GÜNERの丸材8本を加工したところ、0.16×3、0.17×4、0.18×5、0.19×4、0.20×7、0.21×4、0.23×1という、まだ8本だけながら、どちらかというと柔らかめよりの結果になった。
そのうち0.17と0.18を使ってとりあえず5本組んでみた。
2本は音が出るところまで削り、今後吹きながら調整していく。
ケーンの種類や硬さによってリードで削るときの感触が違うのだが、GÜNERはそれがより顕著だった。感触を上手く説明できないが、繊維状のものを削っているというよりも、固くなったクッキーを削っているような(クッキーを削ったことはないけれど)感じ。削りカスも他のものより粉っぽい。分かってもらえる人には分かってもらえると思うが、少し吹いて古くなってきたリードを調整するとき、繊維の感じが少し固くなって削ると粉っぽく削れるリードがある。最初からそんな感じ。
そのようなケーンなのか、このGÜNERの丸材は2017-2018産とあったので、経年変化のためなのかどうか。たまたま、削った2本がそうだったのか。今後も観察していきたい。
あとは、ポツポツといつものようにプッペを組んだりして、
猛暑を過ごしてきたが、久しぶりにピゾニーのGPケーンを入手してプッペを組む。
リードの製作を始めたころは、ピゾニーケーンを使っていたので、現在の私の作り方と削りかたで当時とどう変わったか確かめたいところではあるが、購入したGP ケーンはガウジングの厚さは、自分のものよりは薄いので単純な比較はできない。
以前は、ピゾニーの丸材を海外の専門店から取り寄せていたが、材の質も径もバラバラで、曲がりの大きいものが多く、使えそうなGPケーンまで仕上がるのが半分以下くらいになってしまった。そのため、ラボーロ材を試し始めてからしばらくして、ピゾニー材を使うのをやめた。
今回のピゾニーケーンで良い感じにリードが仕上がれば、またピゾニーの丸材を仕入れたいとも思うのだが、入手先が少なく他の丸材よりも高いこともあって、質の良くないものが多いかもしれないと思うと、購入をためらいますな。
最新の作業としては、ラボーロ材でFox2シェイパーのプッペを組む。