FLORAが水耕栽培に取り組んだのはいつでしょう。
実は環境システム科に移行する前の園芸科学科草花班時代から
似たようなことをしていました。それがバイオエンジン。
サンパチェンスに水中根を発生させ、富栄養化した湖沼の
過剰養分を吸収させる研究です。今考えると立派な水耕栽培です。
環境システム科に移籍してからはセリやミツバ、
染料植物や薬用植物などさまざまな植物を題材に行ってきました。
面白いのは装置の変遷。昔は金魚のエアレーション装置がついた簡単なものでしたが
途中から小型ポンプで動かすものが主流となりました。
さらにより面白い装置も使ったことがあります。
それがこれ。外国製品ですが、植え付け部に黒いチューブが差し込まれています。
実は剥き出しの根にチューブから養液を垂らしているのです。
そしてもうひとつは日本製で、こちらも同じスタイル。
しかし養液を垂らすのではなく、静止式スプリンクラーを使って
高圧で勢いよく根にかける装置です。10年以上も前の装置ですが、
分類からいくとこの2つは噴霧耕栽培。現在、FLORAはミスト栽培を行っていますが、
それと同じエアロポニックスなのです。酸素たっぷりなので生育が良いこと、
少ない養液で栽培でき長所はありましたが、ノズルがよく詰まるので
気がつくと萎れて枯れていたということがよくありました。
つまりFLORAのようにミストを使うアイデアは最近のもの。
故障が少ない長所がありますが制御が難しく、あまり普及さてれていないのが現状です。
今回の発表で、古いけれど新しい噴霧耕栽培の実力を
改めて見直してもらえればうれしいと思います。
実は環境システム科に移行する前の園芸科学科草花班時代から
似たようなことをしていました。それがバイオエンジン。
サンパチェンスに水中根を発生させ、富栄養化した湖沼の
過剰養分を吸収させる研究です。今考えると立派な水耕栽培です。
環境システム科に移籍してからはセリやミツバ、
染料植物や薬用植物などさまざまな植物を題材に行ってきました。
面白いのは装置の変遷。昔は金魚のエアレーション装置がついた簡単なものでしたが
途中から小型ポンプで動かすものが主流となりました。
さらにより面白い装置も使ったことがあります。
それがこれ。外国製品ですが、植え付け部に黒いチューブが差し込まれています。
実は剥き出しの根にチューブから養液を垂らしているのです。
そしてもうひとつは日本製で、こちらも同じスタイル。
しかし養液を垂らすのではなく、静止式スプリンクラーを使って
高圧で勢いよく根にかける装置です。10年以上も前の装置ですが、
分類からいくとこの2つは噴霧耕栽培。現在、FLORAはミスト栽培を行っていますが、
それと同じエアロポニックスなのです。酸素たっぷりなので生育が良いこと、
少ない養液で栽培でき長所はありましたが、ノズルがよく詰まるので
気がつくと萎れて枯れていたということがよくありました。
つまりFLORAのようにミストを使うアイデアは最近のもの。
故障が少ない長所がありますが制御が難しく、あまり普及さてれていないのが現状です。
今回の発表で、古いけれど新しい噴霧耕栽培の実力を
改めて見直してもらえればうれしいと思います。