厳しい暑さが続きコロナに加えて熱中症の心配もしないといけない毎日、
そんな中異例ずくめのオリンピックが始ります
さてさてどのような結果になるでしょうか・・・・
競技の結果もですがコロナの行方が気になります。
暑い中ハイビスカスが元気で次々と咲いています
そんなお花を見て絵手紙に書いてみました
静岡県美術館で開催中の「古代エジプト展」に行ってきました
この展覧会はドイツのベルリン博物館所蔵のコレクションです
古代エジプトの「創生から終焉の物語」というテーマで神話の世界に焦点を当て
展示の130点のうちのほとんどが日本公開とのことで
今まであまり目にしたことのなかった作品の数々が興味深かったです。
古代エジプトの人々は犬や猫をはじめとする動物や昆虫までもを神とする多神教で
八百万の神が存在した日本の神話と共通するのにも驚きでした。
写真の撮影がOKというのもうれしかったです
男装の女王として権力をふるったことで有名なハトシェプスト女王のスフィンクス像
でもどこか女性の面影が残っていました
ヒエログリフが刻まれた石碑
左のひょうきんな顔をした像は人々に人気のあった守護神パタイコスの護符
右側のべス神は子孫繁栄の神で女性や子供の保護神
まだ目耳眉などが未完成ながら整ったっ顔立ちの彫像はネフェルティティ王妃?
冥界の王であるオシリス神
人々は死した後この神の世界で復活することを願っていました
ミイラを作る際、魂が宿るとされていた心臓を除き他の重要な臓器を保存するための
容器でカノプス壺と呼ばれるもの
心臓は「死者の審判」で天秤にかけられ来世の転生が生るかならないかを
決めるために体内に残しておいたという事です
ミラを納める人型の木簡
3匹の魚とロータスが描かれた浅鉢
紀元前に作られたとは思えない鮮やかな色合いに見とれました
ロータス(睡蓮)は太陽が昇ると開花し夕方には閉じる習性が太陽神の象徴として
壁画や彫刻に数多く描かれエジプトの国花にもなっています。
2010年にエジプトへ旅行しました
そこで見たスケールの大きな遺跡や素晴らしい出土品の数々…
何千年も前にそれらを築いたエジプト人の高度な技術や文明に
ただただ感心するばかりでしたが展覧会はその時の感激を思いだしながら
楽しむ事が出来ました