バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

E2/Cis2

2009年04月25日 | リード調整

今日は午前中に10本組み立てる。やはり1時間半ほどかかってしまう。遅いのか普通なのか分からないが、もう少しペースが早くなれば1回の作業で20本いけるだろう。まぁ、以前20本やってみたこともあるのだが、時間がかかるのと、途中で作業に飽きてしまうのが難点。

ところで、写真は以前にも紹介した田中先生が書かれたリード調整箇所の図。今日、先生が開かれたリード講習会のノートを読み返していたところ、E/Cisがぶら下がってしまう場合の対処法がメモしてあった。あくまでも、先生が楽器店に卸していたリードが対象なので、他のリードにも対応するとはいえないが、参考にはなるだろう。

E/Cisがぶら下がる場合は、まず図のEの箇所を削り、様子を見て、Dの箇所を削る。つまり、リードの両サイドを薄くするわけだ。E/Cisがぶら下がる原因の一つは、リードの中央に対してサイドが厚いため、ということだった。

もう一つの対処方法は、リードのサイド(ブレード表面ではなく側面)を紙やすりで軽くこするというもの。ブレードの幅を狭くするわけだ。これも様子を見ながら少しずつやったほうがよいだろう。

最後の手段として、第2ワイヤーを立てるという方法があるが、これはあくまでも最終手段で、できるだけワイヤーはいじらないで調整したいほうがよい、とのことだった。自分でリードを作るようになって分かったことだが、削っていく過程でワイヤーをいじると全体のバランスが分からなくなってしまい、おおはばに削り直しをしなければならないことになってしまう。なので、第2ワイヤーでの調整は最後の最後の調整手段としている。

なお、第2ワイヤーを立てると図のEやDなどのサイドを削ったのと同じ反応があるとのことだった。

今日は午後にも時間ができたので、プッペから3本削る。ダンツィ1本。いつもの2本。夜にでも楽器で音出しして調整予定。


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