ビオラのつれづれ記

大好きなお花のこと、
日常のちょっとしたことなどを書き留めています。

お花の事あれこれ

2022-03-26 22:33:22 | お花

桜の開花も始まり春爛漫の良い季節になりました。

庭も今が一番のにぎやかさでお花達が競って咲いています。

ギンギアナム

増えすぎて困りもののハナニラも咲いている今だけ愛でられています

冬しらず

一年草ですが毎年こぼれ種で大量に顔を出しハナニラと同じく雑草化しています

名前の通り寒い中でも明るいオレンジ色が元気をくれるお花です。

 アリッサム

こんもりとした姿が寄せ植えやグランドカバーにうれしいお花です

白を多く植えていますが何色か混じった1株がこんなに素敵な配色になりました。

秋に種まきしたお花達も元気になって花盛りを迎えました

 ピンクパンサー

  このお花、2~3年前からご近所でブームです。

  つる性でたくさんの花が付くのですごく目立ちます、あちこちのお宅をピンクに染めています

 ネモフィラ

  このお花は亡き幼馴染の友との思い出の花なのです

  20数年前まだあまり知られていなかったこの花の種を友が送ってくれ

  英国ではベビー・ブルーアイっていうのよと教えてくれました

  以来このブルーに魅かれて毎年植えていてお花が咲くたび友を思い出しています

   

 ビオラ

   

先ごろ新聞で知った言葉が印象に残っています

昭和12年の年頭の新聞に投稿したという野上弥栄子の言葉ですが

この願いもむなしく日中戦争がはじまり戦いは8年間も続いたという事実

今ウクライナで起こっている悲しい戦いがこのような事にならないようにと願うのみです

******

 たった一つお願いごとをしたい。

 今年は豊年でございましょうか、凶作でございましょうか、

 いいえどちらでもよろしゅうございます。

 洪水があっても、大地震があっても、暴風雨があっても・・・・

 コレラとペストが一緒に流行ってもよろしゅうございます。

 どうか戦争だけはございませんように。

                                                                  *******

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思わぬ展開で

2022-03-18 15:52:55 | 日記・出来事

去年の日記を見たら2月下旬には開花し始めていた庭のハクモクレンですが

今年は寒かったせいでなかなか咲きださずにいたのですがこのところの暖かさで

一日で満開になり驚きでした。

でもその暖かさが仇?一週間も持たずに今度は一気に散り始め、「花の命は短くて」を思います。

クリスマスローズの次にはバイモユリも満開

同じように下向きのお花です。ちらっと見える花の中の模様は網状になっていることから

アミガサユリとも呼ばれていますね。

事の初めは私が出した喪中のはがきでした。

そのハガキを見ずに年賀状を出してしまったと職場の同期だった友からお詫びの連絡がありました。

でも賀状欠礼はこちら側の事情でいただくにはなんの問題もないのよと話したのですが

それがきっけでラインを繋ぐことにしたり近況などを交換したら

なんと彼女の実家は私の住所のすぐ近くに引っ越していたことが判明

彼女はそこに一人で住む102歳のお母さんのお世話で頻繁に千葉のご自宅から通ってきていることを知り

ビックリ。

彼女が介護の疲れをいやすために自宅に帰る前に熱海に一泊するので一緒にどう?と誘われ

ワクチンも済んだことだし感染対策をしっかりすれば大丈夫よねと思い切って出かけました。

ホテルは去年土石流災害のあった熱海伊豆山にあるおしゃれなホテル

部屋からは土石流が流れ着いた様子をテレビで何回も目にした海の手前の赤い橋も見えました。

海が目の前に広がって素晴らしい景色です。

コロナ禍でも思ったより多くの人が泊まっているようで皆思いは同じかな、でした。

この時期でも熱海には案外多くの人(若者)が来ているのを知っていますが

県内の感染者数から見て、熱海の感染者数はさほど多い方ではない事からして

旅行は感染にさほど関係していないのでは?とは私がいつも思っている事です。

まあそれはさておき積もる話に花が咲いたことは言うまでもありません

20代の若かりし頃の思い出話です、

思わぬ恋バナにえ~!そうだったのと驚いたり、当時のあれこれが懐かしく思い出され

青春時代に戻った一夜でした。

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タイトルの意味は?

