笑顔浴

優しい時間

善人の家

2009年01月08日 | Weblog
昔ある村に、二軒の家がありました。
一方には善人が住んでおり
もう一方には悪人がすんでおりました。
善人の家からは笑い声が聞こえず
悪人の家からは笑い声が絶えませんでした。

善人の家には正しい人が住んでいたので
子供が大切な茶碗を割ったとき
母「気をつけろと言ったのに!」とお説教しました。
子「大事な茶碗を箱から出す方が悪い」と反論するので
どちらが悪いかを巡って
喧嘩が絶えませんでした。

悪人の家には、悪い人が住んでいたので
子供が大切な茶碗を割ったとき
母「怪我はないかい?出しっぱなしにして悪かったね」
子「壊してしまってごめんなさい」
とどちらも悪さを認めるので
喧嘩になりませんでした

随分前に教育テレビで
子供向けの人形劇をみたのですが
今でも思い出すお話です。

自分の方がより正しいとこだわらず
半分は正しく、半分は悪いと
潔く認められたら、
私はもっと楽に生きられそうです
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ハリー | トップ | トンネル »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事