ビオラのつれづれ記

大好きなお花のこと、
日常のちょっとしたことなどを書き留めています。

暑中お見舞い申し上げます

2021-07-22 17:44:40 | 日記・出来事

厳しい暑さが続きコロナに加えて熱中症の心配もしないといけない毎日、

そんな中異例ずくめのオリンピックが始ります

さてさてどのような結果になるでしょうか・・・・

競技の結果もですがコロナの行方が気になります。

   暑い中ハイビスカスが元気で次々と咲いています

   そんなお花を見て絵手紙に書いてみました

 

静岡県美術館で開催中の「古代エジプト展」に行ってきました

この展覧会はドイツのベルリン博物館所蔵のコレクションです

古代エジプトの「創生から終焉の物語」というテーマで神話の世界に焦点を当て

展示の130点のうちのほとんどが日本公開とのことで

今まであまり目にしたことのなかった作品の数々が興味深かったです。

古代エジプトの人々は犬や猫をはじめとする動物や昆虫までもを神とする多神教で

八百万の神が存在した日本の神話と共通するのにも驚きでした。

 写真の撮影がOKというのもうれしかったです

 

男装の女王として権力をふるったことで有名なハトシェプスト女王のスフィンクス像

でもどこか女性の面影が残っていました

 ヒエログリフが刻まれた石碑

左のひょうきんな顔をした像は人々に人気のあった守護神パタイコスの護符

右側のべス神は子孫繁栄の神で女性や子供の保護神

 

まだ目耳眉などが未完成ながら整ったっ顔立ちの彫像はネフェルティティ王妃?

冥界の王であるオシリス神

人々は死した後この神の世界で復活することを願っていました

ミイラを作る際、魂が宿るとされていた心臓を除き他の重要な臓器を保存するための

容器でカノプス壺と呼ばれるもの

心臓は「死者の審判」で天秤にかけられ来世の転生が生るかならないかを

決めるために体内に残しておいたという事です

 ミラを納める人型の木簡

3匹の魚とロータスが描かれた浅鉢

紀元前に作られたとは思えない鮮やかな色合いに見とれました

ロータス(睡蓮)は太陽が昇ると開花し夕方には閉じる習性が太陽神の象徴として

壁画や彫刻に数多く描かれエジプトの国花にもなっています。

2010年にエジプトへ旅行しました

そこで見たスケールの大きな遺跡や素晴らしい出土品の数々…

何千年も前にそれらを築いたエジプト人の高度な技術や文明に

ただただ感心するばかりでしたが展覧会はその時の感激を思いだしながら

楽しむ事が出来ました

旅の様子はこちらです

 

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またまた「加齢による」・・・

2021-07-12 16:02:16 | 日記・出来事

 メキシコハナヤナギ 

  去年からの更新株です。一株ですがピンクと白の二色で咲いています

  花自体の華やかさはありませんが暑さにも雨にも強くてうれしいお花です

         

スーパートレニア(カタリーナ)

  トレニアの改良種、ほふく性でどんどん伸びます。

  丈夫で多くの花が次々と咲いてにぎやかです

 

一か月前くらいから右の腰骨の高い所が痛くなりました

ずっと痛いのではなく時々思い出したように痛みを感じる程度なので

病院はまだいいかなと思っていましたが先日その痛みがひどくなって

心配になり病院へ行きました。

レントゲンの写真を見ながら先生がいうには

「骨を支えている筋肉の力が緩んできています」

「原因は加齢によるものですね」

自分ではネットで調べたりしていましたが加齢とは想像もしていませんでした

ああ、ガッカリです

ウォーキングをしたりアスレチックジムに通ったりと体の維持には

気を使っていたつもりでしたがやっぱり歳には勝てないという事でしょうか

「加齢による〇〇」が年々増える現実を受け入れるのが悔しい

 

 

~~最近読んだ本~~

   

写真のように色使いの少ない装丁が本の内容を象徴していて

静謐の言葉が似合う落ち着いた文体がとても心地よい物語でした

50歳を目の前にして妻を亡くし、そのすぐ後に息子までを亡くした下級武士が主人公

後悔やあきらめを思いつつもその時々で自分が下した決断を良しとして

凛としてきる姿に心惹かれます。

寡婦となった息子の嫁と共に好きな絵を描きながら静かで穏やかな暮らしが流れる日々。

そんな中で藩を揺るがす政争に巻き込まれ危うしの危機も・・・

それを助ける周囲の人物たちがまた魅力的で物語を面白くしています。

淡々と描かれる話ではあるけれど読みたい、どうなる?との興味を引かされ

描かれていない行間に想像を膨らませられて一気に読み終えました。

山本周五郎や藤沢周平の雰囲気を持った新しい時代小説の作家との紹介にも同感

読み終えたあとも心地よい余韻が残る物語でした。

 

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大雨に思う

2021-07-04 13:21:07 | 日記・出来事

 

 

    シュウカイドウ                ハンゲショウ

空梅雨気味だったのが一転、注意報や警報がでるほどの大雨が続きました。

雨雲レーダーを追うと赤や黄色の区域が次々と通り過ぎる状態は把握していました

それでもここまでになるとは思わなかったと言うのが本音でしょうか

激しい雨が小やみなったのを機に外へ出てみたらびっくり

裏を流れる川が氾濫して道路が冠水、

そのうちテレビで近くの街並みが水に浸かっている様子が流れたり

家の前をサイレンをならした消防自動車がひっきりなしに通ったりを見て

大変な事になっていると思っている所へ

熱海での大規模な土石流の映像が飛び込んできました

土砂と壊された家々の残骸、つぶされた車などが押し寄せる様子は

3・11の津波が思い起こされるような光景で「山津波」の言葉を思いました。

そうこうするうちにあちからこちからメールや電話が相次ぎ

「テレビでそちらの様子が流れたのを見たけれど大丈夫?」と心配してくれました

その中には何年も年賀状のみが唯一のつながりだった友からのものも有り

テレビというものの力を改めて思ったりすると同時に

そうして心配してくれる友がいる事が有難く感謝でした

おかげさまで家は何ともありませんでしたが一瞬にして家を失い家族の安否がわからない人の

思いを想像すると胸が痛むばかりです

今日もこちらのテレビでは特別番組で災害の様子がなんども映像に流れています

今朝から捜索作業が始まっていますが難航しているようです

一刻も早く見つけ出してあげて欲しいと思うばかり。

それを見るにつけても毎年毎年繰り返される豪雨による大きな被害に自然の脅威を思い知らされています。

コメント (12)
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