バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

削り方に迷う

2010年08月08日 | リード調整
ブレードの削り方に関してこれまでも試行錯誤してきて、とりあえずこの方向で進めようというスタイルが何となく見えてきていたのたが、ここにきて削り方についてまた少し迷っている。

Aタイプ…従来の削り方
Bタイプ…リードの師匠に教わった削り方
Cタイプ…AとBのハイブリッド
Dタイプ…その他

Aタイプは、リードを作り始めてから目指していた方向のもの。まだまだ安定していないが、無難に使える。軽く、明るめの音色(を目指している)。
Bタイプは、最近リードの師匠に教わった削り方。とにかく削るのが難しい。上手くできると、軽くも吹けるしパワフルにも吹ける(ppからffまで)。音色は太い感じの暖色系。
Cタイプは、基本的には従来のAタイプで削り、先端の処理をBタイプでおこなう。少し重めに仕上げたAタイプだとよい感じに仕上がる。軽めに調整してあるAタイプからだと、軽くなりすぎるかハリが弱くなりすぎる。音色は柔らかく暖色系。低音から高音まで音色のムラなく吹ける。強くハリのある音色が欲しいときには不満が残る。
Dタイプは、ガーフィールド氏の写真を見てブレードの陰影だけ真似て削ったリードで、サイズその他はA タイプと同じ。全体的に薄めに仕上がり、根元から先端にかけての薄い箇所は、まさに溝を掘るように、また曲線を意識して削るため時間がかかる。まだ数本試しただけだが、音色は大人しく暗めになる。ハリのある材料(ダンツィなど)で作ると、よい感じに仕上がるような気がする。

今迷っているのは、これまでのAタイプで突き詰めていくか、ハイブリッドのCタイプを研鑽していくか。

Bタイプは、とにかく削り方が難しいのと、これまでの削り方とまったく違うため、調整方法を一から研究しなければならないので、このリードを突き詰めていくのはあきらめようと思っている。Dタイプはもともとお試ししただけなので、参考程度にしておきたい。

うーん、迷う。考え方によってはCタイプのハイブリッドはこれまでのAタイプの延長線上にあるともいえる。これまで作りためたAタイプのリードはあまりいじらないようにして、しばらくは、新しいプッペからCタイプを作っていくのが良さそうだ。

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