バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

リードの師匠

2010年07月29日 | リード調整
今年もリードの師匠にお会いすることができた。お忙しい中時間をとっていただき本当に感謝の言葉しかない。

昨年は、自分がリードを作り始めたときから目指している方向のリードの修正が必要な箇所などを教えていただいたが、今年は師匠が現在作っているリードの削り方を教えていただいた。

師匠のリードも年々改良が加えられ進化しているので、一昨年にお手本としていただいたリードと削り方がだいぶ異なる。削り方については、師匠に公開する許可をいただいていないので、ここで紹介することは控えるが、私にとっては衝撃的な削り方だった。同じように削れるか分からないが、とにかくこれからしばらくはその削り方で試してみることにした。目指す方向としては、軽いこと(反応がよいこと)、しっかりとハリがあること、コントロールがしやすいこと、ppが怖がらずに吹けること。

その他に、今回ご指摘いただいたのは、「削れる場所が削れていない」ということと「削ってはいけない場所が削られている」ということ。これは師匠の削り方との比較の上であるし、今まで自分が削ってきたスタイルと異なるので修正は難しいが、それを参考にして調整を試みたい。昨晩、その調整をしてみたが、半々くらいの確立でボツになるものと具合がよくなるものが出た。少し厚めだなと思っていたリードは具合が良くなり、使えていたものは薄くなりすぎて没となったので、今後の調整は慎重にやっていくつもりだ。

もう一つ調整の目安として教えていただいたのは、軽さの目安として、リードが乾いた状態でもクロウすることが大事だということ。これは今までに考えてもみなかったことなので、これからのリード作りでは大事な目安としていきたい。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« このごろのリードいろいろ | トップ | 削り直し »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
風に吹かれて (ヒロ)
2010-07-29 20:03:24
こんばんは、毎日 暑いですねっ

軽いリード・・・

どうも その方向を目指すのが、基本的には正解のようですね
最近つくづくそう感じています。

実は学生時代(30数年前)ですが、イーストマンウインドアンサンブルのFg奏者の女性と交流する機会があり、リードを1本いただいたことがあります。

ズバリ めちゃ軽~いリードで、悪く言うとペラペラ・・・

当時、厚めのリードを使っていた私には、なんとも頼りない感じでした。
(ちなみにいただいたリードは、決してデキの悪いリードではないとのこと)

交流した後、イーストマンの演奏を聴きましたが、Fgの音が実に伸びやかで、よく通っていました。


今さらながら、あの路線目指してみようかなと
最近強く思っております。

返信する
ヒロ様 (バスーンふぁんたじあ)
2010-07-30 07:12:01
ほんと、毎日暑いですね。エアコンの効いている部屋と、そうでない所の温度差がありすぎて、体調崩しそうです。

私の知人でも軽めのリードを使う方が増えてきたように思います。私を含めみな中年になり、体力的に重いリードではきつくなってきたせいもあると思いますです。

難しいのは、「軽い」と一言でいっても、好みの軽さというか、軽さの質が違うことです。楽器も違うし、吹き方も違うので当然といえば当然ですが…。ある方に私が軽いと思っているリードを吹いてもらうと、これは重すぎる、となり、その方のリードを私が吹くと、鳴らすポイントが違いすぎて吹けなかったりします。

リードが軽いからといって、必ずしも音がペーペーになるわけでもないし、音量が出ないわけでもなく、多分に吹き方や楽器との相性があるのだと思います。

現在、色々と削り方を試していますので、今度試してみてくださいネ。
返信する

コメントを投稿

リード調整」カテゴリの最新記事