ビオラのつれづれ記

大好きなお花のこと、
日常のちょっとしたことなどを書き留めています。

お花&読書

2023-04-18 19:43:08 | お花

今次々と咲き出しているお花達をコラージュしてみました

おまけ1 チロリアンランプとバビアナ

 

おまけ2 夫の菜園から

スナップエンドウ       色づき始めたイチゴ、収穫が楽しみ

  

 

読書

一昨年の秋亡くなった山本文緒さんの「無人島のふたり」を読みました

すい臓がんで余命4か月と宣告されてからの闘病日記です

コロナ禍で周囲との接触も少なく旦那さんと二人だけの日々を綴っているのですが

死を前にして淡々と死を受け入れたようにも見える中で、やはり生きたいという素直な気持ちも…

自分だったらこんなに冷静には綴れないと思う

こうした死を見つめる日々を記録するって作家だからできるんでしょうか?

闘病の日々で揺れ動く気持ち、無念な気持ちが痛いほど伝わってきたエッセイでした。

この本を読んで知った彼女の最後の長編「自転しながら公転する」を読んでみた。

ごくごく平凡な女性が平凡な日々の中でどうしようかと迷う恋愛や仕事の事が

淡々と続き最初はあまりピンとこなかったが途中からどんどん引き込まれて一気読み

ありふれた話をこんな風に面白く読ませる作者の力量に脱帽でした。

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この時期毎年の手仕事

2023-04-11 16:42:08 | くらしいろいろ

白の共演  ギンギアナムとヒメウツギ

ピンクたち   マーガレットとセントポーリア

 

大リーグのエンゼルスではホームランを打った選手が兜をかぶって話題になっていますが

  そろそろ鯉のぼりの季節、タペストリーの鯉と兜などグッツを飾って楽しんでいます

 

       

春のこの時期になると実家の山へ蕨採りが楽しみです

以前はフキも採れたのですが最近は採れなくなってしまって残念

でも蕨はいっぱい採れます、そして帰りには掘りたてのタケノコと甘夏のお土産も

さあ、そこで帰った後には手仕事が待っています

蕨をあく抜きし、タケノコ、甘夏と共にごきんじょさんへお裾分け

タケノコも蕨も日持ちが悪いので長く保存するためにタケノコは瓶詰めにします。

生から茹でたら時間がかかりますがあく抜きをした状態でもらってくるのでその分は手間がかからず助かってます

瓶詰は最初はずいぶん面倒な気がしていましたが毎年の事でそれほど苦にならなくなりました

娘に分けたり家で使ったりと重宝しています

蕨は保存方法をいろいろ試しましたが乾燥させて保存するのが一番面倒がなくていいと気づき乾燥させています。

2日も干せばごらんのとおり針金のようにカラカラになります

  

そして甘夏、美味しく食べますがちょっと手間をかけてマーマレード作りも毎年の仕事です

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名古屋へ5人旅(3)&お花

2023-04-06 20:45:22 | おでかけ

旅を綴る前にお花です

さくら・桜の狂騒曲も終わりに近づき次に控えていた藤が咲き出しました

鉢植えなので大きくはありませんが良い香りがしています。

チューリップは終わってしまいました

綺麗なうちにと写真に収めてあったチューリップです

八重のチューリップは斑入りの葉ですがムスカリとの寄せ植えで葉が目立たないのが残念

           フリルのパンジーとフリージア

旅の最終日は明治村へ

明治村は取り壊される運命にあった60を超える建物が移築保存されていて明治の雰囲気を味わえるところで

国指定の重要文化財指定の建物も数多く、多くの映画やドラマのロケ地としても使われているそうです。

社会科見学の中学生がメモを取りながら廻っていましたが

私達は勉強抜きの興味重視で見て廻りました

村内をレトロなバスに乗って園内の一番奥にある帝国ホテルへ

移築された帝国ホテル中央玄関 前に広がる池も再現されたものだそう

設計は20世紀を代表するアメリカの建築家フランク・ロイド・ライト

関東大震災のその日が新築披露の日だったというのも奇遇ですが

たいした震災の被害もなく戦前戦後の日本を代表するホテルとして国内外の

多くの政治家や有名人に利用されました

建物の内外に見られる彫刻を施した大谷石の装飾が特徴的

大谷石とレンガの組み合わせの幾何学模様の装飾が素晴らしく重厚な美が感じられる内装

マリリンモンローも歩いたかもしれない同じ廊下に立っているのよね、

とちょっと気取って見たりした私達

そんなホテルの喫茶室でお茶をして優雅な気分も味わいました

金沢監獄中央看守所

二人がのぞく景色の先は写真なのですがその奥行き感がばっちりで本物の廊下が続いているようでした

宇治山田郵便局

伊勢神宮外宮の鳥居前に建てられていたというこの局舎は現存する最大の木造郵便局舎だそうで

重要文化財に指定されています

ここでは10年後に届けるレターというのを行っていましたが

10年後には生きていないかもなどと書く気はなしの私達

でも仲間の一人は同居するお孫ちゃんに宛てて今の元気なばぁばからのメッセージをと…

みんな孫は可愛いですが同居しているとしていないのではこんな時に違いが出るのかしら?

