ビオラのつれづれ記

大好きなお花のこと、
日常のちょっとしたことなどを書き留めています。

四国へ(その4)

2023-09-28 16:28:03 | おでかけ

旅の最終は高松からフェリーで小豆島へ渡りました。

小豆島と言えば壷井栄の「二十四の瞳」を思い出します

船が着いた土庄港の広場には大石先生と12人の子供達の銅像があり小豆島の象徴にもなっているよう。

子供の頃この映画を観た時は女先生と子供達の絆のようなことは感じましたが

大人になって再度映画を見た時壷井栄は;この小説で反戦を訴えていたんだと・・・

そんな話を思い出しながら銅像を見上げました。

またバスで島内を走っているといたるところにオリーブの木が植えられていて

小豆島はオリーブの島でもあったと思わされました。

オリーブ公園

瀬戸内海を見下ろす高台にある約2000本のオリーブ畑に囲まれた公園です

   沢山の実をつけたオリーブが見られました

   もう少ししたら実の摘み取りが始まるそう。

       

エーゲ海に浮かぶギリシャの島と姉妹提携をした際の記念に建てられたという白い風車が

異国情緒を醸し出す素敵な場所でした。

またここはジブリの実写版「魔女の宅急便」のロケ地となったそうで

魔女がまたがるほうきの貸し出しがあってそれにまたがり記念写真を撮るのが定番になっているらしい。

でも高齢者はあぶないので気をつけてとの注意

そんな話を聞いたからではないけれど私達がほうきを持ってウロウロしたら掃除のおばさん間違いなしよねと

写真を撮る気はなし、なので一緒のツアーのお姉さんがまたがった瞬間を写したのが↓

今ウィッグのCMで森山良子と清水ミチコが同じ場所でほうきにまたがっていますね

あれは完全にCGか何かでしょうがこちらはその一瞬を狙って、それらしく撮れました~

エンジェルロード

一日に2回、干潮時の3時間ほどの間に島への道ができるそうです。

これは「トンボロ」という現象で伊豆堂ヶ島の三四郎島でも見られますが

私はまだそれに出会った事がないので今回その砂州の道を歩けて良かったです。

「天使の散歩道」と名付けられた砂の道は大切な人と手を繋いで歩けば願いが叶うといい

恋人たちの聖地になっているとか。道理でハート形の絵馬のようなものがいっぱい下がっていました

高齢者の冷めた目には「なんでも商売に結び付けるんだなぁ」としか映りませんでしたが

 おまけ

帰りの飛行機で伊豆半島上空を飛んでいる時窓から富士山と雲の下に広がるわが街の景色が見えたのです。

「あ、あのあたりに我が家」・・・と嬉しい旅のおまけでした

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四国へ(その3)

2023-09-22 20:22:42 | おでかけ

3日目は鳴門へ

今日のメイン「大塚美術館」は鳴門大橋の近くです。

有名な鳴門の渦潮、今回は時間的に渦潮は見られませんでしたが以前船に乗って強化ガラスの上からのぞいた渦潮は迫力あって怖いくらいでした。

今回の旅の楽しみの一つは「大塚美術館」でした

古代の壁画から現代絵画までの西洋の名画1000余点をオリジナル作品と同じ大きさの陶板による

複製絵画美術館で日本にいながら世界の美術館を体感できるのがうれしい美術館です。

陶板ですから写真はもちろん触ってもOKというのもうれしい。

ただ広すぎて廻り終えるころには疲れてしまったのが唯一の難点でした

取り上げたい絵画ばかりでしたがたくさん過ぎるので写真は割愛です

館内への入り口がバチカンのシスティーナ・ホールになっていていきなり感激です。

館内には「モナリザ」「笛を吹く少年」「真珠の耳飾りの少女」の

衣装や小物が用意してあってそれをつけて額縁の中に立ち、名画の主役になれるという

体験コーナーもありました。

ちょうど旅行中の高校生たちが「モナリザ」や「少年」に扮して楽しんでおり

「お似合いお似合」と私達も楽しませてもらいました。

  

おまけ

綺麗なバラで飾られたコーナーに見とれていたら

親切なおじさま?が記念に撮りましょうと写してくれた一枚。

レストラン・カフェの外はモネの睡蓮を意識した庭になっていて素敵。

ここで食したのはビーナスの誕生にあやかった?

