チャンカヤ材×Fox2シェイパーでプッペを組むことに。この組み合わせは初めて。まずは、かまぼこまで加工してあったケーンをシェイプし、プロファイラーをかけて、組み立て。
また別の日にコマツ材×Fox2シェイパーで20本プッペを組み立てる。以前シェイパーまでかけてあったので、組み立てから。
組み立てるとき、私は第3ワイヤー→第2ワイヤーの順で巻き、第1ワイヤーはリードを削り始めるときに巻くことにしているので、組み立ての際に補助糸を巻くのは必須になる。
このとき、巻き始めに力を入れすぎると糸を巻く方向にケーンの上下がズレてしまうことがあるので、巻き始めはやさしく3~4周目からきつく巻く。
この後、マンドレルを入れるのだが、このときケーンのチューブ側は隙間が狭くマンドレルを入れづらい。なので、組み立て用マンドレルを使う。組み立て用マンドレルには、先の細いものやリーガーのBär modelのように少し平たくなったものがある。
私は、リードの師匠に教えていただいた組み立て用マンドレルを参考にして、既存のマンドレルをヤスリで削って作った自分用の組み立てマンドレルを普段使っているが、友人にリードの作り方を伝えるとき、このマンドレルを差し上げるわけにはいかないので、何か代わりになるものがないか、と考えていた。で、随分前にあるもので代用できないか、と作っておいたマンドレルを今回初めて試してみることにした。
何を差したかというと、
ドライバー。先端は、角をとってなめらかにしてある。これなら一本数百円だし、加工もさほど難しくない。
Bär modelと比較するとこのくらい薄い。
引き抜くとこのくらいの隙間ができるので、ここに組み立て用マンドレル(リーズンスタッフ製)を差し込んで、捻じらないようにぐっと押し込む。
上下がずれないように。
といってもずれる原因は様々なので、ずれていなければ組み立てとしては大成功といえる。ただ、ずれているから悪いリードというけではなく、ずれていない方が後の調整がしやすい、ということ。まぁ、ずれていないほうが振動しやすいとは思うけれど。
このとき重要なのが、第1ワイヤー付近をどのくら開いておく(立てておく)か、ということ。開きすぎると割れてしまうこともあるし、薄くて柔らかい材料だとブレード部分が変な形で形成されてしまう。まぁ、ここの加減は好みなのだろう。
ということで、20本。
ついでに、次回用にコマツ材プロカマ20枚をFox1シェイパーにかけておく。
さらに、思わず購入してしまったまだ試したことの無い丸材がリーズンスタッフから到着。
GÜNERの丸材1㎏。また暇をみて加工しよう。
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