ホーチミン・メコン川クルーズ
ホーチミンはベトナムで一番の都市だそうです
ビルが立ち並ぶ都会の中を走るバイクの数は今までの街以上の大波で迫ってきました
今ホーチミンは日本のゼネコンによる地下鉄工事中でした
これが全線開通すればバイクの数も少しは減るでしょうか?
そんなホーチミンの街を抜けバスで2時間ほどのメコン川クルーズの拠点ミトーを目指しました
メコン川は遠くチベットを源流とし中国、ミャンマー、タイ、ラオス、カンボジア、ベトナムの
6か国を抜ける4000キロのもの大河です
こんな船でクルーズ出発です
日本語のガイドさんがいろいろ説明してくれました
水は泥水のように濁っていましたがこれは汚れではなく土が浮き上がっているためで水質は良いのだそう
それを裏付けるかのように魚の養殖のための建物が川の中にいくつも浮かんでいました
川の恩恵を受けるのは漁業だけでなく川がもたらす肥沃な土地は豊穣の恵みをもたらしているのだそう
そういえば昔メコンデルタなどと言う言葉を習った記憶が・・・
↑のボートで15分ほどメコンの風を受けながら進み中洲の島に上陸しました
島に上がるとこんな席に通されました
蜂蜜の試食という事でしたが蜂蜜やローヤルゼリーの販売が目的でガイドさんの
執拗な売り込みにはちょっとうんざりでした
アオザイ姿の女性の歌を聞いたり民族音楽を聞いたり お琴によく似た楽器も・・・
フルーツの試食も・・・
ここでは何故か大蛇も登場(まだ子供の蛇だそうですが)
首に巻きつけて記念写真をどうぞという事でしたが
皆しり込みしている中勇気あるお兄ちゃんが1人名乗り出て拍手されました
この後小さな手漕ぎボートでメインのジャングルクルーズ
ジャングルというのでもっと木々が生い茂っているのかと思いきやこんな感じでちょっと期待外れ
でもベトナムのとんがり笠をかぶってバナナやヤシの林の中をゆっくり進む小舟は結構楽しかったです
ランチはこんな庭が広がるレストランで
皇太子殿下が若い時ここを訪れたらしく写真が飾ってありました
エレファントフィッシュという川魚のから揚げが名物料理でこの魚の身をほぐし
野菜と一緒に生春巻きに包んで食します
エレファントの名前の由来は分かりませんでしたが味はタンパクでした
まん丸のボールのようなものが出てきて何?何?でしたが
餅米の揚げボールです
小さな餅をこんなに大きく膨らませる技がすごい!
はさみでカットして食べましたがもちもちで美味しかったです
この後ホーチミンに戻りました
*中央郵便局
フランス統治時代に造られ今も現役だそうです
*統一会堂
サイゴン時代は大統領官邸だった場所でここに北軍の戦車が突入したことで
ベトナム戦争が終結し、その後南北が統一した場として統一会堂と呼ばれています
*サイゴン大教会
*人民委員会庁舎とホーチミン像
1908年に造られた精巧な装飾が施されたサイゴン時代の市庁舎は
当時フランスで流行していた建築様式だそうでここも戦争の後ホーチミン人民委員会庁舎となりました
建物の前にはホーチミン像が立ちこの前に広がる広場は市民の憩いの場となってます
ホーチミンの銅像前の広場
ちょうど夕暮れ時だったのでカップルの姿が多く私達はおじゃま虫のようでした
*ドンコイ通り
↑のような歴史的建物や有名ホテルなどもこの周辺に集まっていて
大きなショッピングセンターやおしゃれな雑貨のお店などが並ぶホーチミンのメインストリートです
私達もここでショッピングをしたりお茶をしたりと自由時間を楽しみました
お茶と言えばベトナムコーヒー美味しかったです
ベトナムはコーヒーの生産量がブラジルに次いで2番目だそうですが、知らなかった
ブラックなのに少し甘味のあるコーヒーに??でしたが練乳を加えているのだそう
またこの近くにはベンタイン市場という大きな市場があります
ちょっと興味はあったのですが観光客用に値段は高く、交渉上手でないと
うまく買えなそうで中を覗いただけでやめときました
いろんな品が所狭しと並ぶ様子に圧倒されました
値切り上手な人なら楽しいかも
ベトナムにいる間あちこちで見かけた「プルメリア」は甘い香りが素敵なお花です
* 旅後記
旅行者にとってベトナムはとても魅力的な国に映り旅の間ベトナムが共産国であることを忘れていましたが
帰りの空港へ向かう車の中でガイドさんが話してくれました
中国と同じで言論統制もあり窮屈さは否めない
また南部の住民はフランス統治時代も経験しており考えは西洋的ですが北部の住人は中国よりで
多くの部分で考えに差もある
そしてホーチミン出身者は今でも政治の中枢には入れないという不満etc
あの悲惨なベトナム戦争を経て南北統一をし著しい発展を遂げつつある国ですが
その裏ではいろんな問題も抱えているようでした
ベトナムの旅日記はこれで終わりです
お付き合いくださってありがとうございました