笑顔浴

優しい時間

ニコニコ

2009年01月17日 | Weblog
きれいな形をした千なり瓢箪で
丁寧に作ったお人形をいただきました。

見ているだけでほっ~。
「なにがそんなに嬉しいの?」って
つい聞いてみたくなるほどの笑顔です。

一人より二人で笑うって嬉しい~!
肩を寄せ合って二人揃うと
「ニコニコ」になるんです。



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余命

2009年01月16日 | Weblog
10年くらい前から、大切な人を失うことが多くなりました。

薬剤師で心理カウンセラーというのを知ってか
はじめは「副作用を教えて」で始まる相談も
必ず、残された日々をどう生きるか
周囲の人々とどうつきあうかという
癌患者さんやご家族の心の整理に寄り添うことになります。

そのせいか
8年前から毎年仕事始めの頃に
「私の余命は1年」と期限を切ることにしています。
「来年も同じように、この海を見ることはない」と見慣れた風景を眺め
「この人と逢えるのも今年でおしまいだ」と親しい人々と接します。

でももしかすると、
残された人生は1年も長くない可能性もあります。
今日の研修会の帰りに交通事故で死亡するとか
明朝、脳溢血で数時間後にサヨウナラかもしれません。
1週間後に発生する大地震で命を落とすとか
1ヶ月後たまたま通り魔と出逢って人生を終えるかもしれません。

私は、風前の灯火のようにチロチロと消えかけながら生きています。
たぶん、同じようにあなたも消えそうな命を灯しています。

200年も300年も生き続ける不自然さに比べたら
必要以上に恐れたり怖がる必要はありません。
でも、今日の暮らしを愉しまなかったり
やりたい事を後回しにしてばかりいると
後悔で苦しむことになります。
それが辛いことです。

残された日々をどう生きるか?
周囲の人々とどう交流するか?
という問いかけは、
今までの生き方を変えて、もっと幸せになれるヒントです。














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もろみ茄子

2009年01月15日 | Weblog
「もろみ」という甘いお味噌があります。

ちょうど5歳か6歳くらいでしょうか
父方の祖母が子宮癌で入院したり、
妹が生まれて、母がてんてこまいの頃です。

発病して人手のかかる私は、
しばらくの間、母方のおばあちゃんの家で
暮らすことになりました。
電車通りに面したその家に
娘盛りの叔母達も一緒に住んでいました。

丸い飯台の上の灯りの明るかったこと!
家族が集まって、あたたかいご飯と
薄切りにしたキュウリにもろみを乗せて
食べていたのを思い出します。

食器がやたらに大きくて
大人を見上げていたのでしょうか、
なんの話で笑っているのか、わからないのですが
みんなの笑顔を浴びて、私はここに居ていいんだと
感じていたような気がします。

おじいちゃんが晩酌をしながら
何かを拾って食べている姿を思い出すのですが
今になって考えてみると、
おばあちゃんがキュウリの上にのせたもろみを
ぽろぽろと落としていたのは、私だったに違いありません。

叱られもせず、子供でいることを
そのまま許されていた日々で
思い出すと、ほんわかします。

もろみ茄子は
「鎌倉のお土産」とお友達からいただきました。
食べたあと、ぴりりと大人の味がして
祖父のお酒のつまみにぴったりだなあ~
と思いました。




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トンネル

2009年01月14日 | Weblog
南予で2泊3日ほど過ごしてきました。

往復の高速道路は雪のため50km制限。
街を走るタイヤのままでしたから
路面凍結で滑ったらどうしようと怖いドライブでした!
横風を受けるたびに車体がドンっとゆれて
風の音も私をびびらせるには十分でした。
小心者ですから
自然を甘く見ていたと後悔しきり。

ところが・・
トンネルに入ると静かで穏やかで
積雪風景を見ない間は平常心に戻れます。
暗くて狭いトンネルを嫌いなドライバーが多いらしいのですが
私はわりと好きなんですよ。

近道ですし、一本道で迷いませんし
夏のカンカン照りの時や横なぐりの暴風雨の中で
一時的なシェルター(避難所)になりますし
ありがとうトンネルさん!ってかんじ。


心の調子が悪い時、
「トンネルに入ってしまった
 私は出られるのだろうか?」と
 不安な気持ちをトンネルに喩えて
 表現される方も多いですね・・・

もちろん、心のトンネルも
入り口から入れば、出口へ向かって進むのみです。
心のトンネルの長さにもよりますが
必ず出口に到着しますから、ご安心ください。

外は過酷な環境かもしれません。
しばらく、ゆっくり走りませんか?
きっと、
心のトンネルの入り口付近にも
「速度落とせ」の注意を促す看板が
でているはずです。


道路の路肩の積雪を見つけて
ひゃー!と焦った料金所の近くで
桜の木が春の準備をしていました。
吹雪の中でスタートボタンが押されるのですね。

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善人の家

2009年01月08日 | Weblog
昔ある村に、二軒の家がありました。
一方には善人が住んでおり
もう一方には悪人がすんでおりました。
善人の家からは笑い声が聞こえず
悪人の家からは笑い声が絶えませんでした。

