
ブログのお友達の所で金木犀の香りが話題になった頃こちらではその香りは全然ありませんでした
今年は咲かないのかとあきらめていた家の金木犀に今頃その花が咲きました~
家の周辺を見渡したらどこのお宅のも今が花盛りです。
一週間や10日の遅れではなく一か月遅れというのも珍しい事で
状態です。
他にも毎年困るほど顔を出して今頃なら色も鮮やかに花盛りのインパチェンスですが今年は
茎はあれども花がつかない
と、なんだかおかしな今年の花事情です
でも元気なお花も・・・
メランポジウムとジニア

スクレプトカーパス

ギョリュウバイ

花盛りとは言えないけれどウィンターコスモスもチラホラ咲きだしました

10月に入ってコロナの感染者数が減り続けています
でもいつまた感染者数が増え6波が来るかもしれずでかけるなら今?と温泉へ出かけてきました。
行先はお隣の山梨、隣県で近いという感覚があり日帰りが多く泊まる事はあまりありません
なので今回は石和温泉に泊まって周辺を廻ることに。
出かけた日はあいにくの天気で曇り空から雨が降りだし寒い一日でした。
花の都公園ではすでに季節が遅くお花はゼロでしたが
溶岩樹型が見られるゾーンでは1200年前の富士山の噴火の際流れ出た溶岩流で燃えた樹木が
まるで横穴のように大きな口を広げている様に目を見張りました。

忍野八海へは何度も行った事がありますがこの日は雨で富士も見えず澄んだ透明度の高い池もあまりきれいに見られず残念
寒かったので山梨名物のホウトウで暖まり早々に退去

行ってみたかったのが日本三奇矯の一つと言われる猿橋です
ちなみに他の二つは山口の「錦帯橋」と富山の「愛本橋」だそうですが 「愛本橋」は流されてしまって
現在はもとの姿で残っていないらしいです。
猿橋はさほど大きな橋ではありませんが谷が深く橋脚を立てられないため両岸から張り出したはね木で支えられています
昔の人の素晴らしい技を見せてくれる橋でした

なるほどと下を覗くと深い渓谷はほんのり色づいた木々と碧い流れが素晴らしくきれいでした
紅葉が進んだら一層見事な景色となるでしょう。

翌日は打って変わった好天、青空がまぶしく暑いくらいでした。
信長の武田氏討伐で焼討にあった時、寺の住職であった快川が燃え盛る火の中で
「心頭を滅却すれば火も自ら涼し」と唱えたと言われることで有名な恵林寺に行きました。
再建された三門にはその有名な言葉が刻まれていました


想像以上に立派なお寺で庭園も素晴らしかったです。
庭園や寺の作りに京都のお寺を思わせるところが多かったですが
ここを作った夢窓国師は禅宗庭園の基礎を築いた人であると聞いて納得でした
この寺は武田氏の菩提寺であることは知っていましたが江戸5代将軍綱吉の側用人として有名な
柳沢吉保は甲府藩主でここに墓所があることを今回初めて知りました。
最後に訪れた山梨県立美術館では今特別に?65歳以上は無料ですと言われすごくお得な気分で
いい気持ちでミレーの絵画など見ていたら近くで大きな声で話をしながら見て廻る高齢男性二人
嫌でも話が聞こえてしまって集中できない
美術館の職員?が近くにいるのに注意しません。そんな中で私が止めてくださいと言うのもはばかられて
うるさいなぁと思いながらも仕方なくなるべく距離をとって我慢してしまいました
そしたら夫も同じように「やめてくれ」の言葉が出かかったとの事
後でお互い注意すれば良かったと言い合いましたが実際はそれができなかった
人に注意するって勇気がいる事だと実感した出来事でした。
ブドウ狩りの季節は終わりましたが山梨に来たのだから娘たちに美味しいブドウを買って送ってやりたいと思って
ブドウの直売所を探しながら車を走らせ途中でやっと見つけた直売の旗。
大粒のシャインマスカットとオリエンタルスターという立派なブドウをとても安く買う事が出来ました~
自分達用にも買いましたがスーパーで買うものとは一味違う美味しさで大満足
久しぶりの旅を美味しいシャインマスカットで〆ることができました