2022-03-11 11:04:23 | くらしいろいろ

ウォーキングコースの遊水地の湧き水の池です

近づいてよーく覗いてみたら小さなエビがいっぱい泳いていて

うれしくなりパチリでした。春を感じる一コマかな。

同じくウォーキングの途中で見つけた大きなベニバナアセビが見事満開でした。

家にも植えてありますがなかなか大きくなりません

うらやましく眺めました。

先ごろ読んだ三浦しおんの「愛なき世界」

そのタイトルに興味を引かれ手にしたのですがその内容は思っていたものとは違いました。

男女の愛情に関するものでもなく、ちょうど今ロシアが進めるウクライナへの一方的な攻撃に

プーチンには「愛」のかけらもないのかと思うような世界の事でもない

愛なき世界とは植物世界の事でした。

脳も神経もない植物は思考も感情も存在しません。

「愛」という概念がないのです。それでも旺盛に繁殖し環境に応じて多様な形態で

地球のあちこちでたくましく生きている。

告白したら「愛のない世界を生きる植物の研究に全てを捧げているから

誰ともつき会うことはできないし、しないのです」と返され戸惑う主人公の男性が

彼女の影響でその知らない世界の植物の研究に興味を示しはじめ

彼女の研究を応援したりその結果を喜んだりするのですが

最後まで二人が恋愛関係になることはありませんでした。

恋のライバルは人間だとは限らない!

植物を愛し顕微鏡でしかわからない小さな小さな変化を求めて没頭する研究者たちの姿を

通して理系と言われる人たちの世界が少しだけ垣間見えたような気がし

難しい学術的な言葉も多く出てきて難解なところもでてきますが

それ以上の感慨深さを与えてくれる物語でした。

学術用語と言えばPCRの言葉も出てきて、コロナのおかげでこれは知ってる!でした

一言でいうと愛のない世界を研究する人達の愛情あふれる物語でとても面白く読みました

以前辞典の編纂という地道な根気のいる作業に情熱をかける人たちの世界を描いた

「舟を編む」を読んで感動し以後三浦しおんがお気に入りの作家さんになりました。

この古めかしいアルバムの数々・・・

今まで思うだけでなかなかできなかった写真の断捨離をしました。

古い写真を眺めると昔のいろいろがよみがえってきてついつい思い出に浸ってしまい処分できずにいましたが

テレビの断捨離番組で「自分のお気に入りだけとっておけばいいのよ」の言葉を聞き

そうよねと今回思い切りました!

若い頃の自分と今のギャップに我ながら驚いたり嘆いたりしつつ、捨てました!

初めは躊躇もしましたが慣れてきたらこれもこれもとポイポイと処分しすっきり。

全部捨ててしまうのも寂しいので残した写真はアルバム2冊に余裕をもって収まりました。

娘たちの生い立ちの記録の写真はさすがに捨てられずそれは娘たちに任せる事にしました。

 

 

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梅園と国宝・運慶仏

2022-03-04 12:37:56 | 日記・出来事

今年はいつになく寒さが厳しかったという事でしょうか梅の開花も遅れていたけれど

ようやく春の陽気になり近くの梅園の梅も見頃になったと聞き出かけてきました。

例年なら観光バスもやって来る梅園ですがこのコロナ禍、訪れている人もまばらで少し寂しい

それでも見頃を迎えた花達を存分に眺めながら広い園内を気持ちよく歩いてきました。

ここは梅の間から富士山が見えるスポットもありこの日も富士山が顔を見せてくれ写真に収める事が出来ました。

 

 

そしてこの日もう一つの目的がありました

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で改めて脚光を浴びている伊豆韮山にある北条氏ゆかりの願成就院です

              

鎌倉幕府初代執権の北条時政が頼朝の奥州藤原氏討伐の戦勝を祈願して建立され、

その後義時、泰時の三代に渡って幾つもの堂塔が建てられ繁栄を極めた寺院でしたが

その後何回かの戦火に見舞われ現在その境内は「願成就院跡」として国指定史蹟となっています。

が、そんな中で奇跡的に戦火から遺っているのが国宝に指定されている運慶作の仏像の

阿弥陀如来、毘沙門天、不動明王、矜羯羅童子(こんがらどうじ)、制吒迦童子(せいたかどうじ)です

この5仏はその体内に納められていた銘札から製作年と30代の運慶作であることが明らかにされたことで

前代の仏像にはなかった豊かな量感と力強い作風が運慶様式とよばれる造像の始まりではないかという事で

貴重な仏像であるとの事でした。

写真は禁止なので願成就院のHPからお借りしました

中央に阿弥陀如来坐像、向かって右に勇ましい姿の毘沙門、左には眼光鋭い不動明王とその従者の

矜羯羅童子、制吒迦童子の5体です

*矜羯羅童子、制吒迦童子という難しく、おかしな名前の由来はサンスクリット語から来ているらしい*

また宝物殿には政子と時政の像や↑の仏像の体内に納められていた銘板などがあり興味深かったです。

 

   政子地蔵菩薩像                時政像

 時政の墓      

運慶作の仏像は31体あると言われているうちの5体がここにあるという事の素晴らしさ

鎌倉幕府における北条氏の力などを改めて思いつつの願成就院でした。

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