善人の家には正しい人が住んでいたので
子供が大切な茶碗を割ったとき
母「気をつけろと言ったのに!」とお説教しました。
子「大事な茶碗を箱から出す方が悪い」と反論するので
どちらが悪いかを巡って
喧嘩が絶えませんでした。

悪人の家には、悪い人が住んでいたので
子供が大切な茶碗を割ったとき
母「怪我はないかい?出しっぱなしにして悪かったね」
子「壊してしまってごめんなさい」
とどちらも悪さを認めるので
喧嘩になりませんでした

随分前に教育テレビで
子供向けの人形劇をみたのですが
今でも思い出すお話です。

自分の方がより正しいとこだわらず
半分は正しく、半分は悪いと
潔く認められたら、
私はもっと楽に生きられそうです

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ハリー

2009年01月07日 | Weblog
実家に年の離れた弟がいます。
シベリアンハスキーの雑種でハリーと申します。
今年は9歳になるのかな。

子犬をいただきにいった先で、
一番にピョコピョコ
父の足元に駆け寄ってきた、おちびがこの子です。

そこにハリーが居るだけで、場が和みます。
庭に大きな穴を掘って怒られても、
呼べば、しっぽをブンブン振ってやってきます。

食事の時間になるとキッチンのドアの外から
控えめな合図で訴えます。
「自分も家族の一員だと思っとるからねえ」
と母が招き入れます。

甘え上手なハリー君と
頼られて元気が湧いてくる母を見ていると
いつも立派なあなたに、
こっそり教えてあげたくなります。
「時々は甘えたほうが喜ばれますよ」


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美しい

2009年01月06日 | Weblog
今年も始動開始です。
松の内も明日であけますから
漆器を拭き上げて片付けましょう。
日本の食器は、美しいと感じます。

昨日は
万葉集は漢字で書かれていると教えていただきました。
当時、日本に文字が無かったので、
中国の漢字を拝借して、当て字にしたそうですよ。

恋は、
「恋」と描く時もあれば
「孤悲」と表現する時もあって
詠み手の気持ちが漢字から伝わってきます。

混沌とした自分の気持ちと「言葉」が
ぴったり合う時に安堵しますね

万葉の時代から
親が子を想い、子が親を想い
愛しい夫や妻を想い、お友達や故郷を想い
自然や生物を愛する心がありました。
日本人の想う心は、美しいと感じます。




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平和

2009年01月05日 | Weblog
気持ちのよいお天気です。

戦争や飢餓で傷ついた人々も
この空を見上げているかと思うと
この平和な時間を
ことさらにありがたく感じます。

先日、屠蘇器の裏を見ると
結婚式のお祝いの品のようでした。
贈り主をみると、軍艦「常磐」 第8分隊一同
と書かれてありました。

私の父方の祖父は海軍の軍人だったし
私の母は女学校の級友と空襲を受けながら
名古屋で戦闘機を組み立てていました。
私の叔母は小学校の子供達を引率し
校庭で農作業していたそうです。

もしかすると戦争は、
危ういほど身近にあるものかもしれません。

「今、私にできること」で行動しなくては・・・
と考えて今日は「国境無き医師団」に募金してきます。



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お正月

2009年01月04日 | Weblog
年々、「お正月」が「連休」に変わってきました。

「日本文化いろは辞典」によれば・・・
お正月は我が家に歳神様をお迎えして祝う行事とあります。
門松やしめ飾りや鏡餅を飾り、歳神様を歓迎します。

歳神とは、
1年の初めに訪ねてくださり
今年の作物が豊かに実りますように!
家族全員が元気で暮らせますように!
という私達のお願いを
叶える約束をしてくださるありがたい神様だそうです。

驚いたことに実は「ご先祖様」が
春になると「田の神」になり、秋が終わると山へ帰って「山の神」になり
お正月には「歳神」になって見守ってくださるとか。

「明けましておめでとうございます」という言葉は、
年が明けて歳神様を迎える際の祝福の言葉でした。
神様への感謝の言葉を掛け合い、お互いに喜びあったそうです。

歳神様は、私の感謝が足りなくても
約束を破ったりしません。
ただ、
それをいいことに、
感謝しなくなっていく私を
恥ずかしく感じました。


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元日

2009年01月01日 | Weblog
明けましておめでとうございます!

元旦に決めた今年の目標です。

「私のソーセージ」

■創意工夫・・・で ますます笑顔上手になれますように
■誠実精粋・・・で 爽やかに接することができますように
■ジム時間・・・で 健康と時間を管理できますように


なあんとなく良い年だったね!と
満足できる一年になるように
コツコツ今日から行動あるのみです。




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