院で現王朝のラーマ1世~4世までの歴代の国王のお墓でもあるりっぱな仏塔や

金色に光り輝く寝釈迦仏が有名です

 

****

ちなみに現国王はラーマ9世でプミポン国王です

このお名前は日本でも時々耳にしていますね

タイ王室は国民から広く愛されていて街のあちこちに国王や 王妃の大きな写真が飾られていました

                                                                ****

境内には国王の仏塔以外にも大小多くの仏塔が並んでいます

これらは国王の親族のものですが一般人でもお金を積めば納骨できるんですって

日本では皇族と一緒になんてちょっと考えられません

 

歴代の国王の仏塔は天をつくようにそびえています

この塔の装飾も陶器で豪華な彩色がされています

 

 

 

でもここはなんといっても金色に輝く寝釈迦仏

靴を脱いで礼拝堂へ入ると、全身キンピカの全長46メートル、高さ15メートルの寝釈迦仏が目に飛び込みます

大きい

全身をカメラに収めるのは難しいです

お顔はやさしく微笑んでいるような・・・

 

迫力あるお身体

そしてここでの人気撮影スポットはお釈迦様の足の裏

 仏の足は長さ5m、幅1.5mと大変大きな偏平足です

偏平足は悟りを開いた人の印なんだそうですよ

その足の裏にはバラモン教の世界観を表わすと言う108の絵が

螺鈿細工(研磨した貝殻の内側を使った細工)で描かれていて近くで見るとその輝きがとてもきれいです

指紋もバッチリ・・・

 

足の裏を過ぎるとこんなのがあります

「20バーツ(60円ほど)でコインを買ってお釈迦様の背中側にズラリ並んだ108つの鉢の中に

一つずつ投げ込むと煩悩が捨てられるのだそうです

やってみました

コインがチリ~ンと鉢に落ちる音は日本の除夜の鐘に通じるものが有りそうです

でもコインの数が正確でなかったのか私が入れ忘れたのか最後の方になるとコインが余り過ぎているような

で、最後の方は適当にごまかしてしまったので煩悩は捨てきれなかったかも

出口では頭の後ろが拝めました

 

 

ワット・ポーは、タイ式マッサージの総本山でもあります

敷地の中にはタイ式マッサージを受けられる場所もあります

なぜ、お寺でマッサージ?なのですがここを創ったラーマ3世は

ワット・ポーで色々な学問所を開設しその中の医学のひとつとしてマッサージが広められたのだそうです

ここではマッサージは受けませんでしたが

後でオプションでタイ式マッサージを経験してきました

そのことはまた後で。

 

エラワン祠

エラワン祠はこんな繁華街のど真ん中の雑踏の一角にある小さな祠ですが

ここは今バンコクで大人気のパワースポットだそう

パワースポット人気は日本だけではないんですねぇ

なるほどそれほど広くない場所は多くの人でごった返していました。

せっかくなので線香とお供えの花を買ってタイ人のするようにお参りしてきました

願いが叶った人はお礼に訪れタイ舞踊の奉納をするのだそうです

御利益は確かなようでこの日も踊りが行われていました、

私の御利益のほどはどうでしょうか

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バンコク観光・お寺めぐりⅠ

2011-09-23 14:57:18 | タイ旅行

タイは全国での寺院の数は3万5千を超え、僧侶は30万人という仏教の国

日本も仏教国ですがいろんな面で大きく違うのは

タイは小乗仏教で自らの修業努力によってのみ自己の救済が完成されるという

出家者、僧院中心の仏教によるところだそうです

黄色い僧衣をまとったお坊さんの姿をあちこちで見かけましたが

今でも20歳前後の男子の60%位が修行(期間は3カ月)に参加するとの事です

 

この中にはまだあどけない顔の子供も交じっていました

こんな小さな子が・・・と親心を想像してしまいましたがタイではそんな心配はないのかな?

 

 

ということでバンコク観光は寺院巡りがメインです

まずは市内を流れるチャオプラヤ川をボートに乗ってワット・アルンへ向かいました

ちなみにワットとは「寺」のことでアルンは「夜明け」・・・

「暁の寺」と呼ばれる所以です

残念ながら私は読んでいませんが日本では三島由紀夫の小説で有名になったのだそうです

 

バンコクの中心部を流れるこの川では渋滞をさけて船が大活躍、大小多くの船が行き交っていました

私達はこんな船で移動です

雨がふきかけるのを避けて身体をよじりながら乗ってました

 

 

船着き場の向こうにそびえるワット・アルンはバンコクを象徴する景色となっていて

一番大きな仏塔の高さは75mもあり急な階段を上って上に上がることができます

この日は雨が降っており傘をさしておそるおそる登ってみました

すごい急階段     上りは良い良い下りは怖い?

             

 

          

 

このトウモロコシ状の造りはヒンドゥー教の影響を受けていて

仏塔にはヒンドゥー教の神が鎮座しているのだとか

手前の石像は中国風です 

色とりどりに装飾された台座や塔は砕いた陶器で飾られています

その陶器も中国の影響を大きく受けているらしいです。 

 

 

ワット・プラケオの全景

ここは国王が住む王宮と寺院(ワット)が同じ場所に建てられています

でも王宮と言っても今国王はここには住まいしておらず観光施設として解放され国家行事等に使われているのだとか

 

 

 

3つの並んだ仏塔は手前からスリランカ様式、タイ様式、カンボジア様式とさまざまな形をしていますが

どこをみても煌びやかなのは共通しています

タイ人は金ぴかがお好きなようで日本のお寺のわび・さびを追及したようなシックな建物とは大きな違いです

 

 

本堂には御本尊のエメラルド仏があることからエメラルド寺院ともよばれているのですが

本当はエメラルドではなくヒスイ製とのこと

靴を脱いで中にはいる事が出来るのですが撮影は禁止、

意外と小さなご本尊でしたが年に3回法衣を衣替えするおしゃれな仏様です

仏さまの衣替えとはちょっと珍しいです

 

≪王宮の建物≫

ヨーロッパ風建築の上にタイ様式の屋根が付いているのが面白い

建物の手前に一双の像がいるのがいかにもタイらしいです

 

 

≪アンコールワットの模型≫

キンピカの一角に地味な色のアンコールワットの精巧な模型が・・・

ラーマ4世(今の国王は9世)がアンコール遺跡に感激して作ったとのこと

本物のアンコールワットに行けそうもないので良くみて来ました

 

 

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