昨日「フレイル予防対策」・「8050問題について」という講演を聞く機会がありました
「8050」の言葉は知っていて内容も理解していましたが
「フレイル」はよく分かりませんでしたがフレイルとは年齢を重ねる事で体と心が弱った状態であると知り
今フレイル予防にちからを入れ健康寿命を延ばし介護状態にならないように日頃の行動を見直そうという事らしいのです
*転びやすくなった
*ペットボトルの蓋が開けられなくなった
*ここ1~2年で体重が2,3キロ減った
*何もしていないのに疲れやすくなった
*買い物が億劫になった
というような症状があったら要注意だそう、自分に当てはめてみるとどれも該当なしで
体重は減るどころか2キロぐらい増えているし なので今の所フレイルではないと言い切れそう。
ではそれを防ぐためには「運動」「栄養」「社会参加」を心掛ける事だそうです
適度な運動をし、しっかり食べて皆と触れ合う・・・
高齢になればなるほど社会とのつながりを持つことが大切だと学びました。
また「8050問題」では40~64歳の中高年の引きこもりが全国で推定61万3000人もいると聞いておどろきです
不登校や人間関係がうまくいかず退職したまま引きこもるなどの理由で長期化する場合が多い
長期化の原因は世間体を気にする
親の収入で生活が成り立ってしまっている
就業空白期による自信喪失
他人に迷惑をかけず自分達で解決しようとするなど。
引きこもりの中高年が社会復帰できれば8050問題は解決しますが単に仕事に就くという事だでなく
それが続けられる人生に寄り添えるような支援が必要とされ、
早めの専門機関に相談することが大切であるという事
世間体を気にして引きこもりを隠していては問題は解決せず家族だけで抱え込もうとすることこそが問題を深刻化させる
原因になっていると。
フレイルと8050問題の両方に共通して言えることは地域社会とのつながりの大切さ
だんだん希薄になる地域活動、コロナ禍で一層地域との触れ合いが遮断されてしまっていますが
このままではいけないと思わされた講演でした。
絵手紙で菜の花を描いてみました