笑顔浴

優しい時間

玉白菜

2009年01月23日 | Weblog
白菜は清廉潔白の象徴で、
白菜を食べている虫は
子孫繁栄を象徴しているそうです。

清時代の末期に花嫁道具として作られたそうですが
白菜をエメラルドで彫刻するなんて、どきっとします。

どきっとしたのは、この作品が出来上がるまでに
いくつのエメラルドで失敗したか考えてしまうからでしょうか。

お金をかけず、凄い物ができると理想的ですが
世の中、そんなに甘くはありません。

大金を費やしても、完成する保証はありません。
失敗を怖れた瞬間から、高額な投資や重い責任は
プレッシャーとなって多くの人々を挫折させます。

素晴らしいと認められた作品の
創作者の心意気や執念を感じると

新しい挑戦をする者よ「その想い」を貫け
という声が聞こえてくる私です。



国立故宮博物館
http://www.npm.gov.tw/ja/collection/selections_02.htm?docno=1244&catno=16&pageno=2








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