
これは2年生の男子2人の研究。
いずれも広い馴化温室で行われていますが
なぜか2つの研究とも同じ場所に設置されています。
理由は生命維持装置の共有。下にたくさんのチューブが見えますが
よく見ると奥に見える水色の装置に続いています。
これは自動かん水装置。白い鉢に植えられたダイズと
トウモロコシに朝夕2回点滴かん水するため1人の男子が設置しました。
しかしチューブは全部で10本。鉢は8個。つまり2本余っています。
これを見たもう1人の男子。彼は気化熱を利用した水耕栽培に挑戦していますが
気化熱で冷却するということは水が蒸発してなくなるのが前提。
これから夏日。つまり温室は一足早く真夏日になりますが
このままでは養液がなくなってしまいます。
そこで彼はこの2本の点滴チューブを借用して
自分の水耕装置に取り込み、水位を維持することにしたのです。
ちゃんと許可はもらったのでしょうか。
温室内の水利権の争いは避けたいものです。
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