聖ヨハネ教会堂

ここは一階が幼稚園、二階が会堂という珍しい作りに加えて

一階はレンガ造り二階は木造という構造も珍しかった。こちらも重要文化財指定

呉服座(くれはざ)と読むのも難しいこの建物は大阪池田市にあった芝居小屋で

江戸時代からの伝統建築の名残をとどめていて当時の雰囲気が体感できました。

旅巡業の歌舞伎をはじめ新派の芝居、落語、浪曲、漫才など様々なものが演じられていたそうです

軒下に顔看板が掲げられ、私達には懐かしい昭和の役者さんなどのお顔がずらりとならび

当時のこの小屋の繁盛ぶりが想像されました

一日では廻りきれない広さがある明治村

過去2回ほど来ていますがまだまだ知らなかった建物がいっぱいで興味深かったです

ただ残念だったのはシーズンオフなんでしょうか、園内のお店に閉店中が多くて

昼食にありつくのが大変だったこと

3時頃ここを後にして名古屋駅に向かいお土産などを買い込んで旅行支援でもらったクーポンを使い切って

無事旅が終了しました

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名古屋へ5人旅(2)

2023-04-01 16:08:05 | おでかけ

この日の予定は名古屋城を見学の後犬山へ

ホテルを出てひとまず荷物をコインロッカーへ入れたのですが

今のコインロッカーは昔のコインを入れ鍵を閉めるという単純さと違ってスマホをかざしたり暗唱番号をいれたりと

高齢者の私達には便利なようで難しい

それをクリアしてヤレヤレは良かったのですが帰りに荷物を取り出そうとしたときにハプニングが…

コインロッカーの場所が分からなくなってしまった

確かこっちじゃなかった?いやこっちよ

5人の誰一人正確な場所を覚えていなかったというお粗末

でももしこれが一人だったらきっとパニックになってしまったかもしれないけれど

5人いたのは強みでした。あちこちウロウロしていたら見たような場所にたどり着け無事解錠できヤレヤレでした

名古屋城には一昨年の12月に訪れているのでまだ記憶は確かでしたが

何回見ても豪華絢爛な本丸御殿には目を見張りました。

名古屋城本丸御殿は近世城郭御殿の最高傑作とされ国宝第1号に指定されたものの先の戦争で焼失してしまっていたのを

約10年の歳月をかけて2018年に復元されました

その復元は残されていた膨大な資料があり細部まで忠実に復元できたそうで

御殿の部屋はその格式によって天井や欄間、飾金具、襖絵などのつくりが変えられるという

武家文化の粋を究めた技術がそっくり再現されたとの事

煌びやかな部屋に徳川の威信を感じます

御殿を見学しようと待っていると写真を撮りませんかの呼びかけ

はじめは要らないわね、でしたが勧められるままにポーズをとって記念撮影

写真は1枚1200円ですがQRコードがついてそれをスマホに読み込めば人数分買わなくてもOKという仕組み

今風ですね、それではと私が読み込んでそれをラインで仲間に送りました。

犬山城は織田信長の叔父織田信康によって建てられた現存する最古の天守

華やかさはないけれど落ち着いた風格が素晴らしかったです。

またこのお城はつい最近(平成16年)まで成瀬氏という個人所有のお城だったというのも

個人的には興味深かったです(今は財団法人所有となっているらしい)

天守の望楼は古い木造回廊がちょっとはかなげで怖さがあり恐る恐る・・・

でもそこから見える絶景には怖さも忘れシャッターを押しました。

すぐ下に木曽川の雄大な流れが見下ろせこのお城が国境の要衝だったことがよく分かります。

反対側には犬山の街が広がる風景

お城を見学後は城下町を散策

最近の観光地同様ここでも着物姿が目立ってました

趣ある街並みが続きますが

最近は食べ会歩きが盛んなようで↓こんなお店が目立ちました

コロナの期間中はできなかった食べ歩きも解禁?若者たちがあちこちで食べ歩いている姿も見られましたが

私達は美味しそうではあるけれど夕食が食べられないと我慢、我慢

 

そんな通りの一角にこんなのがありしっかりお詣りしてきました。

つづく

コメント (12)
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