ホタテ貝の器に盛られたビーナスカレー。

添乗員さんによるとカレーは大塚製薬のボンカレーだそうでしたが美味しかったですよ。

私達は広い館内の最後に「ゲルニカ」を見て見学終了

以前スペインへではゲルニカのあるソフィア王妃芸術センターへは行かずじまいだったので

ここで見られたのはうれしかったです。

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四国へ(その2)

2023-09-18 19:49:14 | おでかけ

四国2日目は高知市内から一時間半ほど山あいにある「モネの庭」・マルモッタンからスタート。

ここはモネがこよなく愛したフランス・ジヴェルニーにある庭を再現した庭で

フランスのモネ財団から世界で唯一「モネの庭」を名乗ることを許されている庭だとか。

水の庭、ボルディゲラの庭、花の庭と別れた庭園はそれぞれモネが描いた庭の風景を垣間見れる

風景が広がっている。

ゆっくりモネの世界に浸りたい気持ちはあるけれどこの日も猛暑、

のんびり散策はちと無理で足早に廻りました

花の庭のお花は暑くてぐったりしているようでしたが

春爛漫の頃の華やかさを想像しつつ・・・

そんな中でも有名な睡蓮の池は素晴らしかった。

ちょうど咲き始めた朝の時間、まさにモネが描いた睡蓮が広がる池に感嘆の声を上げました。

朝ドラで一躍有名になった牧野富太郎博士の牧野植物園

東京の練馬にも氏にちなんだ植物園がありますがこちらは五台山という起伏を生かした8haもの

広さに3000種以上の植物が四季を彩るという規模の大きさに目を見張ります

園内に足を踏み入れると植物に一つ一つ名前が付けらていて、さすが牧野博士の植物園だわと

思わされました。

多くの植物の他、牧野富太郎記念館も併設されていてそこには博士の植物研究への深い情熱を示す

沢山の資料や精密な植物画などの展示に改めて博士のすごさを思いました。

多くの書物や標本に囲まれた晩年の様子の再現も…。

ドラマはあと少しで終わりを迎えますが事実とフィクションをうまくまとめて

面白いドラマになっていますね。

この後は徳島の祖谷のかずら橋と大歩危・小歩危

初めてが多かった今回の四国ですがここ二か所だけは前回も訪れた場所でした。

なので祖谷のかずら橋の怖さは体験済みですが何回渡っても怖さが薄れる事のない吊り橋

平家一族が隠れ住んだという秘境「祖谷」

祖谷川に架かる長さ45m幅2mの吊り橋は「シラクチかずら」いう植物を編みこんで作られています。

足元が広く開いていて下を見ずには進めない 

その足の下は水面から14mほどもあり足がすくみ怖い事

揺れも加る怖さに手すりにしがみつきながらのへっぴり腰で何とか渡り切りました。

吊り橋を渡った先には勢いよく流れる琵琶の滝があります

平家の落人たちが都をしのんで琵琶を奏でたという言い伝えがあるそうです

琵琶の哀愁を帯びた音色が聞こえてきそう?

大歩危・小歩危(おおぼけ・こぼけ)

吉野川の激流によって形作られ8Kほど続く渓谷は大理石の彫刻がそそり立っているような景観で

圧倒されます。

その珍しい名前は「大股で歩くと危険、小股で歩いても危険」との説があるらしい

この後ホテルへ

ホテルはグランドエクシブ鳴門のザ・ロッジ

ロッジではありますがあのエクシブ、とても豪華でリッチ気分でした。

そんなホテルでの夕食はイタリアンのコース料理でびっくり

国内ツアーでイタリアンが出たのは初めて、ツアーのタイトル「外国旅行気分を味わう・・・・」は

これだったのかと納得の夕食でした。

お風呂はロッジ棟にもありますがせっかくだから本館の「アロマハウス」にあるスパへ。

ここへは循環バスに乗って行かねばならないのがちょっとめんどくさかったけれど

豪華なスパは貸し切り状態でこちらでもリッチ気分を存分にあじわい、最高!でした。

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四国へ(その1)

2023-09-14 17:16:07 | おでかけ

四国へ出かけてきました。

もうだいぶ前四国へ旅した事はありますが今回は以前とは違うコース。

羽田を昼頃出発のツアーなのでこちらからでも無理なく行けるのもうれしいツアーでした。

高知龍馬空港へ到着しバスは中津渓谷

ちょうど台風13号が本土へ接近中で天気が心配されましたが高知は良い天気で

ラッキー

ここは有名な仁淀川の上流にある渓谷。

何億万年前マグマが隆起してできた地形が雨や渓谷の流れで奇岩・巨石・断崖を

作り出したという渓谷美が続く2キロほどの遊歩道を現地のガイドさんの案内で歩きました。

渓谷の遊歩道は七福神巡りにもなっていて崖や岩の上に建つ神様たちを見つける楽しみも

仁淀ブルーと呼ばれる澄んだ水の色と涼しい林の道は猛暑を忘れさせてくれた1時間ほどでした。

遊歩道の奥には中津渓谷のシンボルともぃう「雨竜の滝」があり

その豊富な水量で勢いよく遠くまで飛んでくるしぶきは

構えるカメラが濡れてしまいそうなくらいで慌ててシャッターを押しその場を離れました

渓谷歩き、前日は雨だったらしく道は濡れて滑りやすく気の抜けない場所も有って

天気に恵まれて本当に良かったです。

桂浜

松の緑と青い空、弧を描くように広がる砂浜の向こうに太平洋の真っ青な海

海を見慣れた私ですが名所と言われる所以に納得の桂浜でした。

丘の上には太平洋を眺める様に龍馬像がで~んとそびえ立っていました。

龍馬像は5mほどらしいですが高い台座(8mほど)の上に建っているので迫力満点

ゆかりある各地で見かける龍馬像ですがさすが本場という感じで見上げました。

ホテルの夕食のメインは高知名物皿鉢(サワチ)料理

        

食後はホテルからほど近いはりまや橋まで出かけてみました。

行ってかっがり?するのは札幌の時計台とはりまや橋などと言われますが

確かに小さな橋でした

説明書きを見るとこの橋は江戸時代;堀川を挟んだ2軒の商家が互いを行き来するために

架けた私設の橋との事で納得。

何回か架け替えられ赤く塗られて今に至っているらしいですが歌に歌われて有名になってしまったんですね

小さいけれど町中の赤い橋はインパクトがありました

          .  続く

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夏合宿再開

2023-09-11 11:57:03 | おでかけ

コロナで出来なかったラッシーママさんの伊東宅での夏合宿が4年ぶりに行われ参加してきました。

参加者はいつものメンバー(ラッシーさんご夫妻、銀河さん、nao♪さん、lilyさん、そして私)の6名

みんな元気に顔をそろえて合宿再開を喜びました。

私はこの合宿のすぐあと四国への旅行がありPCから離れていました

その間他のメンバーの皆さんが詳しく合宿時の様子をアップされているので私はごく簡単に

ママさんのおもてなしの品々が並ぶテーブルを前におしゃべりタイムスタート

今回特に注目されたのはママさん自ら育て上げたりっぱなピオーネ!

何回も失敗を重ね苦労し研究してこれまでのブドウを作り上げたママさんの心意気がすごい。

お味は最高!美味しくいただきました。

朝食はママさん手づくりのボリュームたっぷりのサンドイッチ

一切れで満腹、美味しかったけれどもうこれ以上は入りませんでした

 

合宿は2泊ですが用事がある私と銀河さんは1泊のみで帰ります。

翌日は伊東のシンボル的建物・東海館を見学したあとそれぞれに分かれてお別れしました。

東海館は昭和に入ってすぐに作られた建物ですが木造3階建ては当時としては珍しく

職人達が腕を振るった和風建築にレトロな温泉情緒を感じるものでした。

館内の120畳もある大広間には舞台も有り写真のような芸者さん達もいて

当時のにぎやかな宴会を思い浮かべました

 

降り立った伊東駅は改修され雰囲気が変わっていてコロナ禍の4年間の歳月を思わされました。

またlilyさんが10年ほど前の写真集を持ってきてくれそれに写る皆の若い事

12年?13年?と続く合宿、素敵な仲間とのこんなうれしい機会を

作ってくれたラッシーママさんに改めて感謝です

 

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